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原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第117話ネタバレ | |||
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黒執事 第117話 | |||
配信日 | 2016年6月20日 | ||
サブタイトル | その執事、丁々 | ||
Gファンタジー | 2016年7月号 | ||
扉絵 | エリザベス・ミッドフォード | ||
単行本 | 24巻 | ||
登場人物 | シエル・ファントムハイヴ セバスチャン・ミカエリス エドワード・ミッドフォード エリザベス・ミッドフォード ブラバット・スカイ ジークリンデ・サリヴァン ヴォルフラム | ||
第117話 その執事、丁々セバスチャン「エリザベス様…」 エリザベス「ここから先は行かせない!」 セバスチャン「エリザベス様、ご家族も坊ちゃんも心配しておいでです。お戻り下さい」 エリザベス「帰らないわ!」 セバスチャン「(坊ちゃんのフィアンセでなければ楽に始末出来るんですが…) いつも坊ちゃんの笑顔を願われていた貴女が何故このような事を?」 エリザベス「何故ですって?そんなのわかるわけないじゃない!あたしだってどうしていいかわからないの。でもあたしは…あたしだけはそっちに帰れない!」 セバスチャン「エリザベス様、貴女の才能(つよさ)、驚嘆に値しますよ。人間にしてはですが」 エリザベス「い…行かせな…」 セバスチャン「やれやれ…嗚呼良かった。折れてませんね。人間という生き物は予想以上に脆く加減が難しい。さて…」 セバスチャン「成程…こうして参加者の血液を集めていたのですね (星の名前ごとに血液が管理されている。シリウスは珍しいと聞いていましたが、これ程差があるとは…)」 セバスチャン「只今戻りました」 エドワード「リジー!良かった…!」 セバスチャン「ミュージックホールの奥にあった施設で手に入れた血液ですが、全てサリヴァン様に預けて参りました。目を輝かせてらっしゃったのですぐに何か報告があるかもしれません。ニナさんが仰っててた“星の名前を持つ4人”、残念ながら彼らの姿は確認出来ませんでした」 エドワード「そんなことより執事!何故悪事の証拠を目の前にしながらそのまま帰ってきた!」 セバスチャン「エドワード様…ミュージックホールを破壊して意味がないと思ったからです」 エドワード「は?」 セバスチャン「私はいくつも見て来ました。宗教戦争で信仰を折るために潰された教会や寺院を。しかしそれらは偶像に過ぎない。それどころか人々の熱狂をより加速させる可能性が高い。止められれば止められるほど想いは燃え上がる。壊したところで所詮一時凌ぎ。人間とはそういう生き物でしょう?いまやロンドン市民にとってS4やブラバットはカリスマ的存在。彼らを強制排除したところで逆効果にしかなりませんよ」 エドワード「では…一体どうすれば…」 セバスチャン「人の心というのはとても厄介ですよ。肉体と違い心は見る事も触れる事も出来ない。たとえ悪魔であろうが神であろうが、真の意味で他者の心を縛る事など出来はしないのですから」 | |||
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