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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第147話ネタバレ | |||
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黒執事 第147話![]() | |||
配信日 | 2018年12月18日 | ||
サブタイトル | その執事、唐様 | ||
Gファンタジー | 2019年1月号 | ||
扉絵 | 劉 (ラウ)、藍猫 (ランマオ) | ||
単行本 | 28巻 | ||
登場人物 | シエル・ファントムハイヴ セバスチャン・ミカエリス フィニアン スネーク メイリン バルドロイ 劉 (ラウ) 藍猫 (ランマオ) | ||
第147話 その執事、唐様ラウ「賞金首みーっけ」 セバスチャン「上海マフィアである貴方が警察の真似事とは」 ラウ「お金が出るなら喜んで膝に侍ってみせるさ。相手が誰だろうとネ。それにしても驚いたよ伯爵。上品な顔して随分と大胆なことをしでかしたね。さあランマオ、狩の時間だ」 ランマオ「はい、お兄さま」 セバスチャン「坊ちゃん、お下がりください」 バルドロイ「そっちこそ可愛い顔してなんて馬鹿力だよ!」 ランマオ「社長サン、サービスするヨ」 バルドロイ「は?えっ…な…なんだ!?」 ラウ「あっはっは!もーランマオったらダメじゃないか」 ラウ「ってわけで、ようこそ我の桃源郷。君達が警察に追われていると小耳に挟んでね、これは伯爵に恩を売るチャンスだと馳せ参じたわけさ」 スネーク「うっ…変な臭いで目眩がするってオスカーが言ってる」 ラウ「変な臭いとは酷いなぁ。この香りで皆いい夢を見てるのに」 セバスチャン「夢…ですか」 「ボス、お客様の分も煙草をご用意しますか?」 ラウ「煙より風呂と着替え。あと食事かな」 「かしこまりました」 ラウ「おぉ~いいねいいね。よく似合ってるじゃないか。サイズが合って良かったよ。君達、下水道のドブネズミみたいに臭かったから。キミ似合うねぇ~」 セバスチャン「恐縮です…」 ランマオ「飯できた」 スネーク「美味しそう!ってエミリーが言ってる」 ラウ「塩と胡椒の味しかしない英国料理とは一味も百味も違う…中国四千年の味を堪能してって」 セバスチャン「ラウ様、この度のご厚意、感謝致します」 ラウ「やだな~執事くん。誰が厚意(タダ)なんて言った?これは貸しだよ。伯爵最大のピンチを助けてあげたんだ。いずれ利子つけて返してもらうから遠慮することないさ。で、伯爵は一体何やっちゃったの?」 ラウ「へぇ~そんなことがあったんだ」 セバスチャン「最大のピンチと仰ってましたよね?」 ラウ「君達これからどうするつもりなの?」 セバスチャン「一旦国外に腰を落ち着け、今後の事を考えたいと思っております。当初の目的はドイツだったのですが」 ラウ「太っちょくんの所か」 セバスチャン「はい」 ラウ「ふーん、どうせならもっと思い切って縁も所縁もない国まで足を伸ばしてみれば?印度とか中国とか」 メイリン「そんな旅行みたいに…」 ラウ「印度は羽を伸ばしてのんびりするには最高だよ。あの放蕩王子くん達なら王宮に置いてくれそうじゃない?」 シエル「………」 セバスチャン「ソーマ様は…」 ラウ「中国だったら我が面倒見てあげるよ。なんならいっそ皆で我の会社に就職するってのはどう?君達なら大歓迎!」 バルドロイ「確かにこれを機に中華料理を極めてみるってのもいいかもしれねぇな」 セバスチャン「簡単な英国料理すら極めていませんがね」 バルドロイ「なんだよ、オレは前向きに言ってんだぜ」 ラウ「コックくんの言う通り、いっそ名前も姿も変えて別人として新しい人生をスタートすれば?」 メイリン「そんな…」 ランマオ「(シエルに)食え」 ラウ「君らの腕があればどこでだってやっていけるだろうし、英国に拘る必要はないと思うけどね」 ランマオ「食え」 ラウ「全部捨てて逃げ出すのだって一つの選択だよ」 フィニアン「ぼ…坊ちゃん?一体どう…」 シエル「あ゛~~~~ッ!うるせ~~~~~!今更帰ってきてなーにが“シエル・ファントムハイヴはこの僕だ”だ!女王から叙勲されたのも僕なら、領地返還を受けたのも僕!面倒な領主の仕事をしてきたのも!番犬の仕事をしてたのだって僕だ!この3年、誰も僕が偽物だと気づかなったくせに!どいつもこいつも本物が現れた途端、手のひら返しやがって!はー…はー…確かに僕はシエルじゃない。でも、“シエル・ファントムハイヴ伯爵”はこの僕だ!」 ラウ「いいね。そうこなくちゃ。我が手を組もうと思った伯爵は“この”伯爵だよ。逃亡船の用意は必要なさそうだ」 シエル「誰が逃げ出すものか!僕は戦う。墓場から蘇った兄の亡霊と!そして領地と屋敷、“シエル・ファントムハイヴ伯爵”の名を奪還する!」 使用人達「イエス・マイロード!」 セバスチャン「さて、今後の目標が決まってところで、一つよろしいですか?」 シエル「ん?」 セバスチャン「お行儀が悪いですよ、坊ちゃん」 | |||
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