黒執事 | 第27巻135話『その執事、献上』ネタバレ | Black Butler

Kuroshitsuji
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)
黒執事 漫画 135話 シエル 双子 ネタバレ 感想 Black Butler Chapter 135 Ciel Phantomhive
黒執事 第135話ネタバレ
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黒執事 第135話

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配信日2017年12月18日
サブタイトルその執事、献上
Gファンタジー2018年1月号
Gファンタジー 表紙 2018年1月号 黒執事 セバスチャン 135話 ネタバレ 感想 Black Butler Chapter 135 Sebatsian
扉絵シエル(弟)、シエル(兄)
単行本27巻
登場人物シエル・ファントムハイヴ(弟)
シエル・ファントムハイヴ(兄)

第135話 その執事、献上

シエル(弟)「(何かしゃべってる…誰?)」
「こいつは頂いてくか。いい金になる」
「本当モノズキってのはいるもんだぜ」
シエル(弟)「(何これ…動けない。ここはどこ?くらい…せまい…この音と揺れ…馬車?どこかに連れて行かれる!?嫌だ!お父様!お母様!そうだ…お父様達はもう…)」
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シエル(弟)「(そうだシエルは!?まさかシエルも!?やだよシエル。僕独りでどうすればいいの。ここにシエルがいてくれたら…)」
「確かにこいつは上玉だぁ。ほれ出てこい!さあ大人しくしな仔犬ちゃん。なに痛いのは一瞬さ」
「(嫌だ!シエル助けて!)」
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「オイ、そっちも連れてこい」
「(シエル!)」
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「こいつらは揃ってないと商品価値が落ちるからな。一緒の檻に入れておけ」
「シエル…よかった。無事だったんだね!」
『僕達は同じ顔をしているけど何もかも違う』
「情けないな…長男失格だ」
『元気で優しいのはシエルだけ』
「僕にもっと力があれば…」
『強くて頼れるのはシエルだけ』
「誰にも負けない力があれば…ッ」
『そう思っていた』
「ごめん、ごめんね、ごめんね…っ」
『でもそれは間違いだった。僕等は等しく無力で、泣くことしかできないただの子供だったんだ』
「見て」
「これ…お父様の?」
「うん。綺麗だろ?星のきらめきを閉じ込めた深い青。僕らの瞳と同じ色だ」
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「これはファントムハイヴ家当主だけが着けられる特別な指輪。他の誰にも渡しちゃいけない。だから貰ってきた。お父様の指から」
「!シエルも…見たの?」
「絶対にここから逃げよう。そうすれば、この指輪が僕らをあの屋敷へ戻してくれるはずだ。そしてやり直すんだ。二人で」
「で…でもそんなの見つかったら取り上げられるに決まってるよ」
「見つからなければいいんだよ」
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「僕が青いあめ玉を飲んじゃったことは秘密だよ。神様、どうか僕らをお守りください」
貴族「私以外に教えていないだろうね!?」
「もちろん、お得意様ですから。こんな毛並みがいいのが2匹も入荷することはめったにないですぜ」
貴族「おお…これは!これは二人分以上の価値があるぞ!双子と聞いてまさかとは思ったが本当にファントムハイヴ…いやこんな素晴らしい商品とは…」
「毎度」
貴族「おぉかわいそうに、こんなに冷えて。さぁ馬車に乗りなさい。怖がることはないよ。君らに会いたがっている友達がいるんだ」
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貴族「さぁ遠慮せず食べなさい。狩猟肉はお嫌いかな?お食事が終わったらお着替えしようね。今夜のパーティーは君達が主役なんだから、おめかししないといけないよ」
「シエル、僕達すごくいい人に助けて貰ったのかも…」
貴族「二人とも支度はできたかな?おぉ…すばらしい!お披露目にピッタリの装いだ。それではパーティーに出かけよう」
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「聞くがいい。敬虔なる修道士、修道女達よ。今宵は満月!我らが背徳の王の力が一段と高まる時、我々の悲願である王の顕現にこれほど相応しい夜もあるまい。召喚の儀のために素晴らしき子羊が同志によって導かれた。さあ、無垢なる魂を穢すのだ。淀みと穢れを溜め込んだ魂こそ、悪魔への最高の供物となる」
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『ああお父様、お母様…どこにいるのですか。神様、なぜあなたは笑っているのですか』
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