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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第124話ネタバレ | |||
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黒執事 第124話 | |||
配信日 | 2017年1月18日 | ||
サブタイトル | その執事、明徴 | ||
Gファンタジー | 2017年2月号 | ||
扉絵 | シエル、セバスチャン、アバーライン | ||
単行本 | 25巻 | ||
登場人物 | シエル・ファントムハイヴ セバスチャン・ミカエリス ソーマ・アスマン・カダール ピット アバーライン ランドル ブラバット・スカイ | ||
第124話 その執事、明徴「大事件だよ!新聞1部1ペニー!」 「スフィア・ミュージックホールが!?嘘だろ!?」 「おっかねえ」 『タウンハウス』 ピット「相変わらずファントムハイヴ家のアフタヌーンティーは最高ッスわ。昔からここんちのプディングが一番美味いッス」 セバスチャン「お褒めに預かり光栄です。ピット様」 ピット「そういやタナカさんは元気スか?」 セバスチャン「ええ、お変わりなく」 ピット「金が無い頃は散々メシの世話になりましたよ。今も無いッスけどね。それにしてもシエル坊ちゃんの悪戯好きはとんでもない方向にパワーアップしちゃったッスね」 ソーマ「昔のシエルは悪戯っ子だったのか?」 ピット「そりゃもう好奇心の塊でヴィンセントさんもタナカさんも手を焼いてたッスよ」 シエル「嘘を吐くな」 ピット「またまた~昔、家族写真撮ってあげた時とかシエル坊ちゃんが動くから何回も撮り直しになったじゃないスか。俺まだ写真持ってますよ」 ソーマ「本当か?見たい!」 ピット「ほら」 シエル「余計なことをするな!」 ソーマ「なんだシエル。そんな怒らなくてもいいだろう」 ピット「あははっ、乾板とってあるんで何枚でもどうぞ」 シエル「チッ」 アグニ「シエル様、お客様です」 セバスチャン「これはアバーライン警部」 アバーライン「伯爵、お聞きしたいことがあり参りました」 セバスチャン「お二人とも申し訳ないのですが席を外して頂けますか?」 ピット「んじゃ俺はお暇しまッス」 アバーライン「伯爵、これは貴方の仕業ですね?」 アバーライン「この新聞によってスフィアと癒着していた官僚や貴族はだんまりを決め込み、警察はスフィア・ミュージックホールを摘発できた。しかし、ここまでタイミング良く事件現場を写真に収めることなんてできるものでしょうか?不自然すぎる」 シエル「君には今回の件で検死にご協力頂いた。知る権利があるな。席にかけたまえ。セバスチャン、彼にお茶を。こちらが睨んでいた通りスフィア・ミュージックホールは参加者から血を抜いていた。その目的は輸血の研究のためと推測したのだが、調査の結果、奴らの技術は僕らの想像を遥かに超えて進んでいたことがわかったんだ。奴らは血液を4種に分類し、拒絶反応を回避する輸血技術をすでに確立させていた」 アバーライン「えぇっ!?」 セバスチャン「ブラバットは占いにみせかけて薬液の反応で来場者の血液を4種類に分ける作業をしていたのですよ。ブラバットや参加者の反応から4種の採取量に差がある事は予測出来ました。しかし施設内部に保管されていた血液量は我々の想像以上に偏りがあったのです。その割合は、ポラリス44%、ベガ44%、カノープス10%、シリウス2%」 アバーライン「シリウスが極端に少ない」 シエル「そう。この状況で奴らが失血死を出してしまっているならば、ボロを出させるのは簡単だ。供給源を奪ってしまえばいい。仮に血液保管量を人間1000人に置き換えてみると、シリウスは初めてから20人しかいない。僕らは今回客の2割を奪った。結果、一番多いポラリスとベガが440人から352人に。シリウスは20人から16人になる。たとえ奪った割合が少なくとも実数がゼロに近いシリウスには影響が大きいはず。そうすればすぐにこうなると思ってた」 セバスチャン「実際スクープしたご遺体はシリウスの方でしたね」 アバーライン「ちょっと待ってください。つまり、伯爵はシリウスから死者が出るよう仕向けたということですか?それは…あまりに非情な手段では…?」 シエル「正義の警察が取れない手段だから悪の貴族がやったというだけだ。もっといい方法があったなら僕がこうする前に実行してほしかったものだね」 アバーライン「それは…っ…確かに…仰る通りです。自分に力がなかったばかりに見ていることしかできなかった。不甲斐ないにもほどがある!次こそは貴方の手を汚さず事件を解決してみせます!必ず!」 シエル「早く出世したまえ、アバーライン君」 『ブラバットサイド』 「ブラバット様…我々はこれからどうなるのですか?」 「キラキラが取り戻せると聞いたからあれだけのお布施をしたんだ!」 「お前らはまだいいだろう!シリウスの私は先週からきらめきを分け与えられていないんだぞ!」 「何か仰ってくださいブラバット様!」 ブラバット「ギャーギャーうるさいなあ。初めから老いぼれのためのシリウスなんて一滴もないんだよ?今までおこぼれにあずかれてただけでもありがたいと思ってほしいね」 「どういうことだ!?」 ブラバット「どうって…君らも一緒に歌ってたじゃないか。終わりなき夜、照らすのは青く輝く一等星。我らの光も捧げよう。永遠のきらめき守るためにも。全ては蒼き星のためにある。だからもう終わりなんだよ」 | |||
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