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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第123話ネタバレ | |||
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黒執事 第123話 | |||
配信日 | 2016年12月19日 | ||
サブタイトル | その執事、待望 | ||
Gファンタジー | 2017年1月号 | ||
扉絵 | シエル、セバスチャン | ||
単行本 | 25巻 | ||
登場人物 | シエル・ファントムハイヴ セバスチャン・ミカエリス ブラバット・スカイ ピット ソーマ・アスマン・カダール ジークリンデ・サリヴァン エドガー・レドモンド ハーマン・グリーンヒル ロレンス・ブルーアー グレゴリー・バイオレット フランシス・ミッドフォード チェスロック ジョアン・ハーコート クレイトン | ||
第123話 その執事、待望シエル「これはこれはスフィア・ミュージックホールの…当公演は楽しんで頂けましたか?」 ブラバット「君は…ファントムハイヴ伯爵」 シエル「フン、やはり初めて会った時から僕の正体がわかっていたんだな」 ブラバット「爵位をお持ちの尊いご身分の方がこんな方法に出るとは思ってもみませんでした」 シエル「こんな方法とは?」 ブラバット「当劇場は最新鋭の機材を用いた世界最先端のステージ。エンターテインメントは日々進化するものです。設備だけが全てじゃありません。オリジナルの輝きに勝るものはない」 シエル「それはお客様が決めること」 ブラバット「確かにそうですね。一番身近な方にも選ばれないものが沢山の人に選ばれるとは思えませんが」 シエル「まだ見ていないというだけでしょう?」 ブラバット「失礼します」 シエル「くそっ!」 セバスチャン「嗚呼…マイセンの花瓶が…エリザベス様を力尽くで連れ戻しても無意味。この方法が最善にして最速の解決法…そう仰ったのは坊ちゃんでしょう?何の意味も無い八つ当たりなど貴方らしくも…」 シエル「わかってる!見ていろ…すぐに決着をつけてやる」 セバスチャン「本日までスフィアから当劇場に流れてきた客数ですが、2割程度といったところでしょうか」 シエル「…2割か」 「これくらいでいいだろう」 「ああ。これもシリウス様のため…」 「眩しっ…!?」 セバスチャン「坊ちゃんの予想通りになりましたね」 「お前はファントム・ミュージックホールの…!?」 セバスチャン「こんばんは」 「どうしてここに!?」 セバスチャン「この森に死体を遺棄していた事は警察にまだ知られていない筈…ですか?とっくに調査済みですよ。ロンドンで次々と発見される不審死体。その原因がスフィア・ミュージックホールにある事もね。貴方がたはS4によって大量に人を集め、その血液を採取するという随分大胆な事をなさっておられる。表向きは誰でも楽しめるキラキラした場所だと偽って。ここである疑問が生じました。大勢の客から気づかれぬよう少量ずつ血液を集める方法を実施している貴方がたが何故これほどの失血死体を出しているのか?殺人など犯したくない筈なのに高いリスクを負ってまで血を抜き続けるのは何故か。考えられる答えは一つ。まだまだ血が足りないから。血液の用途が不明な以上、あくまで仮説でしたが…坊ちゃんの予想は的中したようですね。足りないものを更に減らせば、すぐにこうなるはずだと」 「減らす?」 セバスチャン「そう。ファントム・ミュージックホールの真の目的はスフィアの客を奪う事で総採血量を減らし、失血死を誘発させる事。あとは貴方がたお気に入りの死体埋葬所で待っているだけ。流石坊ちゃん。S4対P5など本当の目的を隠す為の茶番に過ぎない。はじめから勝ち負けはどうでもよかったんですよ」 「……!!」 セバスチャン「嗚呼、誤解なきよう言っておきますが、ファントム・ファイブのメンバーは誰一人この目的を知りません。彼らはS4に勝つ為、純粋に努力している好青年ですから」 ピット「ははっ、ほーんとファントムハイヴ伯爵ってエグいこと考えるな~可愛い顔して血は争えないっていうか…パパそっくり?まっ、おかげさまで今回も独占スクープ、ごっつぁんです!このネタ、どの新聞社が一番高く買ってくれるかなぁ。フリー記者は不安定だからデカイヤマ当ててかないと!」 「くそっ!」 セバスチャン「遠慮なさらず。新聞の一面を飾れる機会なんて滅多にありませんよ」 ピット「そーそー!あーいいね。死体を囲んだスリーショット!」 セバスチャン&ピット「Watch the birdie (こっち向いて)」 【スフィア・ミュージックホール、客殺害!】 | |||
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