ブルーロック | 第328話『GOD』ネタバレ(最新話) | BLUE LOCK

BLUE LOCK
原作(Original Story): 金城宗幸 × ノ村優介
ブルーロック 漫画 328話 ネタバレ 感想 潔世一 絵心甚八 Blue Lock Chapter 328
ブルーロック 第328話ネタバレ
第327話 後編第329話 →

ブルーロック第328話

サブタイトルGOD
配信日2025年12月10日
マガジン2026年2・3合併号
単行本37巻
登場人物潔世一
絵心甚八
蜂楽廻
乙夜影汰
士道龍聖
ミヒャエル・カイザー
ジュリアン・ロキ
ロレンツォ

第328話 GOD

『初戦を終え、呼び出された潔。絵心の真意とは』
潔世一「なんですか?話って」
絵心甚八「試合の最後、あのプレーはどーゆー意図だ?」
潔世一「あれは自分のゴールを狙っただけです。エゴイストとして当たり前のコトをしただけかと (絵心さん怒ってる?)」
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絵心甚八「あぁ、圧勝確定後のラストプレー…発想を試すにはいいタイミングだった。だが、あのギャンブルプレーが連続すれば、それに対応せざるを得ない。味方にも混乱を生み、ブルーロックのフォーメーションと戦術は崩れる。あのやり方はあくまでも余裕がある時の二次戦術(サブウェポン)だ。再現性のない勝ち方を主軸にするな」
潔世一「はい、すみません。それはわかってるつもりです。でも監督、ノエル・ノアに勝つ“潔が世界一になる”理論が見つかりそうなんです」
絵心甚八「あ?」
潔世一「だからアナタのサッカーだけじゃ俺はもうモノ足りないんです」
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潔世一「てか、屋上とか上れるんですねブルーロック!高!景色エグ!」
絵心甚八「緊急避難用だ。はしゃぐな。そこまで言うなら俺を超えるその理論を聞かせてみろ」
潔世一「え、あ、いや別に絵心さんを否定してるワケじゃなくて…あの…送ってくれたじゃないですか?スーパープレーの映像集。あれ観て思ったんです俺。たしかにイメージは広がったけど、やっぱ俺ひとりの力じゃ一生懸けても辿り着ける限界があるなって。それにロキやロレンツォ、カイザーと戦って1試合や1プレーなら勝つコトもあるかもだけど、客観的に見て俺が個人能力で勝ってるなんて全然思えないし、ノエル・ノアにただ身体能力で勝つなんて100万回生まれ変わっても100%無理っす。でもそれを痛感した今だからこそ、開き直って何が足りないか視えてきた。人間には天才と秀才の2タイプあると思うんです。それはどっちが上とかじゃなく、どっちもが作用し合って進化してくモノで、その適応に同じレベルの天才と秀才がお互い競い合って“挑戦的集中(FLOW)”で成長し続ければ、そこは無限のレベルアップが生まれて、いつか世界一まで強くなれる。そのために俺は凛や蜂楽の、いやブルーロックにいる全ての天才から超えたいと思わせる最強の秀才でい続けなきゃいけない。だからもっと新しい刺激(サッカー)を俺にください。俺が世界一になってみせますから」
絵心甚八「なぁ潔世一、“フットボールの神さま”っていると思うか?」
潔世一「…へ?それってジーコとかマラドーナとかの話すか?」
絵心甚八「いや、もっと非科学的な見えない何かの話だ」
潔世一「いや、ちょっとわかんないっす (論理的な絵心さんがそんな話するんだ)」
絵心甚八「思考と努力を極めた結果、身体と心が一致して、運も環境も何もかも思い通りになり、自分のコントロール外の何かが運命を導いてくれる様な神懸かり的な全能体験に現役時代の俺は出逢ったコトがある。7分間、後にも先にもその瞬間だけだったが、あの時の俺には“何か見えない力が働いてた”と考えなきゃ説明がつかないパフォーマンスができたんだ」
ブルーロック 漫画 328話 ネタバレ 感想 絵心甚八 現役時代 Blue Lock Chapter 328
潔世一「それってFLOWや運の方程式とは違うんですか?」
絵心甚八「それらは俺があの体験から学習し再現するために導き出したモノだ。答えろ潔世一。お前はフットボールの神さまはいると思うか?」
潔世一「見えない力が神さまのおかげなら多分います。ブルーロックへ来て最初に蜂楽と出逢えたコト。U-20日本代表戦の最後の最後、俺の所にボールが落ちてきたコト。それから、ネオ・エゴイストリーグのラストゴール。あの偶然たちはフットボールの神さまが俺に“世界一を夢見ろ”って言ってる気がします」
絵心甚八「そーか…そうかもな」
潔世一「ねぇ絵心さん。俺からも一個聞かせてください。絵心さんは現役時代どんな選手だったんですか?」
絵心甚八「…お前によく似た夢見がちの頭でっかちだったよ。でももう神さまは俺の元には来ない。そう思ったから俺はフットボールを辞めたんだ。あー喋り過ぎたな。話はとっくに終わってる。戻るぞ」
潔世一「じゃあ見ててください監督。フットボールの神さまに俺が逢いに行きますから。アナタが生んだこの潔世一がアナタの夢を叶えますから」
ブルーロック 漫画 328話 ネタバレ 感想 潔世一 絵心甚八 Blue Lock Chapter 328
絵心甚八「ああ…俺を超えてみろ潔世一」
『背負う者と背負わせる者。世界一への決意が今、交差する。次号、“逃げんなよ”につづく』
第327話 後編第329話 →
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