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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第143話ネタバレ | |||
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黒執事 第143話![]() | |||
配信日 | 2018年8月18日 | ||
サブタイトル | その執事、挙揚 | ||
Gファンタジー | 2018年9月号 | ||
扉絵 | エリザベス・ミッドフォード | ||
単行本 | 28巻 | ||
登場人物 | シエル・ファントムハイヴ セバスチャン・ミカエリス フィニアン スネーク メイリン バルドロイ シエル・ファントムハイヴ(兄) タナカ 葬儀屋 (アンダーテイカー) アレクシス・レオン・ミッドフォード エドワード・ミッドフォード エリザベス・ミッドフォード アバーライン スカイ・ブラバット | ||
第143話 その執事、挙揚エリザベス「ずっと嘘を吐いていたのは彼よ」 シエル「エリザ…ベス…」 セバスチャン「成程…エリザベス様がお戻りにならなかった理由…それは婚約者と再会したからだったのですね」 エドワード「リジー!何故そんな大事なことを隠していたんだ!?シエルもどうしてすぐに帰ってこなかった!」 シエル(兄)「エドワード、僕はずっと自由に動くことすらままならない身体だった。でもリジーが支えてくれたおかげでこうして家に戻ってくることができたんだ」 アレクシス「待ってくれ。死んだと思っていた兄が生きていて…弟が兄になりすまして伯爵に?何故そんなことを?お前達ちゃんと私にわかるように説明しなさい。私はファントムハイヴ伯爵の後見人だ。全てを知る権利がある」 シエル(兄)「もちろんです叔父様。お前も全てを話してくれるね?」 警官「アバーライン警部!地下室から大量の血液瓶が発見されました!スフィア・ミュージックホールで押収したものと同じです!」 「!!」 警官「アバーライン警部!」 アバーライン「今度は何だ!」 警官「潜伏していたブラバットを確保しました!」 シエル「ブラバット・スカイ…!?」 警官「ほらっ、さっさと歩け!」 ブラバット「あいたた…そんなに乱暴しないでくれないか」 シエル「(心のどこかでその可能性を否定しようとしていた。だがこれでもう間違いない。頑なにスフィア・ミュージックホールから戻らなかったエリザベス。僕の顔を見て怯えたバイオレット。死亡予定者の不可解な命日延長を調査する死神。市民から集めた血液で延命し続けた官僚や貴族達。それを可能にしていた人間より高度な技術を持つ存在。そして共に現れたシエルとアンダーテイカーとブラバット。犠牲者を出してまでスフィアが求めていた“シリウス”型の血液。つまり、カルト教団スフィア・ミュージックホールの教祖の正体は…蒼き星・シリウスは…)」 アバーライン「お前がカルト教団を先導し市民から血液を不当に採取していた教祖だな?」 ブラバット「教祖?僕がシリウス様だって?君らは本当に何も見えてないんだねぇ」 アバーライン「なんだと?」 ブラバット「シリウス様は僕らのような屑星とは比べものにならないきらめきを持っておいでだ。僕はシリウス様の教えを広める宣教師。元々は蒼き星のきらめきに惹かれただけのしがない占い師だけどね。それも当たらないと評判の」 アバーライン「嘘を吐くな、この殺人鬼め!」 ブラバット「これだから屑星は嫌なんだ。僕達はこんな野蛮な行為はしない。スフィア・ミュージックホールは迷える屑星達にキラキラを…食事と娯楽による幸福を与えるかわりに我らを導く一等星たるシリウス様を輝かせるための血液を集める場だった。結果として屑星達に幾ばくか犠牲を出してしまったのだけど、一等星であるシリウス様と屑星達の価値などどちらが大切か比ぶべくもない。大義のためには仕方ないこただったんだよ」 警官「屑星だと!?」 警官「何が大義だ!」 警官「そんなことのために罪のない市民の命を奪ったのか!?」 ブラバット「シリウス様の輝きの一助になれたのなら彼らも本望だと思うけどね。けれど、こうなったことさえきっと星の導き。この程度の苦難で彼の輝きが曇ることなどありはしない」 アバーライン「彼…?」 ブラバット「そうでしょう?僕の蒼き星…シリウス様」 警官「ファントムハイヴ伯爵がカルト教団スフィア・ミュージックホールの教祖!?」 セバスチャン「やられましたね坊ちゃん。今の貴方は何者かの情報通り邸宅にブラバットを匿い、大量の血液を隠し持っていた人物です。これらの状況証拠に加え実行犯のリーダーの証言…面倒な事になりましたね」 警官「しかし伯爵はライバルホールを作ってスフィアと争っていたはず」 警官「名前を変えた二号店かもしれないぞ」 エドワード「なっ、なんだと!?僕らは断じてそんなことはしない!」 警官「だがファントム・ミュージックホールができてからロンドンでの犠牲者は確実に増えていたんだ!」 シエル「……」 エドワード「本当なのか?」 アバーライン「待ってくれ。それは…っ!(しまった…一般の警察官達は女王の番犬の存在を知らされていない)」 警官「彼には身分詐称の容疑もかかっています!」 セバスチャン「お見事」 アバーライン「ファントムハイヴ伯爵…いえファントムハイヴさん。スフィア・ミュージックホール連続殺人事件の重要参考人として署までご同行願えますか」 | |||
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