名探偵コナン | キッドVS白馬 青の玉座(アズール・スローン)ネタバレ | 原作回

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名探偵コナン アニメ キッドVS白馬 青の玉座 アズール・スローン ネタバレ 感想 Detective Conan Kid VS Hakuba The Azure Throne
本記事では、TVアニメ『名探偵コナン』キッドVS白馬 青の玉座の物語展開について、原作をもとに整理しています。
※本記事は放送前の予想を含みます。実際の内容は放送後に追記・修正予定です。

名探偵コナン キッドVS白馬 青の玉座

作者青山剛昌
サブタイトルキッドVS白馬 青の玉座(アズール・スローン)
放送日2026年
原作第1119話 天空
第1120話 代役
第1121話 証明
第1122話 探偵
OPテーマHeaven Knows
EDテーマTOWA~永久に風ら乗る~

キッドVS白馬 青の玉座(アズール・スローン)


出演声優

江戸川コナン:高山みなみ
毛利蘭:山崎和佳奈
鈴木園子:松井菜桜子
怪盗キッド:山口勝平
白馬探:石田彰
中森銀三:石井康嗣
鈴木次郎吉:佐藤正治
吉田陽太郎
加勢増男
吉田さつき
上地久哉

あらすじ

ベルツリータワーの天空の展示室に展示された「青の玉座」を狙い、怪盗キッドから予告状が届く。厳重な警備の中、展示室で防犯システム担当の吉田社長が死亡し、現場にはキッドの姿があった。展示室は白馬探の指示で封鎖され、閉じ込められたキッドはコナンに事件解決を持ちかける。キッドが新一に変装し、コナンとコンビを組んで真犯人を追う展開となる。

ネタバレ(原作)

1.概要

ベルツリータワーに新設された「天空の展示室」で、怪盗キッドが予告した宝石展示が行われる。
展示品は、世界最大級のタンザナイトが飾られた椅子「青の玉座(アズール・スローン)」。
厳重な警備が敷かれる中、展示室内で殺人事件が発生し、怪盗キッドも現場に居合わせることになる。

2.事件発生前の状況

展示室は、怪盗キッド対策として極めて特殊な警備体制が取られていた。
  • 出入口を映す防犯カメラは1台のみ
  • 展示室内部には強力なミスト(加湿)装置を設置
  • 壁と扉には、1秒ごとに色が変わる発光ラインを配置
  • 発光ラインは警備室モニターの外枠と連動しており、映像の改ざんやループを防ぐ仕組み
  • 怪盗キッドは「湿気に弱い」という前提で構築された警備
展示の最終チェックを担当したのは、吉田工業社長・吉田陽太郎と、技術部部長・加勢増男だった。

3.殺人事件の発覚

展示終了後、展示室周辺で局所的な停電が発生する。
その後、展示室内で以下の状況が確認される。
  • 吉田陽太郎が「青の玉座」に座らされた状態で死亡
  • 凶器は拳銃
  • 銃声はミスト装置の騒音により周囲に気づかれなかった
  • 現場には怪盗キッドの姿もあり、第一発見者の一人となる
これにより、怪盗キッド=殺人犯の可能性も含めて捜査が開始される。

4.被害者

吉田陽太郎(よしだ ようたろう)
  • 45歳
  • 吉田工業の社長
  • ベルツリータワー「天空の展示室」の設計施工を担当
  • 事件当日、展示室内で銃で撃たれて死亡しているのが発見された
  • 怪盗キッドによる犯行を装うような状況が作られていた
  • 犯行後、本人になりすましたメールが関係者に送られていた

5.容疑者

①怪盗キッド

青の玉座(アズール・スローン)を盗むと予告していた張本人。
☞疑われた理由
  • 予告時間帯に展示室内に侵入していた
  • 遺体発見時、現場に居合わせていた
  • 過去に数々の大胆な侵入・脱出を成功させている
  • 防犯設備を突破できる唯一の存在と見なされた

②上地九哉(吉田工業社長秘書)

吉田工業社長・吉田陽太郎の秘書。
☞疑われた理由
  • 社長の行動を把握できる立場にあった
  • 停電発生時の動きが不自然
  • 社長からの「宝石は私が死守する」というメールが、本人の意思と乖離していた
  • 消防士出身という経歴があり、遺体の運搬が可能だった

③加勢増男(技術部部長)

天空の展示室のミスト装置などを担当した技術責任者。
☞疑われた理由
  • 展示室の構造や設備に精通していた
  • ミスト装置の稼働時間を把握していた
  • 社長と共に最終チェックを行っていた

④吉田さつき(吉田工業社長夫人)

被害者の妻。
☞疑われた理由
  • 社長の不倫疑惑が動機として浮上
  • 事件直後に警察へ「妙なメールが届いた」と報告

⑤白馬探

高校生探偵。怪盗キッド対策の協力者として現場に関与。
☞疑われた理由
  • 鈴木次郎吉の「協力者」であり、計画を把握していた
  • 事件発生時の行動が一般人より自由だった

6.捜査で判明した不審点

捜査と現場検証により、いくつもの矛盾が浮かび上がる。
  • 社長が最終チェックで展示室に戻った時間は約10秒と短すぎる
  • 血痕・遺体・凶器の位置関係に複数の不自然さが確認された
  • 社長の靴の爪先に、引きずられたような痕跡がある
これらから、社長は別の場所で撃たれ、遺体が後から玉座に移された可能性が示唆される。

7.防犯カメラと侵入トリック

防犯カメラの映像が決定的な鍵となる。
  • ルーバーレンズ(ブラインド状のレンズ)を用いることで、カメラに映らない死角が作られていた
  • 発光ラインは映像改ざん対策だったが、物理的な死角までは防げなかった
  • この死角を利用すれば、短時間の侵入・犯行・退出が可能だった
怪盗キッドはこの仕組みを見抜いていたが、同じトリックを犯人も利用していたことが判明する。

8.犯人と犯行動機

犯人は、吉田工業社長秘書・上地九哉。
犯行動機は、社長・吉田陽太郎への個人的な被害意識と評価への不満が動機とされる。
吉田工業では、天空の展示室という大規模プロジェクトが成功したにもかかわらず、評価や功績はすべて社長である吉田に集中していた。
実務を担っていたのは加勢だったが、その成果が社長に集中して評価される状況を間近で見ていた上地は、自身も軽視されているという被害意識を強めていった。
その結果、手柄を横取りされたという被害意識、社長に見下され、都合のいい部下として扱われているという屈辱、成功の象徴である「青の玉座」と社長を同時に貶めたいという強い執着。これらが積み重なり、殺害を決意するに至った。

9.犯行の手口

①事前準備
  • 犯人は展示室の設計・施工に関わる人物と密接に行動できる内部関係者
  • ミスト装置による視界不良と、停電時の混乱を計算
  • 怪盗キッドの予告日に合わせ、警備と注目を分散させた
②犯行
  • 展示室の最終チェック後、スタッフが退室した直後に実行
  • ミストと暗闇の中で、被害者を拳銃で射殺
  • 凶器はその場に残し、犯行時刻を分かりにくくした
③偽装工作
  • 被害者の携帯から「宝石は私が死守する」というメールを妻と秘書に送信
  • 怪盗キッドが関与しているように見せかけ、疑いを誘導
④露見の理由
  • 防犯カメラの光るラインの不自然な揺らぎ
  • キッド本人の行動と現場状況の食い違い
  • 内部構造を知る者でなければ不可能な点
⑤手口の特徴
  • 内部知識を使った計画的犯行
  • キッド事件に見せかけた殺人
  • 混乱を利用したミスリードが特徴

10.事件の解決

工藤新一(怪盗キッドの変装)と白馬探の合同推理により事件の全容が明らかになる。
吉田社長は怪盗キッド侵入以前、最終チェック中に殺害されていたことが判明。
犯人はルーバーレンズによる防犯カメラの死角を利用し、社長殺害後に社長本人になりすまして展示室から出た。
停電は犯行後の混乱と時間稼ぎ、またキッドに罪を着せるために利用された。
遺体が青の玉座に運ばれていたのは、防犯カメラに社長死亡が映らないようにするため。
遺体搬送には元消防士の知識を活かしたファイヤーマンズキャリーが使われていた。
靴の爪先の痕、カーテンの血痕、滴下血痕などの物証が手口を裏付ける決定打となる。
腕の組み方の癖や行動の違和感から、社長になりすましていた人物が特定される。
犯人は秘書・上地九哉であると断定され、動機も明らかになる。
事件解決後、怪盗キッドが工藤新一に変装していたことが白馬探に見抜かれ、身柄を確保される。

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