葬送のフリーレン | 第15巻146話『人類最強の戦士』ネタバレ | FRIEREN

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原作(Original Story): 山田鐘人×アベツカサ
葬送のフリーレン 漫画 146話 ネタバレ 感想 扉絵 勇者一行 FRIEREN Chapter 146
葬送のフリーレン 第146話ネタバレ
第145話第147話

葬送のフリーレン 第146話

サブタイトル人類最強の戦士
配信日202年10月1日
サンデー2025年44号
葬送のフリーレン 漫画 146話 ネタバレ 感想  サンデー表紙 FRIEREN Chapter 146
単行本15巻
扉絵フリーレンヒンメルハイターアイゼン
あらすじ忘れ去られたかつての英雄、影なる戦士のヴァルロスが追想する過去――

帝国編 登場人物

フリーレン一行

大陸魔法協会

魔導特務隊

影なる戦士

フリーレン
フェルン
シュタルク
ザイン
ゼーリエ
ゼンゼ
ファルシュ
ユーベル
ラント
リネアール
フラーゼ
カノーネ
ノイ
ヴェーク
ラーガー
グラウ
レーヴェ

クレマティス
ヴァルロス
シュリット
ヴォルフ
ロレ
ガゼレ
イーリス
ルティーネ
クライス

第146話 人類最強の戦士

『影なる戦士の最大戦力(ヴァルロス)。戦士の気合いで裏手に回る』
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クライス「マジかよ…それ雪解け水だろ。流石にそれは死ぬぞ」
ヴァルロス「泳いできた」
クライス「知ってるよ。だから命の心配してんだ。早く上がれって。まったく、クレマティスも無茶をさせるぜ」
ヴァルロス「儂は顔が割れているらしいからな。仕方があるまい」
クライス「顔が割れている?あんたの偉業を称える像も肖像画も、ずっと昔に打ち壊されて燃やされちまった。もう誰もあんたのことなんて覚えちゃいねぇよ。覚えちゃいねぇんだ。この国の英雄だってのに」
ヴァルロス「お前が気に病むことじゃない」
クライス「なぁ、少しは火に当たったらどうだ?」
ヴァルロス「いや、必要ない。行こう」
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クライス「毎度のことだが、頑丈過ぎんだろ。どんな体してんだよ」
ヴァルロス「戦士ならこのくらい普通だ」
クライス「普通ではねぇだろ」
ヴァルロス「…そうか、そうかもな」
クライス「その普通、普通って、あんたよく言うよな」
ヴァルロス「古い友の口癖だった。そいつに出会うまで、儂は自分が人類最強の戦士だと信じて疑わなかった。奴は戦士としての誇りが、死をも恐れぬ勇敢さが、致命的な隙へと繋がることを教えてくれた。お陰で儂はこの歳まで、戦士として生き永らえることができた。命を落としてもおかしくないような死地は幾度もあった。だがその度に、臆病だった友の言葉が儂を冷静にさせるんだ。だから普通だ。儂は自分にそう言い聞かせている」
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クライス「もう長い付き合いだが、俺はあんたが死に場所を探しているように見えるぜ。戦士として誇り高き死に場所を」
ヴァルロス「短い付き合いだ」
クライス「8年だぞ」
ヴァルロス「もしそう見えるのであれば、きっとそれは嘘ではないのだろうな。自分に言い聞かせている。そう言っただろう。頭の片隅ではどうしても考えてしまう。儂に死を与えられる戦士がいるとすれば、それはその友だけなのではないかと。人類最強の戦士である我が友だけだ。そう思っていたのだがな。時の流れは残酷だ。儂等は老いる。レーヴェと会ったことは?」
クライス「指揮官様だろ。クレマティスに言われて一度だけ顔を合わせた。ありゃ相当腕が立つな」
ヴァルロス「腕が立つだと?そんな次元の話じゃない」
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ヴァルロス「儂は怖かった。そして、遥かな高みにいるはずのその戦士は、儂に信じがたいことを言った。自分は捨て駒になる覚悟だと。一体儂等は、何を相手にしようとしているんだろうな」
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ファルシュ「(私達は一体何を相手にしようとしている。あれを一目見たとき、魔族の将軍と見紛った。今までどれだけの人々を殺してきたんだ。既に立ち振る舞いが人類のものじゃない。あんなものが魔導特務隊の目を欺いて、正面から堂々と入って来られるはずがない。この通路を通ってきたのも納得できる。統一帝国時代の避難経路。ゼーリエ様の蔵書の中にあった、古い図面からその存在は知っていた。ここを押さえておいて正解だった。以前に他の連中を見かけたときは、まだ人相書きも無く確証がなかった上に、あれ以上の追跡は許されなかった。彼女達の目的が下見だという見当は付いていたが、まさかあんな化け物が送り込まれてくるとは。だがリスクに見合った情報は手に入った。唯一人相書きが無かった、影なる戦士の指揮官の呼び名はレーヴェ。確か帝国最北端領ロルベーアの総督が、レーヴェという名前だった。リネアールが入手した帝国将校の名簿によると、レーヴェは南側諸国の工作活動で戦果を上げた外様のはず)」
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ファルシュ「(南側諸国…嫌な予感がする。とにかく今は、フリーレン達と合流してあいつらを叩く。あんなものを宮殿に入れる訳にはいかない)」
ヴァルロス「息遣いが聞こえるな」
クライス「どうせヴォルフだろ。あいつはコソコソやるのが好きだから…」
ヴァルロス「儂もそう思っていたんだが、今の発言で心拍数が上がった。敵だな。頼むから下手な真似はしないでくれ。動けば殺す」
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ヴァルロス「動くなといったはずだ。次は首を落とす」
ファルシュ「…次があるんですか。思ったよりも話が通じるようだ。安心しましたよ」
『一閃。一転。死線の間合い。次号休載。第46号につづく』
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