文スト | 第127話『別れは呼鈴を鳴らさない』ネタバレ(ヤングエース最新話) | Bungo Stray Dogs

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原作(Original Story): 朝霧カフカ×春河35
文スト 127話 ネタバレ 感想 フョードル・ドストエフスキー ドスくん 文豪ストレイドッグス ヤングエース Bungo Stray Dogs Chapter 127 BSD
文豪ストレイドッグス 第127話ネタバレ
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文豪ストレイドッグス 第127話

サブタイトル別れは呼鈴を鳴らさない
配信日2025年12月4日
ヤングエース2026年1月号
単行本28巻
登場人物中島敦
芥川龍之介
江戸川乱歩
フョードル・ドストエフスキー
条野採菊
末広鉄腸
坂口安吾
辻村深月

第127話 別れは呼鈴を鳴らさない

『逃亡阻止、総力戦!』
坂口安吾「魔人は何を仕掛けてくるか判りません。警戒を怠らぬように」
「標的に動きなし」
文スト 127話 ネタバレ 感想 坂口安吾 文豪ストレイドッグス ヤングエース Bungo Stray Dogs Chapter 127 BSD
坂口安吾「(特殊部隊“闇瓦”による包囲。万一それが破られても空港内の全航空機はEMPにより使用不可。逃げ場はない) 殺せば転生されます。対異能者用昏睡銃を (ドストエフスキー…勝負ありです)」
辻村深月「先輩!偽物です」
文スト 127話 ネタバレ 感想 辻村深月 文豪ストレイドッグス ヤングエース Bungo Stray Dogs Chapter 127 BSD
坂口安吾「(そんな…あり得るのかこんな事が…この最終局面に…乗れば勝利確定最強の切り札、ステルス機に乗らない?一体何手先まで読めばそんな事が出来る?)」
中島敦「終わりだ…探偵社もマフィアもギルドも奴を止められなかった。誰もドストエフスキーには勝てない」
芥川龍之介「本当にそうか?僕等が奴を最初に追った時、奴は戦場たる坑道に居すらしなかった。その後、ムルソーに収監されたが、それは“態と捕まる”という策略だった。奴は常に無謬。近づく事すら叶わぬ夢幻だった。だが今は?奴はこの空港に実在する。確実に。偽物をステルス機に乗せた…それは即ち、“乗るのは危険だ”と判断した奴の苦肉の策では?此処から先は詰将棋だ。奴は強力な指し手だが、それでも一歩誤れば死ぬ。恐らく奴は幾百年とも知れぬ人生の中で初めて追い詰められている。行くぞ」
中島敦「(詰将棋…なら勝てる。こちらに乱歩さんがいる限り)」
文スト 127話 ネタバレ 感想 鉄腸 条野 乱歩 文豪ストレイドッグス ヤングエース Bungo Stray Dogs Chapter 127 BSD
末広鉄腸「条野、漸く捕まえたぞ」
条野採菊「アァァア」
末広鉄腸「聞こえん!ワンオーダーになど屈するな条野!貴様はその程度ではない筈だ!その魂の気高さを!勇気を!俺に示すのだ!」
条野採菊「…いタい…痛いんじゃボケぇえぇ!こォのイノシシ鉄腸!刻んで牡丹鍋にしてやろうか!」
文スト 127話 ネタバレ 感想 鉄腸 条野 文豪ストレイドッグス ヤングエース Bungo Stray Dogs Chapter 127 BSD
末広鉄腸「おお!条野いいぞ!楽しく語り合おう」
江戸川乱歩「何あれ…喧嘩でワンオーダーの洗脳を解いた…異能原則完全無視…怖。ワンオーダーとは絶対関わらないようにしよ…」
『芥川&敦』
芥川龍之介「人虎!恐らくドストエフスキーは変装している。だが僕には既に吸血種の嗅覚が残っておらぬ」
中島敦「判ってる!(ドストエフスキーは如何やって逃げる?空港は特務課とギルドが包囲しつつある。一か八かの強行突破は奴の流儀じゃない。奴は完璧で無謬。賭けなんてしない。考えろ!奴はどう脱出する?)」
芥川龍之介「人虎!」
「うわああああ」
「下がれ」
文スト 127話 ネタバレ 感想 文豪ストレイドッグス ヤングエース Bungo Stray Dogs Chapter 127 BSD
「こっち来るな」
「押すな」
中島敦「(空港客の一団!怪物に襲われて…) 助けるぞ芥川!」
芥川龍之介「何?だが」
中島敦「先刻とは状況が違うだろ!」
『視覚よりも嗅覚よりも先に本能がその悍ましい気配を捉えた』
中島敦(無線)「乱歩さん、ドストエフスキーを見つけ…」
文スト 127話 ネタバレ 感想 フョードル・ドストエフスキー 文豪ストレイドッグス ヤングエース Bungo Stray Dogs Chapter 127 BSD
中島敦(無線)「翼!?乱歩さん、怪物がドストエフスキーを空に!他の客達も…数は八…いえ十四!何を始める気でしょう!?乱歩さん!」
江戸川乱歩(無線)「(奴の作戦) そうか!敦!飛ぶ怪物を叩き落せ!今すぐに!」
中島敦(無線)「で…でもぐんぐん上昇してます!」
江戸川乱歩(無線)「それが奴の狙いだ!奴は飛んで逃げる気だ!だが奴は殺した相手に転生出来る。つまり、“落ちたら死ぬ”高さまで上昇されたら最後、誰も奴を攻撃出来なくなる!奴を攻撃できるのは完全に上昇しきる前の今この瞬間しかない!(完璧だ。完璧な逃走経路)」
芥川龍之介「今ならまだ絶爪が届く。一体か二体なら墜とせる」
中島敦「(一体か二体?でも遠すぎてどれが奴か分からない!もし間違えば罪のない人が落ちる…!考えている間にどんどん遠く…一か八か服装が似た人を狙うか?いや、奴ならきっと上昇中に服を変えてる!どうする…どうすればいい…太宰さんも乱歩さんもここにはいない。なのに世界を左右する選択が僕に)」
芥川龍之介「最後の最後まで奴は寒気がする程、美しい手しか打たぬ。間違いなく最強の異能者だ。だがそれでも今墜とせば勝てる。超えろ。魔人を超えろ」
ドストエフスキー「君は……美しい。これが神の視座。民の涙ひとつ見えぬ。超越したものの視点。聖書の時代、神は人を二百万人殺した。この時代なら神は何人殺せる?ぼくもー」
文スト 127話 ネタバレ 感想 フョードル・ドストエフスキー ドスくん 文豪ストレイドッグス ヤングエース Bungo Stray Dogs Chapter 127 BSD
ドストエフスキー「え?」
『届いた!?2月号に続く』
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