葬送のフリーレン | 第2期35話『神技のレヴォルテ』ネタバレ

FRIEREN

本記事では、TVアニメ『葬送のフリーレン』第2期35話の物語展開について、原作をもとに整理しています。
魔族探索の開始、フェルンへの戦闘託宣、そして村に残ったシュタルクとゲナウの因縁が交錯。
※本記事は放送前の予想を含みます。実際の内容は放送後に追記・修正予定です。
第34話第36話 →

葬送のフリーレン 第35話

原作山田鐘人
作画アベツカサ
放送日2026年3月6日
原作第72話 将軍
第73話 遭遇戦
第74話 神技のレヴォルテ
サブタイトル神技のレヴォルテ
OPテーマlulu.
EDテーマThe Story of Us

第35話 神技のレヴォルテ


出演声優

フリーレン:種﨑敦美
フェルン:市ノ瀬加那
シュタルク:小林千晃
ヒンメル:岡本信彦
アイゼン:上田燿司
ハイター:東地宏樹

あらすじ

魔族探索を開始したフリーレン一行は、放棄された砦へ向かう。一方、村に残ったシュタルクとゲナウの前に「神技のレヴォルテ」が襲来。四刀流の魔族との激戦が展開される。フリーレン側でも奇襲を受け、フェルンが戦闘を任される中、村では因縁と過去が浮かび上がる。

概要

第35話は探索開始と同時に、戦線を二分する構成となる。フリーレン側では魔族の戦術と飛行魔法の解説が入り、フェルンの実力が試される展開へ進む。一方、村ではゲナウの過去と「優しさ」を巡る思想が描かれ、レヴォルテとの因縁が明かされる。戦闘描写だけでなく、価値観と覚悟の対比が主軸となる回である。

ネタバレ

1. 回想:ゲナウの過去と相棒の死(原作:第72話)

👉原作:第72話 将軍
回想では、ゲナウの内面が掘り下げられる。
  • 以前の相棒は「いい奴」だった
  • 見ず知らずの人間のために本気になれる人物
  • 子供を庇って死亡
  • その結果、魔族を仕留め損ねた
ゲナウは、
  • 自分ならそんな行動は取らない
  • 今までも見捨ててきた
と語り、
メトーデに「自分のようになるな」と告げる。
北部高原の任務を任される一級魔法使いは、
  • 戦いが好きな人間
  • 碌な人間ではない
という、ゲナウ自身の自己評価も示される。

2. 魔族将軍という存在

情報共有の場で、メトーデは敵戦力を整理する。
  • 魔族は計四体
  • 主力はすでに村から離脱
  • その内の一体は「魔族の将軍」
フリーレンは魔族将軍について説明する。
  • 強大な魔力で身体能力を強化
  • 武器を自在に操る熟練戦士
  • 何百年も武を極める者もいる
  • 魔王軍にはアイゼン以上の将軍も存在した
今回の敵は、
  • 人の姿から大きく逸脱している可能性
  • 四本の剣を操る未知の存在
であり、それこそが騎士団敗北の決定的要因だったと示される。

3. 魔族側:レヴォルテの戦略

場面は魔族側へ移る。
  • 四本腕に四本の剣を持つ魔族「レヴォルテ」
  • 目隠しをした異形の将軍
部下は、
  • 魔法使い4人
  • 戦士1人
  • 内3人が一級
という戦力を把握し、襲撃を提案する。
しかしレヴォルテは、
  • 嫌な予感がするとして即時攻撃を拒否
  • 分散するまで待つ判断を下す
さらに彼は、
  • 村を滅ぼしてきた経験から
  • 人間には「死体を守るため村に残る習性」がある
ことに気づいていた。
理由は不要で、ただそうなるという理解こそが、魔族の冷酷な知性を際立たせる。

4. 村に残る者

フリーレン側に戻り、ゲナウは判断を下す。
  • ノルム騎士団が遺体を引き取るまで
  • 誰かが村に残る必要がある
その役目を、ゲナウ自身が引き受けることで物語は幕を閉じる。

5. 魔族探索開始と砦への方針決定(原作:第73話)

👉原作:第73話 遭遇戦
フリーレンは魔族探索の行動方針を示す。
  • 魔族の探索を開始する
  • まず 北にある放棄された砦へ向かう
  • 放棄された砦は魔族の潜伏先になりやすい
ゲナウは、ノルム騎士団が死体を回収しに来た後で合流すると告げる。

6. シュタルクの残留決断と前衛問題

シュタルクは砦へ向かわず、村に残ることを選ぶ。
  • 自分は村に残る
  • 魔族と戦うために前衛が必要だとゲナウに指摘される
  • しかし村に魔族が戻ってきた場合の危険性を指摘する

シュタルクの主張

  • フリーレン達は危なくなれば逃げられる
  • ゲナウはこの村を捨てて逃げられない
  • だから自分が村に残る
フリーレンも前衛不在には限度があると認めつつ、最終的にシュタルクの判断が通る。

7. ゲナウの本音と“いい奴”論

フリーレン一行が出発した後、村に残ったシュタルクとゲナウの間で静かな会話が交わされる。

ゲナウの言葉

  • シュタルクはいい奴だ
  • いい奴は長生きできないかもしれない

シュタルクの返答

  • ゲナウもいい奴に見える
  • 滅びた村を守ろうとしている
  • 自分にはそれができなかった

ゲナウの本音

ゲナウは自分を「いい奴ではない」と断言する。
  • 北側諸国の平穏のためなら何でもやってきた
  • 人を殺し、多くを見捨ててきた
  • 人の死に慣れてしまった
  • 故郷が滅びても何も感じない
  • ただ「こうするべきだ」と思ったから村に残っている
そして、自分が今さら何をしているのか分からない、と語る。

8. フリーレン一行の移動と会話(フリーレンサイド)

ここから視点はフリーレン達に移る。

探索時の注意

  • 長距離魔力探知はなるべく使わない
  • 熟練の相手だと逆探知される可能性がある
  • 砦までは距離があるため、会話をしながら進む
  • コミュニケーションはチームワーク向上に必要

9. メトーデとフリーレンのやり取り

移動中、メトーデがフリーレンに話しかける。
  • フリーレンの頭を撫でたい
  • ゼーリエには嫌がられていた
フリーレンは強く拒否する。
  • 自分はメトーデより年上
  • 撫でられるのは嫌
フェルンも同調し、フリーレンを軽々しく触るなと注意する。

10. 魔導書による態度豹変

メトーデは切り札を出す。
  • 「卵を割った時に殻が入らなくなる魔法」の魔導書を提示
これによりフリーレンは即座に態度を変える。
  • 好きなだけ撫でていい
  • 抱きしめられても許可
フェルンは納得できず、フリーレンを引き剥がそうとする。

11. 魔族の奇襲と霧魔法ネベラドーラ

その最中、上空から魔族が出現する。
  • 魔力探知されていた
  • 敵に位置が完全に把握されている

魔族の構成

  • 男女二人の魔族
  • 両者とも飛行している
魔族の男が魔法を使用。
  • 霧を操る魔法「ネベラドーラ」

12. 戦場状況の分析(フリーレン)

霧による効果。
  • 視界が遮断される
  • 魔力探知も妨害される
  • メトーデと分断される
フリーレンは敵を高く評価する。
  • 上空からの攻撃を警戒
  • 戦い慣れた魔族
  • 魔王軍の戦闘様式に近い

13. 飛行魔法についての解説

フェルンは疑問を口にする。
  • 魔族は飛行魔法を使っていた
  • 魔族は一つの魔法しか研究しないはず
フリーレンの説明。
  • 魔族にとって飛行は特別な魔法ではない
  • 人間にとっての「歩行」と同じ
  • だから野戦では飛行が当たり前
  • 空は今でも魔族の領域

14. フェルンに託される戦闘

フリーレンは判断を下す。
  • メトーデは既に会敵している
  • フェルンに戦闘を任せる
理由。
  • これは一級魔法使いに与えられた任務
  • 一級魔法使いはフェルン
  • 勝てる相手だと断言

15. 魔族の奇襲とフェルンの防御

直後、魔族の男から奇襲攻撃。
  • フェルンは防御魔法で防ぐ
フリーレンは「ほらね」と余裕を見せる。
しかしフェルンは冷静に否定する。
  • 今の防御は偶然
  • フリーレンが指を指したから反応できただけ
  • 攻撃は探知できなかった
  • 相手は格上
それでもフリーレンは言い切る。
  • 自分はそうは思わない
  • フェルンなら勝てる
物語はここで幕を閉じる。

16. 村での会話と因縁の示唆(原作:第74話)

村に残ったシュタルクは、魚を釣って戻ってくる。
夜食にしようとゲナウを誘うが、ゲナウはメトーデに怒られるため断る。
シュタルクは自分だけで食べることにし、フェルンには内緒にしてほしいと頼む。
その後、シュタルクは村を襲った魔族についてゲナウに尋ねる。
ゲナウは「四刀流の魔族」に心当たりがあると語る。
  • 魔族の名は神技のレヴォルテ
  • かつてゲナウの相棒を殺した存在
  • 魔法で作り出した四本の剣を操る
レヴォルテの剣は、重さを自在に変えられる。
羽のように軽く鋭くなる一方、巨岩のように重くもなる。
その剣は「神技の砕剣」と呼ばれ、魔法で作られた殺意の塊だと説明される。

17. レヴォルテの襲来

ゲナウが警戒を告げた直後、空からレヴォルテが現れる。
四本の剣を携え、村を守る二人の存在を見抜いていた。
  • 戦士:シュタルク
  • 一級魔法使い:ゲナウ
レヴォルテはゲナウに見覚えがあると語り、名乗るよう要求する。
しかしゲナウは応じず、害虫駆除に例えて挑発する。
戦闘が始まり、ゲナウは忠告する。
レヴォルテの斬撃を正面から受ければ、消し飛ぶと。

18. 黒金の翼魔法「ディガドナハト」の発動

シュタルクとレヴォルテの剣戟が始まる。
ゲナウもまた接近戦に参加し、黒金の翼を操る魔法「ディガドナハト」を使用する。
ゲナウは戦いながら状況を分析する。
  • レヴォルテは剣術の達人級
  • 手数、反射速度、体力すべてが人間離れしている
  • シュタルクも徐々に押されている
  • 持久戦になれば確実に不利
撤退も考えるが、相手の方が速く、追撃されると判断する。

19. シュタルクの決断と反撃

その最中、シュタルクは正面から斬撃を受けてしまう。
レヴォルテは勝利を確信する。
しかしゲナウは見抜いていた。
シュタルクはわざと斬られたのだと。
  • 丈夫な体を活かした囮
  • ほんの一瞬の隙を作るための行動
その隙を突き、ゲナウの魔法がレヴォルテを斬り裂く。
レヴォルテは致命傷を負う。

20. 過去の因縁と心理戦

瀕死のレヴォルテは、ゲナウの正体を思い出す。
以前殺した一級魔法使いの「片割れ」だと語る。
  • ゲナウが別の討伐に出ていた間
  • 相棒は村を守り、命を落とした
  • 戻った時にはすべてが手遅れだった
相棒の最期を語ろうとするレヴォルテに、ゲナウは黙れと告げる。
だがレヴォルテは最後の助言を残す。
「生存者の確認は、もっとしっかりやれ」

21. 子供の正体とゲナウの動揺

物陰から一人の少女が姿を現す。
ゲナウは思わず「子供!?」と声を上げる。
レヴォルテは少女に向かって剣を投げる。
ゲナウは庇うが、その瞬間、少女に腹を刺される。
少女の正体は、人間に変身したレヴォルテの部下の魔族だった。
  • 人間を模倣した姿
  • ゲナウの油断を誘うための罠
倒れていたゲナウは起き上がり、自らの黒い羽でその魔族を真っ二つにする。
ゲナウは内心で判断の鈍りを悔やむ。
一瞬、亡き相棒の姿が脳裏をよぎっていた。

22. ゲナウの過去回想

レヴォルテは、人間には子供を庇う習性があると語る。
ゲナウはそれを否定する。
見ず知らずの子供を庇って死んだ馬鹿は一人だけだ、と。
ここで回想が挿入される。
  • ゼーリエは、ゲナウの相棒を「優しすぎた」と評する
  • 優しい魔法使いは長生きできないと言う
  • ゲナウは立派な最期だったと答える
  • ゼーリエはそれを心にもない言葉だと見抜く
  • ゲナウに「お前は嫌な奴だ。優しさの欠片も無い。そのままでいろ」と告げる

23. 最終局面とシュタルクの再登場

現在に戻り、ゲナウは「やっぱり柄でもないことはするものじゃないな」と呟く。
レヴォルテは最後の一撃を振るおうとする。
その瞬間、シュタルクが割って入り、斧で剣を受け止める。
  • レヴォルテの剣を正面から防ぐ
  • 人間離れした耐久力を見せる
レヴォルテは驚きを隠さない。
ゲナウは、死んだふりをしていればよかったと言う。
シュタルクは答える。
戦いは最後まで立っていた奴が勝つのだと。

24. 死線の継続と二人の覚悟

ゲナウはシュタルクを馬鹿だと言いつつも、その考えを肯定する。
追い詰められた戦いほど、生き残った時の感動は大きいと語る。
シュタルクは震えが止まらないと笑う。
それを楽しみだと言い、二人は再び戦いに臨む。


まとめ

第35話は魔族との本格衝突が始動し、フェルンとシュタルクそれぞれの成長と覚悟が描かれるエピソードであった。
  • 魔族探索開始と二手に分かれる行動
  • フェルンに託される一級魔法使いの任務
  • 神技のレヴォルテとの因縁の開示
  • ゲナウの過去と「優しさ」への否定
  • 村側と砦側、二戦線同時進行の構図
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