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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第125話ネタバレ | |||
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黒執事 第125話① | |||
配信日 | 2017年2月18日 | ||
サブタイトル | その執事、搬送 | ||
Gファンタジー | 2017年3月号 | ||
扉絵 | シエル、ソーマ | ||
単行本 | 25巻 | ||
登場人物 | シエル・ファントムハイヴ セバスチャン・ミカエリス ソーマ・アスマン・カダール アグニ ジークリンデ・サリヴァン ブラバット・スカイ エドガー・レドモンド ハーマン・グリーンヒル ロレンス・ブルーアー グレゴリー・バイオレット フランシス・ミッドフォード チェスロック ジョアン・ハーコート クレイトン グレル・サトクリフ オセロ | ||
第125話① その執事、搬送ソーマ「シエル!もうファントム・ファイブはやらんのか?新しいダンスも考えたんだぞ」 サリヴァン「せっかく光の杖の試作品を改良してきたのに!ボクが開発した声の箱も燕の翼ももったいないだろう!」 シエル「エドワードが母親に連行されたんだ。当面は活動停止するしかないだろう。あそこに関しては僕も太刀打ちできん。それにP5はメンバーの殆どが学生で長期的に活動するのは難しい。プロを雇ってきっちり公演した方が今後の運営が安定する。当面の目的は果たせたしな」 ソーマ「当面の目的?」 セバスチャン「坊ちゃん、馬車の用意が整いました」 シエル「今行く。また今度な」 アグニ「シエル様。少しよろしいでしょうか」 シエル「お前までなんだ。帰ってからに」 アグニ「この事件、もしやファントム・ミュージックホールが引き金になったのではありませんか?」 シエル「それが?」 アグニ「王子は気付かれていませんが、間接的に殺人事件に関与させられたということに違いありません。どうか王子を危険な事件に巻き込むことはお止めください」 シエル「わかった。二度とあいつもお前も利用しない」 アグニ「そんな言い方をされずとも…!王子は友人たるシエル様の力になりたい一心で」 シエル「僕はあいつを友人と思ったことなどない」 アグニ「!!」 シエル「第一、僕がお前達に英国に留まってほしいと頼んだことが一度でもあったか?」 アグニ「それは」 シエル「最初に僕の事情に首を突っこんできたのはお前達のほうだ。僕は手持ちのコマはなんでも使うぞ。それが嫌ならさっさと荷物をまとめて国へ帰れ。行くぞセバスチャン」 セバスチャン「は」 アグニ「シエル様!」 セバスチャン「主人の安全と幸せが第一…アグニさんは執事の鑑ですね」 『パブ』 レドモンド「どうだった?」 グリーンヒル「そこら中ヤードだらけだ。S4を捜してる」 ブルーアー「夜になるまでどこかに身を潜めていた方がいいな」 シエル「いい宿を紹介しようか。少々ベッドは堅いが頑丈な鍵付きの個室だ。中からは開けられないがな」 「お前は!」 シエル「カリスマ的人気を誇ったS4が場末のパブでこそこそ茶を啜っているとは世知辛いな。せめてフードでも頼んだらどうだ」 セバスチャン「パブのマスターおすすめのフィッシュ&チップスとステーキ&エールパイです。皆さんでどうぞ」 シエル「さて、お前達に一つ聞きたい。ブラバットとエリザベスはどこだ」 グリーンヒル「エリザベス?ミッドフォードの妹のことか?」 シエル「しらばっくれるな。ずっとスフィア・ミュージックホールにいたはずだ」 グリーンヒル「いや、本当に会っていないんだ」 ブルーアー「僕らは何も知らない!まさかブラバットがあんな恐ろしいことを…僕らがキラキラを届けることで悪事の片棒を担がされていたなんて」 シエル「なんだと?」 レドモンド「俺達は本気で皆に楽しんでほしかっただけなんだ。ブラバットに従えば皆が笑顔になっていく…それが嬉しくて」 セバスチャン「では曜日別の集会で血液を集めていた事も?」 レドモンド「ああ。俺達は一曲歌ったら退出するように言われていた。皆“銀河浴”で癒されているものだとばかり…」 シエル「そういえば一人足りないな」 グリーンヒル「バイオレットは新聞にスクープされた日に姿を消した。一体どこにいるのか」 セバスチャン「彼は希少なシリウスの血液を持っていた筈。血を抜く為にブラバットが連れて行ったのかもしれませんね」 「なっ…!?」 「じゃあ、たまに一人だけブラバットに呼び出されていたのは…貧血で倒れていたのはまさか!?」 セバスチャン「まず間違いなく足りない血液を補填させられていたのでしょう」 「何故何も言ってくれなかったんだ。今頃バイオレットは…」 シエル「今一度聞く。ブラバットの行き先に心あたりは?」 レドモンド「あっ!そういえば2号館の話をしていなかったか?どこだかに作っている最中だって」 「確かに言ってたな。視察するといって月に何度か不在にしていた」 「場所は…くそ…聞いたはずなのに」 ブルーアー「確か…ノース…ちがう…ええと…バース!バースだ!」 セバスチャン「バースといえば英国有数の温泉街。ご老人や退役軍人が集まる保養地にミュージックホール…ですか」 シエル「ゆっくり雲隠れするには絶好の場所だな。行くぞセバスチャン」 ブルーアー「あ、ファントムハイヴ!待っ…」 | |||
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