葬送のフリーレン | 第2期34話『討伐要請』ネタバレ

FRIEREN

本記事では、TVアニメ『葬送のフリーレン』第2期34話の物語展開について、原作をもとに整理しています。
※本記事は放送前の予想を含みます。実際の内容は放送後に追記・修正予定です。
第33話第35話 →

葬送のフリーレン 第2期34話

原作山田鐘人
作画アベツカサ
放送日2026年2月20日
原作第71話 討伐依頼
第72話 将軍
サブタイトル討伐要請
OPテーマlulu.
EDテーマThe Story of Us

第2期34話 討伐要請


出演声優

フリーレン:種﨑敦美
フェルン:市ノ瀬加那
シュタルク:小林千晃
ヒンメル:岡本信彦
アイゼン:上田燿司
ハイター:東地宏樹
ゲナウ:新垣樽助
メトーデ:上田麗奈
ゼーリエ:伊瀬茉莉也

あらすじ

北部高原ルーフェン地方で壊滅した村を調査するため、フリーレン一行は一級魔法使いゲナウと合流する。すでに村は滅びていたが、調査の結果、騎士団を全滅させた真の敵は別に存在し、なお生存している可能性が浮かび上がる。英雄たちの後悔と魔族将軍の存在が示され、討伐任務は新たな局面へと進んでいく。

ネタバレ

1. 概要

葬送のフリーレンアニメ第2期34話は、原作第71話・第72話を基に、北部高原編の本格始動を描く回となる。
滅びた村の調査を通じて、一級魔法使いゲナウの自責と、魔族将軍という新たな脅威が明確化される。
本話の軸となる要素は以下の通り。
  • ルーフェン地方で起きた村の壊滅とその調査
  • ゲナウが抱える後悔と英雄としての葛藤
  • ノルム騎士団全滅の真相と、通常の魔族ではない敵の存在
  • 討伐が「終わった任務」ではなく「これからの戦い」であるという転換点
戦闘よりも状況整理と心理描写を重視し、北部高原編全体の価値観と緊張感を固める構成となっている。

2. ルーフェン地方の惨状(原作:第71話)

👉 原作:第71話 討伐依頼
勇者ヒンメルの死から30年後、北部高原ルーフェン地方。
  • 魔族は命乞いをし、幼い息子の存在を口にする
  • ゲナウはそれを一切信じず、既に数え切れないほど同じ言葉を聞いてきたと切り捨てる
  • ゼーリエ直々の討伐要請という重み
  • 魔族に襲われ、滅びた故郷の光景
ゲナウは愛着はなかったと語りながらも、失われた村を前に寂しさを滲ませる。

3. 生存者の発見と嘘

重傷を負った村人が発見される。
  • 腹部に深い傷を負い、既に腐敗が始まっている
  • 村が魔族に襲われたことを告げる
ゲナウは「もう片付けた」「皆無事だ」「助かる」と嘘を重ねる。
  • 一級魔法使いの新入りが治療できると説明
  • しかしすでに手遅れだということをゲナウは悟っている
嘘は希望ではなく、せめて苦しませないための言葉だった。

4. 教会で語られる後悔

村の教会。
ゲナウは死に瀕した村人の過去を語る。
  • パン屋の息子
  • 子供の頃は一緒に遊んだ仲
  • 後を継いだが、焼くパンはあまり美味しくなかった
  • もう二度と食べられないという現実
そして吐露される本音。
  • 村人は戦いの道を選んでいない
  • 死ぬべきだったのは、戦うことを選んだ自分たちだった
英雄の自責と無力感が露わになる。

5. メトーデの言葉と違和感

メトーデはゲナウを慰める。
  • 騎士団の要請が届いた時点で村は既に滅亡
  • ゲナウに責任はない
しかしゲナウは村をもう一度見て回ると言い、休息を拒む。
  • 「なぜ休む必要があるのか」と問い返す姿に、精神的な疲弊が滲む
その時、外で異変が起きる。

6. 潜伏者の気配

ゲナウの使い魔である鳥が破壊される。
  • 潜伏している魔法使いは一人、いや二人
  • 相当な手練れ
メトーデはそれが敵ではないと察する。

7. フリーレンとフェルンの合流

窓を割って現れたのはフリーレン。
  • 強烈な殺意を帯びた魔力を魔族と誤認
  • ゲナウの魔力が原因だった
  • フェルンとシュタルクに味方だと伝達
  • 教会に全員が集結
討伐要請を受けていたのはフリーレンたちも同じだった。

8. 村人の死を前にして

教会ではそれぞれが村と向き合う。
  • シュタルクは遺体の前で祈りを捧げる
  • ゲナウはそれを否定しない
シュタルクは自分の村も魔族に滅ぼされたと語る。
  • 魔族は人を食べるはずなのに死体が残っている疑問
  • ゲナウは理由を知らないと答える
魔族は腹が満ちていても人を殺す。理由は不明。

9. ノルム騎士団の不審

話題は村に駐留していたノルム騎士団へ。
  • ノルム商会が保有する軍事勢力
  • 少人数ながら精鋭部隊
ノルム騎士団の隊長について。
  • 長年村を守り続けてきた英傑
  • フリーレンはシュタルクより遥かに強いと評価
検死魔法の結果。
  • 死因は剣による斬撃
  • 全員が即死
村にいた魔族では成し得ない殺し方だった。

10. 真の敵はまだ生きている

ゲナウは結論に至る。
  • 村を襲った魔族は別に存在する
  • そいつはまだ生きている
つまり、フリーレンたちの到着は無駄ではなかった。

11. 討伐の続行

フリーレンは静かに告げる。
  • まだ手伝えることがある
  • 一緒に魔族に「人類の恐ろしさ」を教えよう
こうして討伐依頼は、真の魔族を追う新たな段階へ進む。

12. 村の状況と魔族の潜伏判断(原作:第72話)

👉 原作:第72話 将軍
騎士団の遺体の傷を確認したシュタルクは、敵が二刀流の剣士である可能性を指摘する。
しかしフリーレンは、
  • 魔族は魔力を長時間隠すことができない
  • 現在は魔力探知の範囲外にいると判断できる
と冷静に分析し、少なくとも村の近辺は一時的に安全だと結論づける。
その上で、ゲナウから聞いた
「魔族の拠点になりそうな場所」を中心に調査を進める方針を決め、
ひとまず夕食を取ることになる。

13. 敵は二刀流ではなく「四刀流」

メトーデの分析により、騎士団を壊滅させた魔族は
  • 二刀流ではなく四刀流
  • 四本の剣を用いて戦った
ことが判明する。
この情報により、騎士団が短時間で全滅した理由が明確になる。

14. 教会でのゲナウと北部高原の死生観

教会では、ゲナウが壊された結界を張り替えていた。
内部には村人の遺体がそのまま残されている。
シュタルクが埋葬を提案すると、ゲナウは北部高原の現実を語る。
  • 北部高原の村には基本的に墓地が存在しない
  • 死体は魔物を引き寄せるため、村に墓を作れない
  • 遺体は護衛付きで南端の共同墓地まで運ばれる
  • 下手をすれば骨すら残らない
さらに、
  • 死体を焼くという合理的な案
  • それを拒む聖職者の心情
双方を理解した上で、
「どうせこのままじゃ誰も故郷の地で眠れない」
という、北部高原の過酷な現実を語る。

15. メトーデとゲナウの関係

フリーレンは、なぜメトーデとゲナウがこの地にいるのかを尋ねる。
  • 二人はゼーリエの命令でペアを組んでいる
  • 一級魔法使いは基本的にゼーリエの弟子扱い
  • 北部高原の魔族討伐任務を担当している
メトーデはこの任務を前向きに受け止めており、ゼーリエへの敬意も隠さない。

16. 回想:ゲナウの過去と相棒の死

回想では、ゲナウの内面が掘り下げられる。
  • 以前の相棒は「いい奴」だった
  • 見ず知らずの人間のために本気になれる人物
  • 子供を庇って死亡
  • その結果、魔族を仕留め損ねた
ゲナウは、
  • 自分ならそんな行動は取らない
  • 今までも見捨ててきた
と語り、
メトーデに「自分のようになるな」と告げる。
北部高原の任務を任される一級魔法使いは、
  • 戦いが好きな人間
  • 碌な人間ではない
という、ゲナウ自身の自己評価も示される。

17. 魔族将軍という存在

情報共有の場で、メトーデは敵戦力を整理する。
  • 魔族は計四体
  • 主力はすでに村から離脱
  • その内の一体は「魔族の将軍」
フリーレンは魔族将軍について説明する。
  • 強大な魔力で身体能力を強化
  • 武器を自在に操る熟練戦士
  • 何百年も武を極める者もいる
  • 魔王軍にはアイゼン以上の将軍も存在した
今回の敵は、
  • 人の姿から大きく逸脱している可能性
  • 四本の剣を操る未知の存在
であり、それこそが騎士団敗北の決定的要因だったと示される。

18. 魔族側:レヴォルテの戦略

場面は魔族側へ移る。
  • 四本腕に四本の剣を持つ魔族「レヴォルテ」
  • 目隠しをした異形の将軍
部下は、
  • 魔法使い4人
  • 戦士1人
  • 内3人が一級
という戦力を把握し、襲撃を提案する。
しかしレヴォルテは、
  • 嫌な予感がするとして即時攻撃を拒否
  • 分散するまで待つ判断を下す
さらに彼は、
  • 村を滅ぼしてきた経験から
  • 人間には「死体を守るため村に残る習性」がある
ことに気づいていた。
理由は不要で、ただそうなるという理解こそが、魔族の冷酷な知性を際立たせる。

19. 村に残る者

フリーレン側に戻り、ゲナウは判断を下す。
  • ノルム騎士団が遺体を引き取るまで
  • 誰かが村に残る必要がある
その役目を、ゲナウ自身が引き受けることで物語は幕を閉じる。

20. まとめ

第34話は、北部高原編における導入であり、物語の方向性を明確に示すエピソードであった。
  • 村はすでに滅びていたが、真の敵は生存している
  • ゲナウは救えなかった命と向き合い、強い自責を抱えている
  • 魔族側には「魔族将軍」という上位存在がいることが示唆される
  • フリーレンは感情に流されず、討伐続行という現実的な判断を下す
戦闘の決着ではなく、死と責任、そして魔族の異質さを描いた回であり、今後の衝突に向けた土台を丁寧に築いた一話といえる。


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