名探偵コナン | 第108巻1152話『ヤバイ写真』ネタバレ | 写真に隠された秘密②

Detective Conan
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『名探偵コナン』第1152話「ヤバイ写真」ネタバレ。本話では、ホテル連峰の204号室で発生した新聞記者殺害事件の本格的な捜査が描かれる。現場に居合わせたコナンと世良は、目暮警部たちとともに容疑者となった三人の事情聴取に立ち会う。被害者が遺した不可解な電卓の数値やホテルの専門用語、遺体の衣服から見つかった遺留品を手がかりに、二人の探偵は事件の真相へと迫る。
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名探偵コナン 第1152話

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サブタイトルヤバイ写真
配信日2025年10月8日
サンデー2025年45号
単行本108巻
登場人物江戸川コナン
毛利蘭
鈴木園子
世良真純
メアリー・世良
目暮警部
高木刑事
堂本強介
近藤秀峰
野村理那
小笠原僚也
場所HOTEL RENPOH

第1152話 ヤバイ写真

▶ 目次(この記事の内容)

あらすじ

ホテルで殺人事件に巻き込まれた世良は、電話を通じて蘭と園子に状況を説明する。204号室では、目暮警部と高木刑事が小笠原僚也の遺体を調査し、傍らにある血の「0」と「50511070」が表示された電卓に注目する。容疑者として、小笠原から写真をネタに五千万円を脅し取られようとしていた近藤秀峰議員、俳優の堂本強介、自由な行動を見せる愛人の野村理那の三人が浮上する。事情聴取が進む中、近藤が小笠原のズボンに水をこぼしたことや、堂本が個室トイレを借りたこと、被害者のズボンの裾から小型GPSが発見されたことが判明する。コナンと世良は、高木刑事からホテル用語の「タヌキ」やその他の隠語の意味を聞かされ、電卓の数字が示すメッセージの意図を模索する。遺体が掴んでいた椅子の脚の形状からタイヤの存在を連想した二人は、暗号の謎と犯人のトリックを完全に見抜き、容疑者の中から真犯人を特定する。

概要

本話は、密室で殺害された新聞記者が残した謎のダイイングメッセージの解読と、三人の容疑者の動機や不審な行動を暴く謎解き編の前半である。作中では、容疑者それぞれの立場から語られる恐喝の裏事情や、被害者の名刺に対する異なる扱いなど、細かな物証が提示される。特に被害者の衣服の折り返しに仕込まれていた直径二センチメートルの小型GPSという物証は、犯行の計画性や被害者の行動監視を裏付ける重要な要素となる。さらに、事件解決の決定的な手がかりとして、一般には馴染みの薄い「タヌキ」「お供え」「お化け」「お泊まり」といった独特なホテルや旅館の専門用語が登場する。コナンと世良が、被害者の生前の発言や遺体の不自然なポーズをこれらの専門用語と組み合わせることで、複雑に見えた暗号が鮮やかに解き明かされる構成となっている。
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本文:ネタバレ

1. 蘭と園子への状況説明と204号室での遺体発見状況の確認

世良はホテルのロビーで待っている蘭と園子に電話をかけ、自身が置かれた緊迫した状況を伝える。
事件の報告:
  • 蘭は世良がコナンとともに殺人事件に巻き込まれたことを知って驚き、園子は二人が忘れ物を取りにレストランへ戻ったのではなかったのかと疑問を口にする。
経緯の告白:
  • 世良は小笠原という新聞記者のことを思い出して彼の部屋へ向かったが留守であり、その後に小笠原が女性を連れてスマホを取りに戻ったため廊下で待っていたと説明する。
被害者の追及:
  • 園子が一体誰が殺されたのかと大声で尋ねる中、場面は事件現場となったホテルの204号室へと移行する。

2. 目暮警部と高木刑事による現場検証と事故死の仮説

204号室の室内では、目暮警部と高木刑事がコナンから第一発見時の詳細な状況を聴き取る。
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発見の状況:
  • 目暮警部はコナンたちが廊下で十分ほど待っても小笠原が戻らないため、予備のルームキーで室内に入って遺体を発見したという経緯を確認する。
同行の理由:
  • 高木刑事からなぜこの場所にいるのかと問われた近藤秀峰議員と俳優の堂本強介は、それぞれ小笠原からスキャンダル写真で恐喝されていた事実を明かす。
現場の不自然さ:
  • 目暮警部は遺体の右手が椅子の脚を掴んでいることや、血で書かれた0と50511070という数字が表示された電卓が残されている奇妙な点を指摘する。
事故死の推測:
  • 高木刑事は床に落ちた電卓を拾おうとした小笠原がバランスを崩して棚に体をぶつけ、その反動で落下した壺が頭を直撃した事故ではないかと推測する。
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3. 愛人・野村理那への事情聴取と小笠原のスマホの置き癖

目暮警部は事件の第一発見者である元グラビアアイドルの野村理那から詳しい事情の聴取を始める。
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留守の家族:
  • 高木刑事は新聞社への問い合わせにより小笠原の妻が昨日から友人たちと熱海の温泉に旅行中であることを突き止め、野村理那の立場を追及する。
愛人の関係:
  • 野村理那は自分が小笠原の愛人であることをあっさりと認め、いくら待っても妻と離婚してくれないため自分から振ってやるつもりであったと吐露する。
遺失の習慣:
  • 小笠原が携帯電話を部屋に忘れた頻度について問われた野村理那は、会社用の端末は肌身離さず持っていたがプライベート用は煙草と一緒に頻繁に置き忘れていたと証言する。

4. 恐喝写真に関する情報と編集長による差し止めの経緯

野村理那は小笠原が恐喝に使用していた写真の扱いについて、目暮警部たちに知っている限りの情報を話す。
写真の秘匿:
  • 恐喝に用いられた写真の内容を尋ねられた野村理那は、小笠原が自分に対してその写真を一度も見せてくれなかったと答える。
公表の禁止:
  • 小笠原が過去に何かの記事でその写真を使用しようとしたものの、何らかの理由によって編集長から掲載を止められたと話していた事実を明かす。
圧力の否定:
  • 高木刑事が容疑者の二人のどちらかが新聞社に圧力をかけた可能性を疑うが、野村理那はそれなら編集長から連絡があるはずだと否定する。

5. 近藤議員が起こした水こぼしアクシデントとズボンの濡れ

世良は容疑者たちの支払い意思を確認し、野村理那は近藤秀峰議員が部屋で起こした行動を振り返る。
支払いの態度:
  • 世良が二人の大物は金を支払う気があったのかと質問すると、野村理那はかなり渋っていた様子を語りつつ近藤議員の行動を思い出す。
水のトラブル:
  • 近藤議員が喉の渇きを訴えて冷蔵庫の水を求めた際、ペットボトルを倒して小笠原に水をかけてしまい、激しく謝罪していた声を野村理那が証言する。
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状況の合致:
  • コナンがその場面を見ていないのかと確認すると、野村理那はシャワー中で声しか聞いていないと答え、世良は遺体のズボンの裾が濡れていた事実と結びつける。

6. 堂本強介の行動とバスルームのトイレ借用に関する証言

目暮警部はもう一人の訪問者である俳優の堂本強介の行動について、野村理那から話を聞き出す。
トイレの使用:
  • 野村理那は堂本強介が腹の具合が悪いと言って、自分が直前までシャワーを浴びていたバスルーム内のトイレを使用していたことを説明する。
被害者の心境:
  • 小笠原が出かける前に自分もシャワーを浴びると言っていたにもかかわらず、やはり帰った後でいいと言ってすぐに出発した不審な変化を野村理那が語る。
退室の確認:
  • 目暮警部から二人の退室を目撃したか問われた野村理那は、議員の時は扉が閉まる音のみであり、俳優の時は扉が閉まる瞬間をこの目で見たと証言する。

7. 近藤議員への事情聴取と後援会パーティーでの喉の渇き

目暮警部は衆議院議員の近藤秀峰に対する事情聴取を行い、彼が部屋を訪れた理由と行動を確認する。
水の借用:
  • 近藤議員は小笠原の部屋でペットボトルの水を貰った事実を認め、昨日からこのホテルに滞在していたスケジュールを語る。
喉の不調:
  • 昨夜ホテルで開催された自身の後援会パーティーにおいて、熱弁を振るって喋りすぎたために喉が枯れていたという理由を説明する。
汚損の謝罪:
  • 水をこぼして小笠原のズボンを濡らしてしまった件について、近藤議員はただの水であったため相手も大して気にしていなかったと述べる。

8. 孫娘の不祥事と五千万円の要求および破られた名刺の存在

近藤議員は小笠原から脅迫されていた写真の具体的な内容と、再び部屋を訪れた動機を語る。
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不祥事の写真:
  • 近藤議員は内密にすることを条件に、自身の中学生の長男の娘が不良の友人とコンビニの前で煙草を吸っている写真を撮られたと告白する。
巨額の脅迫:
  • その写真を公表されて自身の政治的評判が下がることを防ぐため、小笠原から五千万円という巨額の現金を要求された事実を明かす。
名刺の切断:
  • 断りの電話が繋がらないため直接断りに来たと主張する近藤議員は、頭に血が上って引き破った小笠原の名刺の破片を目暮警部たちに提示する。
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9. 俳優・堂本強介の香水マニアの一面と握り潰された名刺

目暮警部は俳優の堂本強介に対しても同様に話を伺い、彼の所持品や被害者への怒りを確認する。
同調の発言:
  • 堂本強介は近藤議員が名刺を破り捨てたことに驚きつつ、自身も腹が立って握り潰したために歪んでしまった小笠原の名刺を差し出す。
香水の指摘:
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  • 世良が堂本強介の香水の匂いが非常に強いことを指摘すると、彼は自分が香水マニアであり会う相手によって匂いを変えていると説明する。
携帯の現物:
  • 常に多くの種類の香水を持ち歩いていると主張する堂本強介は、その現物を見せつつ夕食が体に合わなくて腹を下していたが今は回復したと述べる。

10. 独占契約と他社製品着用のスキャンダル写真による恐喝

堂本強介は自身が小笠原から脅迫を受ける原因となった写真の理由と、部屋に戻った目的を説明する。
契約の縛り:
  • 堂本強介は現在有名なスポーツメーカーと独占契約を結んでおり、テレビコマーシャルにも出演しているという現状を語る。
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違約金の恐怖:
  • 契約とは異なる他社の帽子を着用しているところを小笠原に撮影され、公になれば莫大な違約金が発生するリスクを説明する。
支払いの決意:
  • 違約金を支払うよりは要求された五千万円を支払う方が良いと考え、その返事を伝えるために再び小笠原の部屋へ戻ってきたと主張する。

11. 遺体のズボンから発見された小型GPSと世良の推理

高木刑事による容疑者たちの所持品検査の結果が報告され、現場に新たな物証がもたらされる。
検査の結果:
  • 高木刑事は三人のボディチェックにおいて特に怪しい物品の所持は見られず、室内からも不審な物は発見されなかったと目暮警部に伝える。
目的の追及:
  • コナンが世良に対してなぜ小笠原に急いで会おうとしていたのか尋ねると、世良は自分が恥ずかしい写真を撮られた可能性を疑って消去を求めたと答える。
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鑑識の報告:
  • 高木刑事の携帯電話に鑑識からの連絡が入り、小笠原の遺体が履いていたズボンの裾の折り返し部分から小型のGPSが発見された事実が告げられる。
仕掛けの看破:
  • 直径二センチメートルの丸いGPSの存在を知ったコナンと世良は、近藤議員が水を拭くふりをしてズボンの裾にそれを仕込んだトリックを見抜く。

12. 電卓の暗号解読の模索とホテル用語「タヌキ」の解説

コナンは近藤議員の意図を疑いつつ、遺体の傍らに残された電卓の暗号の解読に思考を巡らせる。
動機の疑問:
  • コナンは近藤議員が記者の位置を把握しようとした目的を考え、さらに血の0と50511070という数字の並びに注目する。
暗号の推測:
  • 505をSOS、110を警察への救助信号と捉える仮説を立てるが、犯人を名指ししない点や最後の七〇の意味が不明であることに悩む。
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行き先の確認:
  • 目暮警部が小笠原の出発しようとしていた目的地について尋ねると、高木刑事はホテル側の情報として近所の高級中華料理店が予約されていたと答える。
用語の判明:
  • 高木刑事は小笠原が夕食の予約をしていない客を意味するホテル用語の「タヌキ」であったと言い、夕という文字がカタカナのタに見えることに由来すると説明する。

13. ホテル用語の追加説明と容疑者三人への当てはまり

高木刑事は小笠原がホテル従業員と親しくなって教わったという、いくつかのホテル専門用語をさらに披露する。
お供えの定義:
  • 高木刑事は二人組の宿泊客を神棚のお供え物に例えて「お供え」と呼ぶ業界の専門用語をコナンたちに解説する。
お化けの定義:
  • 予約をしていないにもかかわらず予約したと主張して突然現れる厄介な宿泊客を、突発的な存在として「お化け」と称する言葉を説明する。
お泊まりの定義:
  • 前日に仕入れたものの売れ残ってしまった魚を意味する板前用語として「お泊まり」という言葉が存在することを高木刑気が付け加える。
容疑者の符号:
  • 世良はこれらの専門用語がちょうど愛人の野村理那、俳優の堂本強介、議員の近藤秀峰という三人の容疑者の状況に合致することに気づく。

14. イスの脚の真実とタイヤの記憶による犯人の特定

コナンと世良は遺体のポーズと暗号のヒントを結びつけ、事件の真相と真犯人の正体に到達する。
遺体のポーズ:
  • コナンから暗号を解くヒントがないか問われた世良は、遺体が椅子の脚を掴んでいた不自然な姿勢について改めて考察する。
形状の反転:
  • 掴んでいたものが椅子の脚ではなく、キャスターなどの車輪やタイヤの形状に類似しているのではないかと世良がひらめく。
真相の覚醒:
  • 小笠原が最初に語ったタイヤの溝の深さに関する数値の記憶が蘇り、コナンと世良は電卓の数字が示す本当の意味を完全に理解する。
犯人の特定:
  • 暗号の意図と犯行のトリックが容易に想像できる状態となり、二人の探偵は小笠原を殺害した人物が誰であるかを確信する。
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まとめ

第1152話「ヤバイ写真」では、恐喝を行っていた新聞記者の死を巡り、容疑者たちの嘘と物証、死者が遺した暗号が複雑に交錯する。
事件の背景:
  • 被害者の小笠原僚也は、近藤秀峰議員や俳優の堂本強介のスキャンダル写真を盾に、それぞれから五千万円という大金を要求する強欲な恐喝を行っている。
容疑者の状況:
  • 愛人の野村理那は小笠原の不誠実な態度に不満を抱き、近藤議員は水をこぼした隙に被害者のズボンに小型GPSを仕込み、堂本強介は個室トイレを借りるなど全員に不審な動きがある。
暗号の鍵:
  • 電卓に残された「0」と「50511070」という謎の数字の羅列は、一見すると警察への救助信号に見えるが、実際には探偵である世良に向けられたメッセージである。
専門用語の役割:
  • ホテルや旅館の業界用語である「タヌキ」「お供え」「お化け」「お泊まり」という隠語が提示され、これらが容疑者三人の特徴や行動を象徴するヒントとなる。
真相への到達:
  • 小笠原が最初に世良のバイクのタイヤの溝に関して語った「0.8ミリメートル」という安全基準の会話が、電卓の暗号を解く決定的な手がかりとして機能する。
探偵の確信:
  • 遺体が掴んでいた椅子の脚をタイヤに見立てることで、コナンと世良は犯人が仕掛けたトリックと事件の全貌を完全に見抜き、真犯人の特定に成功する。
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