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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第133話ネタバレ | |||
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黒執事 第133話 | |||
配信日 | 2017年10月18日 | ||
サブタイトル | その執事、没了 | ||
Gファンタジー | 2017年11月号 | ||
扉絵 | シエル(兄)、シエル(弟)、セバスチャン(犬) | ||
単行本 | 26巻 | ||
登場人物 | シエル・ファントムハイヴ(弟) シエル・ファントムハイヴ(兄) ヴィンセント・ファントムハイヴ レイチェル・ファントムハイヴ タナカ | ||
第133話 その執事、没了使用人「シエル坊ちゃん、どうか出ていらしてください。もうすぐ家庭教師が来ちゃうよ」 シエル(兄)「やだ!僕もう勉強なんかしない!みんな出てって!」 タナカ「駄々をこねるなんて坊ちゃんらしくありませんぞ」 シエル(弟)「そうだよ。どうしちゃったの?」 兄「お前にはわかんないよ!もう放っとして!」 レイチェル「あらあら、朝からなんの騒ぎ?」 弟「お父様、お母様。シエルがベッドから出てこないんだ。もう勉強したくないって」 ヴィンセント「……」 レイチェル「まぁ、どうしたのかしら。お父様とお母様でお話をしてみるわ。あなたは先に学習室に行っていなさい」 レイチェル「シエル」 兄「僕、お尻を叩かれても絶対勉強しないから!」 レイチェル「あら、シエルは怒られるようなことしたの?」 ヴィンセント「勉強したくないのには何か理由があるんだろう?怒らないから私達に教えてくれないか」 兄「…だって…~って言うから」 レイチェル「ねぇ、お母様はちゃんとシエルの顔を見てお話したいわ」 兄「ぼ…牧師じゃなくて…ロンドンでオッ…オモチャ屋になりたいっていうんだ…僕をひとりにするって…ずっと一緒じゃないって…なら伯爵になる勉強なんかしたくない~わぁ~~っ!僕も伯爵じゃなくてオモチャ屋になるぅ~~~」 ヴィンセント「二人ともそんな話をしていたのか」 レイチェル「泣かないでシエル。気持ちはよくわかるわ。生まれてからずっと一緒だったんだものね。私も嫁に来る時、妹と離れるのは寂しかった。あなた、指輪を貸してくれる?」 ヴィンセント「?いいけど…」 レイチェル「シエル、手を出してみて」 兄「これ…」 レイチェル「それはファントムハイヴ伯爵だけが着けられる指輪。お母様も嵌めちゃいけない。お父様と未来のあなただけが着ける資格がある特別な指輪。綺麗でしょう。星のきらめきを閉じ込めた深い青。あなたの瞳によく似た色だわ。伯爵はオモチャ屋のように努力すればなれるものではない。ファントムハイヴ伯爵はあなたしか継げないものなの」 兄「でも…」 ヴィンセント「弟と一緒にオモチャ屋になる…確かに伯爵家の長男には難しいかもしれない。でも貴族の次男がオモチャ屋になるのも楽な道じゃないぞ。そんな時、お前が伯爵になっていれば、弟を支えてやれるはずだ」 レイチェル「そうよ。たとえ離れていても二人が兄弟であることに変わりはないわ。ピンチの時に駆けつけてくれる伯爵のお兄ちゃん…私はかっこいいと思うなぁ」 兄「…そっかぁ…やっぱり僕はファントムハイヴ伯爵になるしかないんだね。わかったよ」 『12月14日』 兄「シエル朝だよ」 弟「う~ん…」 兄「本読んで夜ふかしするからだぞ。今日のアドベントカレンダー開けちゃうよ」 弟「いいよ~」 兄「うさぎのフェーヴだ」 弟「はい、シエルの分」 兄「かわいいね。あっ、そうだ。10歳のお誕生日おめでとう」 弟「シエルもおめでとう」 レイチェル「お誕生日おめでとう私の天使達!」 兄「ありがとうお母様」 ヴィンセント「ディーデリヒやクラウスからもプレゼントが届いてるね」 レイチェル「アンやフランシスからも」 タナカ「僭越ながら使用人一同からもご用意しております」 弟「なんだろう?」 兄「楽しみね」 レイチェル「今日は特別にお勉強はナシ!夕食まで遊んでらっしゃい」 シエル「わーい!」 使用人「6時頃、晩餐用のお召し替えのお手伝いに参りますからね」 シエル「はーい」 『6:00』 弟「寝ちゃってた。じいやは?」 兄「まだみたい」 『6:16』 弟「まだかなぁ」 兄「きっとすごいパーティーの準備をしてるんだよ」 『6:40』 弟「じいや遅いね…」 兄「うん…」 『6:42』 弟「なんで誰も来ないの?」 | |||
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