名探偵コナン | 第1152話『ヤバイ写真』ネタバレ | Detective Conan

Detective Conan
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama)
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名探偵コナン 第1152話ネタバレ
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名探偵コナン 第1152話

名探偵コナン 漫画 1152話 ネタバレ 感想 世良真純 Detective Conan Chapter 1152
サブタイトルヤバイ写真
配信日2025年10月8日
サンデー2025年45号
単行本108巻
登場人物江戸川コナン
毛利蘭
鈴木園子
世良真純
メアリー・世良
目暮警部
高木刑事
堂本強介
近藤秀峰
野村理那
小笠原僚也
場所HOTEL RENPOH
あらすじホテルの部屋で殺された新聞記者。不可解なポーズに、血塗られた電卓。動機がありそうな容疑者3人…謎が深まる中、記者に世良が会おうとした理由は…?

第1152話 ヤバイ写真

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『英国文化を味わい、殺人事件に向き合う夜』
『HOTEL RENPOH』
📱毛利蘭「えぇっ!?殺人事件に巻き込まれた!?コナン君と一緒に!?」
📱鈴木園子「忘れ物を取りにレストランに戻ったんじゃないの?」
📱世良真純「あ、いや実は…あの小笠原っていう新聞記者の事を思い出したから、彼の部屋に会いに行ったら留守だったんだけど、その彼も“部屋にスマホ忘れた”って女連れて帰って来てさー、“部屋の中のスマホ取って来るから待ってろ”って言うから廊下でコナン君と待ってたら…」
📱鈴木園子「誰が殺されたのよ!?」
目暮警部「…なるほど、廊下で10分ぐらい待っていたが戻って来ないので予備のルームキーで部屋の中に入り、この新聞記者の小笠原僚也さんの遺体を発見したというワケだね?コナン君」
コナン「うん」
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高木刑事「あなた方はどうしてここへ?」
近藤秀峰「私は小笠原にある写真で恐喝されていたんだよ」
『近藤秀峰(60) 衆議院議員』
堂本強介「俺も同じだ。ある写真を新聞に出されたくなかったら金をよこせって」
『堂本強介(29) 俳優』
目暮警部「それにしても奇妙だな。右手はイスの脚をつかんでいて、遺体の側には電卓があり、血で書かれた0の数字と、50511070の数字」
高木刑事「ひょっとしたら側で割れてるツボは、元々この棚の上に載っていて、床に落ちていた電卓を拾おうとしてバランスを崩し、棚に体をぶつけ、その反動で落ちたツボが頭に直撃した事故死かも」
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目暮警部「とにかく一人ずつ話を伺いましょう。まずは第一発見者である野村理那さんから」
『事情聴取-野村理那』
高木刑事「亡くなった小笠原さんの新聞社に問い合わせたんですが、彼の奥さんは昨日から友人達と熱海の温泉に行ってるそうで…って事はあなたは一体…?」
野村理那「ぶっちゃけ元グラビアアイドルの…愛人よ。いくら待っても奥さんと別れてくれないから、こっちからフッてやるつもりだったけどね」
目暮警部「小笠原さんはスマホを部屋に忘れて取りに戻ったそうだが、そういうことはよくあったんですか?」
野村理那「新聞記者だから会社用のスマホは肌身離さず持ってたけど、プライベート用のスマホはしょっちゅう置き忘れていたわよ。タバコとかと一緒に。大事な写真が入ってるのにね」
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目暮警部「恐喝に使っていたその写真とは一体どんな?」
野村理那「見せてくれなかったわ。一度、何かの記事でその写真を使おうとしたけど、何かの理由で編集長に止められたと言ってたわよ?」
高木刑事「もしかしてさっきの二人のどちらかが新聞社に圧力をかけたとか?」
野村理那「いや、そうなら編集長から連絡が来てたはずだから」
世良真純「あの人達、金を払う気だったのか?」
野村理那「さぁ、かなりしぶってたけど…そうそう、あの政治家、“ノドがカラカラだから冷蔵庫の水を飲ませてくれ”って言ってたけど、その水のペットボトルを倒して僚也にかけちゃって、かなり謝ってたみたいよ」
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コナン「みたいって…見てないの?」
野村理那「その時、私シャワー浴びてて声しか聞いてないから」
世良真純「そういえば遺体のズボンの裾、少し濡れてたな」
目暮警部「もう一人の来訪者、堂本さんの方は何か変わった事はありましたか?」
野村理那「腹の具合が悪いって言って、トイレ使ってたわ。私が直前までシャワー浴びてたバスルームにあるトイレを。変わった事っていえば、出かける前に僚也もシャワー浴びてくって言ってたのに、“やっぱ帰った後でいいや”ってすぐに出かけた事ぐらいかな?」
目暮警部「ちなみにあの二人がこの部屋から出て行く所はちゃんと見たんですよね?」
野村理那「政治家の方はシャワー中だったから扉が閉まる“バタン”って音しか聞いてないけど、俳優の方は部屋から出て入口の扉が閉まるのをちゃんと見てたわよ?」
『事情聴取-近藤秀峰』
近藤秀峰「ああ、確かにペットボトルの水を頂いたよ。実は私は昨日からこのホテルに泊まっていてね。昨夜このホテルで行われた後援会のパーティーで喋り過ぎてノドがかれていたんだよ」
目暮警部「その水、こぼされたそうですが」
近藤秀峰「ええ、彼のズボンにかかってしまって…まぁ水だったから彼もそんな気にはしてなかったよ」
目暮警部「その問題の写真、どんな写真なのか教えて頂けますか?」
近藤秀峰「ここだけの話にしてくれよ?私の長男の娘が中学生になるんだが、不良な友人とつるんでて、コンビニの前でタバコを吸ってる所を写真に撮られてしまってね。その写真を公開して私の評判を下げたくなかったら5千万円よこせと脅して来たんだよ」
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「ご、5千万!?」
目暮警部「じゃあ、ここへ再び来たのはなぜですか?」
近藤秀峰「断りの電話をかけたのに全くつながらないから直接断りに来たんだよ。ほら、この発信履歴見ろ。これが証拠だ」
目暮警部「ん?この破れた紙キレは?」
近藤秀峰「小笠原の名刺だよ。頭にきたから破ってしまったよ」
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『事情聴取-堂本強介』
堂本強介「おいマジか!?近藤議員…あのブン屋の名刺ビリビリ破いちまったのか?まぁ俺も腹が立って握り潰したからこの通り、ひん曲がっちまってるけど」
世良真純「アンタ、香水きっついな」
堂本強介「ああ、おれは香水マニア。会う相手で香水を変えてんだ。だからホラ、いつもこの位持ち歩いてるぜ?」
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目暮警部「腹の具合が悪かったそうですが」
堂本強介「夕食に何かが俺の体に合わなかったようで…今は大分良くなったよ」
目暮警部「それで?どんな写真で脅されていたんですか?」
堂本強介「やっぱソレ気になるよね?オフレコで頼むけど…今俺有名スポーツメーカーと独占契約してて…このCM見た事あるでしょ?」
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堂本強介「でも違うメーカーの帽子を被ってるところ撮られちまって、“莫大な違約金を払うぐらいなら5千万払う”と返事を言いにこの部屋に戻って来たワケさ」
『事情聴取の後』
高木刑事「一応、あの3人のボディーチェックをしましたが、特に怪しい物を持っている人はいませんでした」
目暮警部「部屋からも何も出て来てないしなぁ…」
コナン「ねぇ、世良の姉ちゃんは何で小笠原さんに急いで会おうとしてたの?」
世良真純「ああ…もしかしたらあの記者にヤバイ写真を撮られたかもって思ったから。もしそうならその写真を消してもらおうと」
コナン「ヤバイ写真って?」
世良真純「あ、いや…それは…その…パンチラ写真だよ!ボクの私服の…スッゲーヤバイやつ!」
コナン「え?」
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コナン「って世良の姉ちゃん制服以外でスカートはいた事ないじゃん」
世良真純「その時は珍しくはいてたんだよ。風が吹いてめくれた所をあの記者に撮られたかもって。あれが世間に流出したらもうお嫁にいけないよー」
📱高木刑事「ああ鑑識さん…何かわかりましたか?…ええっ!?遺体のズボンの裾の折り返しから小型のGPSが出て来た!?」
目暮警部「本当かね?」
高木刑事「はい。直径2センチの丸いGPSが」
コナン「(恐らくそれを仕掛けたのは近藤議員だな)」
世良真純「(水をかけて濡れたズボンをハンカチで拭くフリしてズボンの折り返しにGPSを入れたんだ)」
コナン「(でも一体何のために!?新聞記者の位置を把握して何をしようとしてたんだ?それにやっぱり気になるのが被害者のそばにあった電卓の血で書かれた0とその後に続く50511070。あれがダイイングメッセージだとしたら、頭の血で書かれた0を除けば、505はSOSに見えるし、110は警察だから警察に助けを求めて…)」
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コナン「(でもダイイングメッセージで犯人を名指しするならわかるけど、助けを求めても意味がないし、最後の70も謎のままだ。いや、警察に向けてのメッセージじゃなく、もしかしたら…)」
世良真純《記憶力はいいんだ。これでも探偵やってるからな》
小笠原僚也《へぇー探偵ねぇ…》
コナン「(探偵の世良に向けてのメッセージか!)」
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コナン「(だとしてもメッセージを読み解くヒントが何かあるはず。例えば、暗号のはしにタヌキの絵が描いてあったら“タを抜いて読め”とか。そういえば小笠原さん言ってたな)」
小笠原僚也《あいにく今日はタヌキでね》
コナン「(あれはどういう意味だったんだ?)」
目暮警部「ちなみに小笠原さが部屋を出て向かおうとしていた行き先はどこだったのかね?もしかしたらそこへ行かせたくないのが犯人の動機かも」
高木刑事「それはないかと。近所の高級中華を予約されている様だとホテルの方が言っていました。今日は彼、タヌキだったと」
コナン「タヌキって何なの?」
高木刑事「ホテルのレストランの夕食を予約していない客の事だよ。夕食の「夕」の字がカタカナの「タ」に見えるから、夕食抜きで「タヌキ」って言うホテルや旅館用語だよ。このホテルの人に小笠原さんの事を聞いたら、特ダネを取る為に何度も張り込んだ事があったらしくて、仲良くなってホテル用語も色々教えたって」
世良真純「じゃあひょっとしたら、あの電卓の暗号のホテル用語だったりして…」
コナン「それに血で書かれた0(ゼロ)はアルファベットのO(オー)だったかも…ホテル用語って他に何がある?例えば「オ」や「オー」から始まる言葉とか」
高木刑事「えーっと、「オ」だったら神棚のお供え物はいつでも「一対」だから恋人同士や夫婦とか二人で宿泊する客を「お供え」。予約してないのに予約したと言って泊まりに来る客を突然現れるから「お化け」。これは旅館とかの板前さん用語だけど、前日に仕入れたのに売れ残った魚の事を「お泊まり」って言うらしいよ」
世良真純「丁度あの3人に当てはまるな」
コナン「多分、あの暗号には探偵の世良の姉ちゃんなら解けるようなヒントがあると思うんだけど、何か思いつかない?」
世良真純「って言っても遺体はイスの脚をつかんでいただけだからなァ…いやアレはイスの脚じゃなく、車輪っていうか…」
コナン「タイヤ…」
コナン・世良「(そ、そうか!タイヤだ!)」
世良真純「(そうだとするとトリックも)」
コナン「(事件の真相も容易に想像できる)」
コナン・世良「(間違いない。小笠原さんを殺害したのは犯人はあの人だ)」
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