黒執事 | 第27巻137話『その執事、折衝』ネタバレ | Black Butler

Kuroshitsuji
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)
黒執事 漫画 137話 シエル 双子 ネタバレ 感想 Black Butler Chapter 137 Ciel
黒執事 第137話ネタバレ
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黒執事 第137話

黒執事 漫画 137話 シエル 双子 ネタバレ 感想 Black Butler Chapter 137 Ciel
配信日2018年2月16日
サブタイトルその執事、折衝
Gファンタジー2018年3月号
扉絵シエル・ファントムハイヴ
単行本27巻
登場人物シエル・ファントムハイヴ
セバスチャン・ミカエリス
シエル・ファントムハイヴ(兄)

第137話 その執事、折衝

セバスチャン「私を喚ぶのは誰か?大いなる犠牲を捧げ、快楽と富、厄災と悲劇を望む…神に唾吐く愚か者は?」
「ほっ本当に現れた!」
「これは夢に決まってる!」
「神よ、お許しください」
「ついにやったぞ!私に永遠の命と富を与えたまえ!おお…背徳の王よ…私を選…」
セバスチャン「違う。これもこれも違う」
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セバスチャン「嗚呼コレだ。おや、これはこれは随分と小さなご主人様だ。貴方でしょう?私の事を喚んだのは」
シエル「し…知らない…お前なんか呼んでない!」
セバスチャン「いいえ貴方です。神を否定し、この世を呪い、哀れな犠牲と引き換えに願いを叶える権利を得た人間よ」
シエル「僕は何も…っ!?ぎ…犠牲って…まさか…」
セバスチャン「そう。貴方が悪魔を召喚する為に支払った代償は兄の魂!肉親を生け贄にするとは随分と思い切った事を…この私を喚び寄せられたのも納得がいくというもの。歓喜するがいい!犠牲、願い、そして契約によって私は貴方の下僕となる。愚かな願いが果たされ、その魂を引き取るまで」
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シエル「う…嘘だろ。ぼ…僕がシエルを生け贄にしたなんて…」
セバスチャン「残念ですが事実です。渡り賃が支払われなければ私は現世にいない」
シエル「僕が…シエルを…?う…うそだ…うそだぁあああ!僕はそんなの望んでない!シエルを返して!」
セバスチャン「随分と大きな声で喚ばれたものだからどんな人間かと思えば、まだ頭に卵の殻を付けた雛鳥だとはね。貴方は私を召喚してしまった。その事実は永遠に変わらず、払われた犠牲は二度と戻らない」
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セバスチャン「消えろ…とお望むなら、それも叶えましょう。貴方は大きな犠牲を払った。悪魔と契約して願いを叶えるも叶えないも貴方の自由。渡り賃はしかと頂きましたから」
シエル「僕は…(どうしよう…僕のせいだ。あの時、僕が選ばれていればシエルは生き残れた。僕は優しくて強くて伯爵になれるシエルじゃない。僕だけが帰っても誰も喜ばない。お父様はもういない。オマケの僕だけが戻ってきたらきっとがっかりする。お母様…エリザベスはきっと悲しむ。フランシス叔母様もアン叔母様だって…なんでシエルが死んで役立たずのお前だけが生き残ったんだって。セバスチャンだって僕の言うことはきかなかった。どうしよう…どうしたらいい…どうすれば…)」
シエル(兄)「大丈夫だよ。お前は僕が守ってあげる」
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シエル「(ああそうか。もう君はいない。僕が君の魂を犠牲に悪魔を喚んでしまったから)」
セバスチャン「さあ、選んで」
シエル「(僕達は同じ顔をしているけど何もかもが違う。君は強くて優しくて、でもすごく寂しがりやで…僕は弱くて臆病で君のオマケで…それでももう二度と時間が戻らないなら…もう君が戻ってこないなら…僕が…君と同じ顔をした僕が君の魂と引き換えに君が願った君になる)」
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シエル「欲しい…力が欲しい…僕らをこんな目にあわせた奴らに復讐する力が!悪魔!お前と契約する!」
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