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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第145話ネタバレ | |||
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黒執事 第145話 | |||
配信日 | 2018年10月18日 | ||
サブタイトル | その執事、護送 | ||
Gファンタジー | 2018年11月号 | ||
扉絵 | シエル、セバスチャン | ||
単行本 | 28巻 | ||
登場人物 | シエル・ファントムハイヴ セバスチャン・ミカエリス フィニアン スネーク メイリン バルドロイ シエル・ファントムハイヴ(兄) タナカ 葬儀屋 (アンダーテイカー) ブラバット・スカイ アバーライン | ||
第145話 その執事、護送『護送馬車の中』 ブラバット「随分飛ばすなぁ。シリウス様を乗せているんだから安全運転で頼みたいね。ところでシリウス様、今どんな気分なんだい?一夜にして名門伯爵家当主からブタ箱直行の連続殺人犯へ堕ちる気分は」 セバスチャン「そういう貴方こそカリスマ占い師から囚人に転落した訳ですが、随分と余裕ですね」 ブラバット「にははっ!まあ僕はこれも仕事のうちだからね」 セバスチャン「ほう?狂言によりカルト教団教祖の罪を他人になすりつけ、捨て身で牢獄へ収監されることが占い師の仕事とは知りませんでした」 ブラバット「でも僕の占いは当たっただろう?ブラックホールに惹かれて軌道を外れた星は永遠に闇の中を彷徨うだろうってね」 セバスチャン「占い?貴方の占いは事前に対象者の情報を得て行うホット・リーディング(いかさま)だ。当たるも何もないでしょう」 ブラバット「…占いはね…でも君のことは見た瞬間わかったよ。“違う”って」 警官「おい!私語を慎め!立場を弁えろ人殺しども!」 ブラバット「おおこわ。さて僕らはあと何時間臭い馬車に揺られればいいのやら」 セバスチャン「ふっ…そう長い時間ではないかもしれませんよ」 警官「黙れと言って」 セバスチャン「警視庁の皆様、お気を付け下さい。ファントムハイヴ領は夜になると獰猛な獣が出ますので」 警官「はあ?そんなもの…へ…あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」 警官「一体どうした!」 警官「うわああああああ」 『ファントムハイヴ家』 アンダーテイカー「良かったのかい?伯爵。使用人達を野放しにして」 シエル(兄)「アンダーテイカー、僕はね、兄弟喧嘩をしたことがないんだ。もちろん子供らしい言い合いをしたことくらいはあるけど。だから僕は今楽しみで仕方ない。弟と本気で兄弟喧嘩ができそうなことが」 アンダーテイカー「ヒッヒ…そうかい」 シエル「ところでタナカ。お前は行かなくて良かったのか?」 タナカ「私は先々代よりファントムハイヴ家に仕える身ですから」 シエル「そうか」 『アバーライン警部の馬車』 アバーライン「(伯爵…いやファントムハイヴさんは伯爵家の正統な次男だった。長男が行方不明になったのであれば正当な手続きをふむことで爵位も財産も継承できたはず。それなのに兄に成り代わる動機は?)」 アバーライン「(当主の遺体も遺言もない場合、相続が認められるには何十年もかかる場合がある。身分と財産をてっとり早く手に入れたいから?それとも兄と父が連続で死亡したことによる高額な相続税を支払いたくないから?いやありえない!そんなもののためにあの幼さで女王の番犬の責務に耐える意味なんて)」 警官「アバーライン警部!あれを…!」 アバーライン「これは一体!?」 ブラバット「はぁ~一張羅が泥だらけだよ」 アバーライン「ブラバット!?何があった!?」 ブラバット「いやあ驚いた。まさか不慮の事故で馬車が横転しちゃうなんてさ。警官の人たちはあっちでノビてる」 アバーライン「ファ…ファントムハイヴさん達は?」 ブラバット「さあ?投げ出されて谷底に落ちちゃったのかもねぇ」 アバーライン「…っ!すぐに捜索隊を出せ!」 警官「はっ!」 アバーライン「お前は私の馬車に乗るんだ!」 ブラバット「はいはい。高等法院での戦いを楽しみにしてたんだけどなぁ」 バルドロイ「よぉ、おふたりさん、約束通り賃金取り立てに来てやったぜ」 セバスチャン「やれやれ…今すぐには無理だと言った筈ですが。こういう時ばかり仕事が早いんですから。現金は使用人ですね」 | |||
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