ONE PIECE | 第115巻1173話『戦士の世代』ネタバレ

ONE PIECE
ワンピース 漫画 1173話 ネタバレ 感想 軍子 シュリ姫 ONE PIECE Chapter 1173
『ONE PIECE』第1173話「戦士の世代」ネタバレ。エルバフ陽界で繰り広げられる世界政府との死闘は、戦士たちの誇りと世代を超えた絆によって新たな展開を迎える。ゾロの機転による船長たちの制動、ブルックと軍子の過去の因縁による異変、そして港での母親世代と新巨兵海賊団による猛攻が重なり、政府の計画は大きく揺らぎ始める。
← 第1172話第1174話 →

ワンピース 第1173話

ワンピース 漫画 1173話 ネタバレ 感想 扉絵 ウソップ チョッパー ONE PIECE Chapter 1173
原作尾田栄一郎
サブタイトル戦士の世代
配信日2026年2月9日
ジャンプ2026年11号
単行本115巻
登場人物麦わらの一味
新巨兵海賊団
巨兵海賊団
神の騎士団
ロキ
スコッパー・ギャバン
アンジェ
リプリー
イム

第1173話 戦士の世代

▶ 目次(この記事の内容)

あらすじ

エルバフ陽界では悪魔化したドリーとブロギーがヤルル殺害を叫んで進撃する。ゾロは挟まれないようにハイルディンの肩から空中へ跳び上がり、頭上から三刀流奥義「六道の辻」を放つ。さらにドリーとブロギーの間を抜けて落下するゾロを攻撃しようとした2人の船長は、標実が小さすぎるため互いを斬り合ってしまう。この結果、彼らの盾は真っ二つになり剣が体に突き刺さる。樹道8号線ではブルックが軍子の中にシュリ姫の面影を見出して問いかける。その言葉に一瞬正気を取り戻した軍子は能力の紐を緩めるが、すぐにイムによる制裁を受けて再支配される。ウソップサイドでは一瞬の緩みを感知したウソップが喜びの声を上げる。西の村のそばではソマーズが子供たちを船へ連行しており、そこへ救出部隊が到着するが、ニカのMMAが頭上から奇襲を仕掛ける。戦士の世代の母親たちがこれに立ち向かう中、駆けつけたロードたちが合体技「三将 轟国」を放ってMMAを撃破し、その巨体で政府の船を大破させる。

概要

本話は、世界政府が完璧に仕掛けたつもりの誘拐ゲームに対し、エルバフの各世代の戦士たちと麦わらの一味がそれぞれの戦線で風穴を開ける重要なエピソードである。前半ではゾロの空中からの強烈な奥義が描かれ、その後に落下する彼を狙った巨人の船長たちがサイズ差ゆえに自滅してしまう不測の事態へと発展する。中盤のブルックサイドでは、軍子の正体がブルックの知るシュリ姫の血縁、あるいは本人である可能性が強く示唆される。イムの精神支配に抗う一瞬の描写は、今後の政府の支配体制の綻びを予感させる。後半の港の攻防では、子供を守るために立ち上がった母親たちの力強い戦闘描写とともに、次世代を担う新巨兵海賊団の若い戦士たちが伝説の技を受け継ぐ姿が描かれる。彼らの放った一撃が政府の退路である船を破壊する結末は、形勢逆転の狼煙として機能している。

本文:ネタバレ

1. 悪魔化した船長たちの進撃とゾロの斬撃確認

エルバフ陽界に悪魔のような軍勢が押し寄せる中、狂暴化した船長たちが激しい進撃を開始する。
ワンピース 漫画 1173話 ネタバレ 感想 エルバフ ドリー ブロギー ヤルル ONE PIECE Chapter 1173
船長たちの狂暴化と進撃:
  • 悪魔のような姿に変貌したドリーとブロギーは、ヤルルを殺せと激しい声を上げながら突撃を開始する。
ヤルルの衝撃と嘆き:
  • その異様な姿を目の当たりにしたヤルルは、一体どのような姿になってしまったのかと彼らの変貌ぶりに強い衝撃を受ける。
ゾロの斬撃可否の確認:
  • ハイルディンから具体的な策の内容を問われたゾロは、その行動に移る前にあいつらをブッた斬っていいものか教えてくれと確認する。

2. 仲間への敬意と悪魔化巨人による挟撃の危機

ハイルディンとスタンセンは船長たちへの敬意を示しつつ、周囲の敵からの接近に気づいて警戒を高める。
巨兵海賊団への敬意の表明:
  • ハイルディンは確かに全員が巨兵海賊団の仲間であることを認める一方、スタンセンもヤルルの命を守ることが第一としつつも、敬意を払うべき戦士たちであるためなるべく傷つけずに対応したいと言い添える。
周囲の巨人の感知と接近:
  • その会話の最中、ドリーとブロギー以外の悪魔化した巨人たちがハイルディンとスタンセンの接近に気づき、名前を呼んでこちらを強く凝視してくる。
巨人族の統一に関する嘲笑:
  • 敵の巨人たちは、お前ら巨人族の統一はできたのかと問いかけた上で、無理だよなと重ねて嘲笑の言葉を投げかける。
挟撃の警戒と出撃の合意:
  • これを聞いて激怒したハイルディンとスタンセンはカチーンと頭にきてロロノアにやってよと頼み、スタンセンは挟まれるなよと叫んで周囲への警戒を促す。

3. 挟撃回避のための空中跳躍と三刀流奥義の発動

ゾロは挟まれないように頭上を選択し、空中から強力な奥義を繰り出す。
ワンピース 漫画 1173話 ネタバレ 感想 ゾロ 三刀流 奥義 六道の辻 ONE PIECE Chapter 1173
空中への跳躍:
  • ゾロは了解の合図を出してハイルディンの肩から飛び出し、空中に向かって跳び上がる。
頭上を選択した戦術の納得:
  • スタンセンはゾロの動きを見て、挟まれないように頭上を選択したのだと納得する。
両サイドからの回り込み:
  • ハイルディンもゾロの判断を利口であると評し、自分たちは両サイドから回り込むぞとスタンセンと互いに確認し合って動き出す。
三刀流奥義による一撃:
  • 空中へ達したゾロは三刀流奥義「六道の辻」を鋭く放ち、攻撃を受けた周囲の敵はギャアアアと大きな悲鳴を上げて切り裂かれる。


4. 落下するゾロへの攻撃と船長たちの相打ち自滅

落下するゾロを力任せに狙ったドリーとブロギーは、標的の小ささゆえに互いを斬り合ってしまう。
ワンピース 漫画 1173話 ネタバレ 感想 ゾロ ドリー ブロギー ONE PIECE Chapter 1173
船長たちの怒りと落下回避:
  • スタンセンがさすがロロノアと称賛する中、ドリーとブロギーはロロノアァと名前を叫んで敵意を向けるが、ゾロはドリー、ブロギー、こりゃムリだと判断し、2人の間を縫うようにして下方へと落下する。
標的の小ささによる相打ち:
  • ドリーとブロギーは落下するゾロを攻撃しようとするものの、対象となる標実が小さすぎるためにお互いを激しく斬り合ってしまう結果となる。
盾の破壊と負傷:
  • この想定外の自滅により、ドリーとブロギーの持っていた盾は真っ二つに割れ、さらに互いの剣がそれぞれの体に深く突き刺さる。
周囲の巨人の動揺:
  • 船長たちの凄惨な負傷を見たヤルルはドリーとブロギーの名前を叫んで激しく動揺し、周囲の巨人たちもお頭たちと叫んで大きな悲鳴を上げる。

5. 樹道8号線におけるブルックと軍子の邂逅

樹道8号線のブルックサイドでは、ブルックが乗っ取られた軍子の姿を見て激しく動揺しながら問いかける。
ワンピース 漫画 1173話 ネタバレ 感想 ブルック 軍子 シュリ姫 ONE PIECE Chapter 1173
悪魔化の姿とシュリ姫への呼びかけ:
  • ブルックはイムによって乗っ取られ悪魔化している軍子の姿を目にし、かつて面識のあるシュリ姫ではないかとその名前を叫んで問いかける。
酷似する容姿の指摘:
  • ブルックはそんな訳はないと理性では理解しつつも、思い出すほどに目の前の姿がそっくりであるため、本人の血縁ではないかと推測して確認せずにはいられない背景を明かす。
年齢の推測と共通点の列挙:
  • 生きていればもう80歳近い年齢であるため、自分に会ったとしても変わり果てた姿では分かる筈もないと語りつつ、その顔立ち、青い髪、双極の瞳、聖地との関わり、そして自分の音楽が好きであった事実がすべて一致すると指摘する。
過去の因縁の吐露:
  • ブルックは彼女について一生思い出したくなかったと告げ、彼女が父殺しの姫であること、さらに命を奪われた人が自分の恩人であったという重い事実を激しく吐露する。

6. 軍子の一瞬の正気と能力の弛緩

ブルックの必死の呼びかけにより軍子の意識に異変が生じ、子供たちを縛る能力が一時的に緩む。
イムの不審感と軍子の抵抗:
  • 軍子がウゥと苦悶の声を漏らす様子を見て、イムは脳内で軍子ヌシアがもしや記憶を取り戻しているのかと強い不審を抱く。
ワンピース 漫画 1173話 ネタバレ 感想 ブルック 軍子 シュリ姫 イム様 ONE PIECE Chapter 1173
ブルックへの逃走勧告:
  • 軍子はパキィンと目を覚ましたような様子を見せ、一瞬だけ正気を取り戻して「逃げてブルック」と必死に声をかける。
紐の弛緩と子供たちの気づき:
  • これにより軍子のアロアロの実の能力によって作られた紐が緩み、子供たちを港に歩かせていた緊縛が解けたため、子供たちは紐が揺れていることに気づき、ブルックもやった脱出と叫んで喜ぶ。

7. イムによる迅速な再支配とブルックの追及

勝手な行動を起こした軍子に対してイムが即座に制裁を加え、ブルックは再び混乱の中に置かれる。
ワンピース 漫画 1173話 ネタバレ 感想 ブルック 軍子 シュリ姫 ONE PIECE Chapter 1173
イムによる怒りと制裁:
  • 軍子の抵抗を見たイムは何を勝手なマネをと激怒し、軍子が何かを話そうとした瞬間に内部から激しい制裁を加える。
紐の再緊縛とブルックの困惑:
  • 軍子は苦痛の声を上げてその場に倒れ込み、緩んでいた紐が再び固く締まったため、ブルックは危なっと叫んで先ほどの言葉の意味を尋ねる。
身体の完全な乗っ取り:
  • ブルックは自分はケジメをつけに来たのだと言い放って相手の正体を激しく追及するが、軍子は再びイムによって完全に身体を乗っ取られ、黙れヌシアと叫んでお前は軍子の何なのだと逆に問い返される。

8. ウソップサイドにおける異変の感知

別の場所を進むウソップたちは、一瞬だけ罠の縛りが緩んだ奇妙な違和感を感知する。
ウソップの喜びと叫び:
  • ウソップは障害を抜けたことに対して、「やったー!抜けたぞ!おれの念力の気がする」と喜びの声を上げる。
ジンベエの冷静な分析:
  • ジンベエは一瞬だが緩んだのは何だったんじゃと冷静に疑問を抱く。


9. ソマーズの支配とギャバンの息子コロンの抵抗

西の村のそばではソマーズが子供たちを脅し、人質の中にギャバンの血縁がいることを指摘する。
ワンピース 漫画 1173話 ネタバレ 感想 ソマーズ聖 コロン ONE PIECE Chapter 1173
港への接近とソマーズの嘲笑:
  • ソマーズ聖はギハハハと下品な笑い声を上げながら、歩けガキ共、ゴールは近いと子供たちに行進を命令する。
コロンの抗議とアクマへの言及:
  • 捕らえられたコロンはお前もヤルル様の言ってたアクマかと鋭く問い詰め、逆らえば痛い目を見るぞとエルバフの戦士としての強さを主張する。
血縁の指摘と罠への抗議:
  • ソマーズはその強さを知っているからこそ利用するのだと返し、お前がギャバンの息子であると言い当てるが、コロンはうるせェと撥ね付け、トゲの縄を解いて正々堂々と戦えと要求する。
別れの宣告と子供たちの状況:
  • ソマーズはもう手遅れだと言い放ち、港と船が見えたことを示して二度と帰れない故郷を見納めておけと宣告するため、それを聞いた子供たちはイヤだと泣き叫びながら、もう母ちゃんと父ちゃんに会えないのかと助けを求める。

10. 救出部隊の到着とニカのMMAによる奇襲

ソマーズは最高権力者への進捗報告を行い、そこへ子供たちを奪還するための救出部隊が港に駆けつけるが、上空から現れた怪物の奇襲に遭遇する。
御大への進捗報告:
  • ソマーズは電伝虫を使用して最高権力者へ連絡を入れ、キリンガムとともに間もなく目的を達成することを報告する。
  • 自身は早急に海へ出たい旨を伝えながら、他に用事があるかとお伺いを立てる。
救出部隊の到着とソマーズの不満:
  • 子供たちを奪還するためにリプリーをはじめとする大人たちが港へ一斉に到着し、必死に身内を探して名前を呼び始める。
  • この救出部隊の出現を目撃したソマーズは、敵を足止めする役割を持つはずのMMAが機能していないことに強い不満を抱く。
ニカのMMAによる奇襲と子供たちの恐怖:
  • 子供たちが母親たちやオイモの姿を確認して声を上げた瞬間、イルヴァが上空の異変と危険を察知して周囲に警告を発する。
  • リプリーたちの頭上に向けて、ニカの姿を模したMMAが刀を構えて猛烈な奇襲を仕掛けてくる。
  • 突如現れた巨大な破壊の神の姿を目にした子供たちは、激しい恐怖に囚われて母親たちに助けを求め、一斉に叫び声を上げる。
ワンピース 漫画 1173話 ネタバレ 感想 ムーマ ニカ ONE PIECE Chapter 1173

11. 戦士の世代の母親たちの迎撃と三将轟国による船の破壊

子供たちの母親たちが強い覚悟を示して怪物を迎え撃ち、駆けつけた新巨兵海賊団の若い戦士たちが放った合体技が政府の船を大破させる。
母親たちの力強い宣言と応戦:
  • 襲いかかる怪物に対し、母親たちは相手を偽物であると一蹴して怯むことなく対峙する。
  • 自分たちこそがエルバフの戦士の世代であることを力強く宣言し、誇りを持って怪物を激しく迎え撃つ。
  • その圧倒的な強さを目の当たりにした子供たちは、母親たちの頼もしい姿に大きな歓声を上げる。
新巨兵海賊団の到着と合体技の始動:
  • ロードの弟であるビョルンを救うために港へ急行していたロード、ゲルズ、ゴールドバーグの3人は、ニカのMMAが暴れている戦場に追いつく。
  • ゲルズが対象を指し示す中、ゴールドバーグは現在の距離から走っていては到底救出に間に合わないと冷静に戦況を分析する。
  • ゲルズとゴールドバーグが即座に二将の構えを取ると、ロードも自分も同様に技を放つことが可能であると告げて戦列に加わる。
三将轟国の発動と政府の船の大破:
ワンピース 漫画 1173話 ネタバレ 感想 三将 轟国 さんしょう ごうこく ONE PIECE Chapter 1173
  • 3人は捕らえられている弟の救出に向けて一斉に声を上げ、ニカのMMAに向かって強烈な合体技である「三将 轟国」を放つ。
  • その凄まじい衝撃を受けた怪物は激しい絶叫とともに吹き飛んでいく。
  • ソマーズが自分まで押し潰されるのではないかと驚愕する中、怪物の巨体は子供たちを乗せる予定であった政府の船へと直接激突する。
  • この衝撃により港に停泊していた船は木っ端微塵に大破し、世界政府が優位に進めていた誘拐ゲームは予想外の方向へと動き始める。

まとめ

第1173話は、エルバフ陽界でのゾロの空中戦と船長たちの相打ち自滅、ブルックの呼びかけによる軍子の異変、あるいは港での戦士の世代による政府の船の破壊が描かれるエピソードである。
ゾロの奥義と船長たちの自滅:
  • ゾロは悪魔化の間に挟まれないようにハイルディンの肩から空中へ跳び上がり、三刀流奥義「六道の辻」を放つが、その後に間を抜けて落下する彼を狙ったドリーとブロギーは標実が小さすぎるため互いを斬り合ってしまい、結果として盾を破壊して重傷をおう。
ブルックの呼びかけと軍子の一瞬の正気:
  • ブルックは軍子の中にシュリ姫の面影を見出して過去の父親殺しの件を追及し、その言葉により一瞬だけ正気を取り戻した軍子はブルックに逃げるよう告げて能力の紐を緩めるものの、直後にイムの制裁と再支配を受ける。
ウソップサイドにおける異変の感知:
  • ウソップは障害を抜けたことに対して自分の念力の気による成果だと思い込んで大歓声を上げるが、ジンベエは一瞬だけ周囲の縛りが緩んだ現象の正体について冷静に疑問を抱く。
港でのソマーズの脅迫と救出部隊の到着:
  • ソマーズはギャバンの息子コロンを含む子供たちを港へ連行して二度と帰れないと脅すが、そこへリプリーたちの救出部隊が到着し、頭上からニカの姿をしたMMAが刀で奇襲を仕切る中で母親たちは自分たちが戦士の世代であると宣言して力広く怪物を迎え撃つ。
敵の退路の断絶:
  • さらに駆けつけたロード、ゲルズ、ゴールドバーグの3人が合体技「三将 轟国」を放ってニカのMMAを撃破し、吹き飛ばされた怪物の巨体が子供たちを乗せる予定だった船に直撃して大破させたことで、ソマーズの計画していたゲームは予想外の方向へと崩れ始める。
『ONE PIECE』コミックス一覧
コミックスの表紙・発売日・収録話を詳細にまとめた資料ページはこちら。
← 第1172話第1174話 →
ONE PIECE
アニメエピソードキャラクター漫画
映画主題歌ONE PIECE 記事一覧