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原作(Original Story): 日向夏×倉田三ノ路![]() 薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜第94話ネタバレ | |||
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薬屋のひとりごと 第94話 | |||
| サブタイトル | 白娘々(パイニャンニャン) | ||
| サンデーGX | 2025年11月号 | ||
| 配信日 | 2025年10月18日 | ||
| 登場人物 | 猫猫(マオマオ) 羅半(ラハン) 陸孫(リクソン) 白娘々(パイニャンニャン) | ||
| あらすじ | 金持ちや高官から人気のある見世物に義兄・羅半とともに向かった猫猫。人の心を読むという"仙術"の正体は一体…!? | ||
第94話 白娘々(パイニャンニャン)『都に現れた見世物の一座。その中に“仙女”がいるという。夜に一度だけ開かれる見世物に群がる金持ちたちの目的は、白い髪に赤い目の“仙女”の姿と、彼女の仙術…さらには錬丹術…不老不死の薬を作れるという噂である』 羅半「ほう…確かに白子だ。そして美しいな」 猫猫「(劇場の配置図?)」 男(スタッフ)「当たった席の方は壇上に上がって頂きます。この席にいるお客様、どうぞこちらに」 羅半「…ここだね」 猫猫「どうする?」 羅半「お前、行ったらどうだ。間近で見られる機会だぞ」 猫猫「…では」 白娘々「こちらに。お好きな数字を書いていただけますか。私から見えないように。書けたら、誰にも見えないように小さく折り曲げて下さい」 猫猫「(なんだこの墨、ざらざらしてて書きづらいな) 出来ました」 白娘々「では。その紙を、その中のどれか一つに詰めてください」 猫猫「じゃあ…(きついな)」 男(スタッフ)「この紗を上から掛けてください」 白娘々「手を」 猫猫「(あ…この人、目が悪いんだな。目に色がないから不自由なことも多いんだろうな)」 白娘々「書いた数字は、七ですね」 猫猫「……!」 白娘々「当たり」 猫猫「(…この靄のせいか?妙に暑いし、頭痛がする)」 白娘々「紙を詰めた筒は上から三番目、右から二番目。どうですか?」 男(スタッフ)「…七!」 猫猫「(どういうことだ?)」 羅半「なぜ当てられたんだ」 猫猫「なぜと言われても」 羅半「もしかして銭でもつかまされて」 猫猫「あんたとは違うよ」 羅半「僕だってやらん、そんなの美しくないだろ」 猫猫「(壇上には白娘々と男しかいなかった。文字も、入れた筒も見られていなかったはず。天井に鏡もないし…あったとしても白娘々の目では見えないだろう)」 羅半「お、次が始まるぞ」 猫猫「(…ただの銅片にしか見えない)」 観客「銅が銀に変わったぞ!」 観客「銀が金に…!」 羅半「これは説明できるか?」 猫猫「後でな。今は余興を楽しませろ (面白いな)」 白娘々「最後に」 観客「銀の…液体?」 観客「なんだあれは」 白娘々「今宵を楽しんで頂けましたか。それでは皆さま、ごきげんよう」 陸孫「何やらただならぬ感じがしますね」 猫猫「待ってください」 陸孫「…何か?」 猫猫「(アルコールは少ない。ジュースに近く飲みやすい…が、…何か) 混ざりものがあるようです」 陸孫「……!」 羅半「大丈夫なのか」 猫猫「毒ではないけど。何種類か混ぜられてるな。あと塩も」 羅半「塩?」 猫猫「混ぜ物の味を誤魔化すためだろうか。それに…(薄暗い中、揺れる提灯。不思議な靄と白い仙女。目の前で起こる仙術…これはまさに、“仙女”を妄信させる装置だ。この会場の中の何人が信者になっているやら)」 羅半「どうした?」 猫猫「…こういうことか (あれがこうなら、きっと他のもタネがある。靄…あれは湯気だろうか。それなら暑さの理由もわかる。では頭痛は?何か、耳障りな…) あ」 羅半「何してる。煽りなら下品だぞ」 猫猫「いや。そういうことか。“仙術”の正体は」 『猫猫が気づいた、仙術のタネと仕掛けは!?』 ≫関連記事:最新21巻情報まとめ | |||
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