黒執事 | 第28巻146話『その執事、遁走』ネタバレ | Black Butler

Kuroshitsuji
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)
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黒執事 第146話ネタバレ
第145話第147話

黒執事 第146話

黒執事 漫画 146話 扉絵 セバスチャン フィニ バルド Black Butler Chapter 146 Sebastian Finny
配信日2018年11月16日
サブタイトルその執事、遁走
Gファンタジー2018年12月号
扉絵セバスチャンフィニアンバルドロイ
単行本28巻
登場人物シエル・ファントムハイヴ
セバスチャン・ミカエリス
フィニアン
スネーク
メイリン
バルドロイ
劉 (ラウ)
藍猫 (ランマオ)
アーサー・ランドル
ピット

第146話 その執事、遁走

バルドロイ「いつ来てもごみごみしていやがるなぁ、この街(ロンドン)は。これからどうするんだ?」
セバスチャン「まずはファントム社本社へ。あの会社は坊ちゃんが個人で立ち上げ、経営してきた企業。おそらくまだファントムハイヴ伯爵の圧力が及んでいない筈です」
『ファントム社の前』
「ファントム社のビターラビット、クリスマス限定版のご予約を承っておりまーす」
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フィニアン「店内には警察の人がうろうろしてました」
セバスチャン「あれからまだ一晩と経っていないというのに随分と手が回るのが早いですね」
シエル「…おそらく兄でなく警視総監のランドルの指示だろう。この機に目障りな存在を排除しようとしていても不思議じゃない」
セバスチャン「都合の良い時ばかり頼っておいて、人間とは本当に薄情な生き物だ」
バルドロイ「この後のプランは?」
セバスチャン「英国を脱出し外国に拠点を構えようと考えています。その為にも一旦落ち着いて支度を調べたいのですが…ファントム社が使えないとなると…嗚呼そういえばこの近くに一つ心当たりが…」
警官「おいお前達!そこで何している!?」
バルドロイ「おっと、やべぇ」
セバスチャン「皆さん、こちらです」
警官「路地裏に逃げ込んだぞ!追え!」
『THE Lark PHOTOGRAPHIC STUDIO』
ピット「いやーいい画が撮れた。お尋ね者の特ダネ写真は高値が付きますよ」
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セバスチャン「ピットさん…そのジョークはあまり笑えませんよ」
ピット「ファントムハイヴ伯爵家はお得意様ですからそんな気軽にスキャンダルを売ったりしませんって。では改めまして、ようこそ“ひばり写真館”へ。当店はカルト・ド・ヴィジットのポートレートから仮装舞踏会の記念撮影までどんな写真でもお任せください。本日はどのようなお写真をご希望で?」
(※カルト・ド・ヴィジット:名刺サイズの写真)
セバスチャン「今日は活人画(タブロー・ヴィヴァン)をお願いにきました」
(※タブロー・ヴィヴァン:複数人で絵画や物語の一場面を静止して演じること)
ピット「!お題は?」
セバスチャン「“アーサー王伝説”で」
ピット「承りました。どうぞ奥へ」
セバスチャン「お代はしばらくツケておいてもらえますか?」
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ピット「ははは!今回はサービスしときますよ。もともとこの写真館はヴィンさんの持ち物だし、俺は管理してるだけっスから。もし食うに困ったら遠慮なくさっきの写真売らせてもらいますんで。さあ当写真館自慢のロケーションへ到着」
フィニアン「凄い!迷路みたいだ」
スネーク「酷い臭いじゃ。鼻が馬鹿になるってワーズワスが言ってる」
バルドロイ「こりゃ下水道か?」
ピット「大悪臭の時に作られた地下下水道っス。ロンドンの地下に蟻の巣みたいに広がってるし、こんなとこ入ろうと思うのはドブさらいかネズミくらいのもんスからね。コッソリどこかに移動したいなら最適。あ、コレ地図と灯りとマスク。ないと酷い目にあいますよ」
セバスチャン「ありがとうございます。甘えついでに電報を2通頼めますか?クラウス様とディーデリヒ様に」
ピット「クラウスさん捕まるかなぁ…とりあえずやってみるっス。んじゃ皆さんよき旅を♪」
セバスチャン「進みましょう」
『店内』
ランドル「動くな」
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ピット「ヤードは市民に銃を向けないんじゃないんスか、ランドルさん」
ランドル「ここにファントムハイヴが来ただろう。先ほど部下からそれらしき一味を見失ったと報告を受けてな。先代がこのあたりに拠点を一つ構えていたことを思い出した」
ピット「昨日の仲間は今日の敵か。怖いっスねぇ」
ランドル「テムズ川の泥ひばり風情が粋がるなよ。隠し立てすると痛い目をみるぞ」
ピット「そんな昔の話すんのやめてくださいよ。もう一人前のジャーナリストなんだから。例の一味なら地下下水道に入ってったっス」
ランドル「ふん、ドブネズミに相応しいルートだな。すぐ追え!」
警官達「はっ!」
『地下下水道』
メイリン「セバスチャンさん、どこに向かっているですだか?」
セバスチャン「キングズクロス駅は警察が張り込んでいる筈です。まずリージェンツ運河から船で…はっ」
バルドロイ「!もう見つかったのか!?」
セバスチャン「急ぎましょう」
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警官「なんだ今の音は!?」
警官「あ…あれを見ろ!天井が崩落したんだ!」
警官「通路が塞がってる!一度引き返して別ルートから回り込め!」
『シエルサイド』
メイリン「坊ちゃんご無事ですだか!?」
シエル「あ…ああ…」
ラウ「やぁ伯爵。まさかこんな形で君と対峙することになるとはね…これも運命…いや必然かな?」
セバスチャン「貴方は…」
ラウ「賞金首みーっけ」
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