- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第144話ネタバレ | |||
← 第143話 | 第145話 → | ||
黒執事 第144話![]() | |||
配信日 | 2018年9月18日 | ||
サブタイトル | その執事、御用 | ||
Gファンタジー | 2018年10月号 | ||
扉絵 | シエル、シエル(兄)、エリザベス | ||
単行本 | 28巻 | ||
登場人物 | シエル・ファントムハイヴ セバスチャン・ミカエリス フィニアン スネーク メイリン バルドロイ シエル・ファントムハイヴ(兄) タナカ 葬儀屋 (アンダーテイカー) アレクシス・レオン・ミッドフォード エドワード・ミッドフォード エリザベス・ミッドフォード アバーライン スカイ・ブラバット | ||
第144話 その執事、御用アバーライン「ファントムハイヴ伯爵…いえファントムハイヴさん。スフィア・ミュージックホール連続殺人事件の重要参考人として署までご同行願えますか」 シエル「…わかった」 アバーライン「行動を共にしていた君もだ」 セバスチャン「分かりました」 アバーライン「失礼します。話は署で聞かせてください」 フィニアン「そんなっ…待ってください!坊ちゃんはそんなことしません!何かの間違いです!バルドさん!?」 バルドロイ「…で?俺達ゃこれから誰に給料をもらやいい?」 スネーク「ちょっと!こんな時に何言ってるのよ!ってエミリーが言ってる」 セバスチャン「ご覧の通り今すぐには無理ですね。後程取りに来て下さい」 アバーライン「そういえば君達は一体…あれ!?あの赤毛と白衣の男はどこに行った!?いつの間に逃げたんだ!?まだ遠くには行ってないはずだ!追え!」 アレクシス「シエル、まずは何が起こっているのか説明してくれないか」 シエル(兄)「もちろんです。タナカ、応接間にご案内を」 タナカ「かしこまりました」 アレクシス「それからエリザベス、お前は家に戻るんだ。私達がどれだけ心配したことか…!」 エリザベス「ごめんなさい、お父様、お母様。でも…」 シエル「リジー、僕はもう大丈夫だ。きっとフランシス叔母様も心配なさってる」 エリザベス「…はい」 アレクシス「エドワード、リジーと一緒に屋敷に戻っていなさい」 エドワード「はい」 『馬車の中 リジーとエドワード』 エドワード「とにかくお前が無事で良かった。本当に怪我はないんだな?」 エリザベス「ええ…」 エドワード「…なあリジー、シエルが生きていたこと何故話してくれなかったんだ?」 エリザベス「……」 エドワード「リジー?」 エリザベス「どうすればいいかわからなかったの。だってあたし、気づいてなかったのよ。あたし、シエルじゃないことに全然気づいてなかったの。いつか彼のお嫁さんになるんだ…大好きだなんて言っておきながら彼が本物かどうかすらわかってなかった。あたし、もし本物のシエルが戻って来なかったら、きっと何も気づかないままシエルのふりをした彼と結婚しておばあちゃんになっても気づかないままだったはずよ」 エリザベス「なんでわからなかったのかしら?シエルのこと大好きなはずなのに…ううん、もしかしたら少し変だなと思っていたのかもしれない…けど、帰って来たのがシエルじゃないはずがないって思い込んでた。あたしね、本物のシエルが帰ってきた時、“嬉しい”より先に“どうしよう”って思っちゃったの。だってどんな顔すればいいの?」 エリザベス「あたし、好きな人とその弟の見分けもついてなかったのよ。シエルになりすましてた彼のことを心の中で責めたわ。“酷い!なんで騙したの!顔が似ていれば婚約者と別人の見分けもつかない馬鹿な女だってずっと内心笑ってたんでしょう!嘘吐き!”…でももっと酷いのはあたしだって気づいたの。もし3年前に戻ってきたのが“シエル”じゃなくても、あたしあれほど喜べていたかしら?貴方だけでも生きていてくれて良かったなんて心から言えたかどうかわからない。もし彼が嘘を吐いていなければ…なんで生き残ったのはシエルじゃなかったの?そんな酷いことを考えてたかもしれないわ。あたし、自分がこんなに酷い女の子だなんて知りたくなかった!シエル達がよくないことをしてるのはなんとなくわかってた。でも、でもまたシエルが死んじゃったらあたし…」 《エドワード坊ちゃま。もし一番大切にしていたものがある日突然壊れてしまったら、あなたはどうなさいますか?》 エドワード「神よ、なんと酷な試練をお与えになるのか…」 エリザベス「(小さい頃からずっとシエルが好きだった。この恋心は本物なのだと信じてきた。でも、その恋心こそが不実そのもの。貴方もあたしの恋心もぜんぶぜんぶ偽物)」 | |||
← 第143話 | 第145話 → | ||
関連記事 | |||
コミックス一覧 | アニメ作品一覧 |