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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第118話ネタバレ | |||
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黒執事 第118話 | |||
配信日 | 2016年7月18日 | ||
サブタイトル | その執事、改装 | ||
Gファンタジー | 2016年8月号 | ||
扉絵 | セバスチャン・ミカエリス | ||
単行本 | 24巻 | ||
登場人物 | シエル・ファントムハイヴ セバスチャン・ミカエリス ソーマ・アスマン・カダール アグニ ブラバット・スカイ エドワード・ミッドフォード エリザベス・ミッドフォード エドガー・レドモンド ハーマン・グリーンヒル ロレンス・ブルーアー グレゴリー・バイオレット クレイトン チェスロック ジョアン・ハーコート | ||
第118話 その執事、改装アグニ「みなさん!大変です!エリザベス様が!」 エドワード「ここは3階だぞ!?」 アグニ「そろそろお目覚めになる頃かと様子を伺いに来たのですが、その時にはもうお姿がなく…」 シエル「カーテンを繋いで外へ出たのか…」 エドワード「そんなにしてまで…何故なんだリジー…!」 シエル「お前、気付いてたな」 セバスチャン「ええ、ですが引き留めてどうなさるおつもりですか?囚人のように見張りを付けますか?それとも犬のように鎖で繋いでおきましょうか?」 シエル「貴様っ」 セバスチャン「言ったでしょう。他人の心を縛る事など不可能だと。エリザベス様の心がスフィア・ミュージックホールに捕られている限り、何度連れ戻しても同じ事の繰り返しになる」 エドワード「一体何がリジーの心を!?あそこにしかないリジーの“キラキラ”ってなんなんだ!?」 シエル「占い師に何かを吹き込まれ、洗脳状態の可能性もある」 エドワード「確かに…リジーは占い好きだし、ありうる話だ」 セバスチャン「誰かいらしたようですね」 アグニ「私が!」 シエル「とにかくリジー自身がこちらに帰りたいと思わなければどうしようもない」 エドワード「しかしリジーが何に執着しているのかわからない以上、手の打ちようがないぞ」 シエル「これはリジーだけの問題じゃない。ロンドン中の人間が血液実験を行う組織に心酔してるんだ。これ以上被害者を増やさないためにも…オイッ!うるさいぞ!一体何をやって…なんだこの子供の群れは!?」 ソーマ「何って…食料を分けてやってるだけだぞ?」 シエル「はぁ!?」 ソーマ「高貴な者の義務(ノブレス・オブリージュ)。英国にはそういうのがあるんだろ?俺は王子でこの館の総督。民衆に施しをしてやるのは当然だ!」 グニ「ソーマ様!ご立派になられて」 シエル「物には限界がある!これじゃ炊き出しじゃないか!」 セバスチャン「見慣れない顔がかなりある…別の区画のストリートチルドレンも集まっているようですね」 子供「だってここんちのパンが一番うめーんだ」 子供「おにいちゃん優しいし」 シエル「はッ!」 アグニ「シエル様、申し訳ありません。お叱りなら私が…」 シエル「はは…そうか。何故僕はこんな簡単なことに気付かなったんだ!」 アグニ「怒ってらっしゃらないですか?」 シエル「怒る?逆だ!よくやったお前達!」 アグニ「えぇっ!?」 ソーマ「だろ~!?」 『2時間後 スフィア・ミュージックホール』 「やっと第四土曜だよ~俺、フリ覚えてきたぜ!」 「今日は何歌うんだろう?」 「もーテンションヤバイ」 ♫《あまねく光 星の海 魂迷う星屑よ 終わりなき夜 照らすのは青く輝く一等星 我らの光捧げよう 永遠のきらめき守るためにも》 「ご斉唱ありがとうございました」 レドモンド「それでは今夜も守護星の輝きをあなた達に届けよう。歌おう。みんな一緒に!」 「S4達、新衣装よ」 「待ってましたS4」 「かっこい~!」 S4「今日は新曲をお披露目するぞ。それでは聴いてください。“シリウスを探して”」 「まだコーラス隊がハケてない…」 「段取りミスか!?」 P5「オイ偽物ども。その程度の輝きで“キラキラ”?笑わせんな。俺達が本物を教えてやるぜ!」 ブルーアー「あれは…!?」 グリーンヒル「ミッドフォード!?」 バイオレット「チェスロック…」 レドモンド「ハーコート!?カダールまで」 チェスロック「さあいくぜぇ!」 ♫《ハリボテの夜空 イミテーションの星 幻影灯で作られた退屈なサタデーナイト 暗黒の夜空デストラクションの星 綺麗なだけじゃない スリリングなスリープレスナイト 玩具ではしゃいでたオコサマにSay good bye さあ俺の手を取って 連れ出してやる 今夜 新しい夜の世界へ!》 「誰?」 「これって演出?」 「いや…乱入じゃね?」 「ちょっとイイかも…」 エドワード「ロンドンの夜を支配するのは俺達ファントム・ファイブだ!もっと踊りたい奴は表に出な。朝まで暴れさせてやるぜ?」 ブラバット「(まさか、まさか) そ…そんな…ウチの目の前は廃れた小劇場だったはずじゃ…」 シエル「この物件、思ったより安く買えたな」 セバスチャン「それはようございました。ですが、資金はともかく2週間で改装を含む開店準備を整えろだなんて…相変わらず無茶を仰る」 シエル「ふん、他人の心が縛れないなら自ら選ばせればいい。ただそれだけの話だ」 セバスチャン「それにしても本家の目の前で二番煎じとは…坊ちゃんも人が悪い」 シエル「菓子・玩具・レストラン・カフェ…我が社はエンタテインメント総合企業だ。劇場経営に乗り出すのは自然な流れだろう。さあ極上の京楽(サービス)をお前達に教えてやろう。ファントム・ミュージックホール開場だ!」 | |||
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