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原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru)![]() カグラバチ 第98話ネタバレ | |||
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カグラバチ 第98話 | |||
サブタイトル | 無能隊長 萩原幾兎 | ||
配信日 | 2025年10月20日 | ||
ジャンプ | 2025年47号 | ||
登場人物 | 萩原幾兎 真智カザネ 張間梓弓 具柄一 卯月清彦 笠原誠 瓶伍 右嵐 亥猿 | ||
第98話 無能隊長 萩原幾兎『この人たち誰だっけ…というキミは2巻をチェック!』 萩原幾兎「おい部下共。こいつに注目」 張間梓弓「なにそれ胡椒?」 具柄一「ゴマだろ、どう見ても」」 卯月清彦「部下共ってやめて」 萩原幾兎「砂鉄だ」 笠原誠「砂鉄?」 真智カザネ「ゴマか」 萩原幾兎「こいつをお前らの服にぎっしり編み込む。これなら空中戦でも余裕。俺の磁力で身動きが取れる」 張間梓弓「え~空飛べるじゃん。ヤッター」 萩原幾兎「俺が誰にも攻撃は当てさせねぇ」 張間梓弓「でも…それって幾兎が倒れちゃったらやばいじゃん。全員道連れ?」 萩原幾兎「ま、俺より先に死ぬことはねぇってことだ。対刳雲特選部隊、お前らの命は俺が預かる」 『現在』 萩原幾兎「俺のことを知らない奴はいない。部下をほとんど死なせ、隊を壊滅させた」 砂鉄「おい、いつまでうだうだ言ってんだ!?」 萩原幾兎「うるせぇなあ」 砂鉄「ほれ、起きようぜ!」 萩原幾兎「起きてなにするってんだ?俺みたいな無能はここで寝そべってるのが相応しい」 「あの…」 萩原幾兎「あ?…ああ…下げちゃって」 「見てらんないですよ…あの人。ずっと一人でぶつぶつ」 「相棒と話してんだとよ…医者によれば具柄さんの面を無意識に妖術で動かして幻を見てるんだ。彼がすでに死んでいる事実を解ってはいるらしいんだが、意識が混濁している。まあ無理もない。亡くした隊員達は皆10年以上の付き合い。とくに具柄さんとは5歳からの幼馴染だ。受け入れられないんだろう。新参のカザネが助かったのは唯一の救いだな」 「…あれ砂鉄…ですよね」 「隊員の衣服に編み込んでいたものだそうだ。囲まれてると安心するらしい。“皆といるみたいだ”って…なかなか優秀な人だったがあの様じゃあ…しばらく戦えないだろうな」 砂鉄「おい萩原、あれから全然食ってねぇじゃねぇか」 萩原幾兎「食欲なんてわかねぇよ」 砂鉄「死んじまうぞ~」 萩原幾兎「構わねぇよ」 砂鉄「つまらねぇ終わり方だなァ!どうせなら派手に戦って死のうぜ」 萩原幾兎「戦う機会がねぇよ。無能に回す仕事なんざねぇからな。このまま朽ちるのが相応しい」 🔊「敵襲!第一層を解放する。非戦闘員は至急第三より下層へ」 砂鉄「おいおいおいそうでもないってよ!こりゃあチャンスだな~」 『亥猿サイド』 「結界を元に戻すにはもう一人の媒体となってる人間を殺せばいい。それは毘灼のうちの誰かだ」 亥猿「誰かは特定できねぇのか」 「ちょっと待て…真打の力が大きすぎて視界が乱れまくってる」 亥猿「急げよ」 神奈備「萩原…?貴様まだ…」 萩原幾兎「(お前らは国のために戦い死んだ。俺だって) やってやるぜ!(恐縮ですが無能隊長なりにお前らに捧げます!)」 右嵐「(砂鉄…服の中にも忍ばせてたのか)」 医者《彼を診たわ。異常だ。彼はこう言った》 萩原幾兎《意識が薄れる中、確かに人の影を見た。具柄が俺を陸に引き上げてくれた》 医者《状況を鑑みても彼を陸に上げたのは彼自身の力だ。だが彼は精神を痛み、思いがけず具柄君を作り出してしまった。そんな彼を見て大衆は言うだろう。“萩原はもう終わった”…だが妖術の真髄は余計な意識を介さない玄力の自然な巡り。自分の妖術と他人のように接している今の萩原は究極の無意識。奇しくも今の彼ほど戦闘に適している者はいないよ》 🔊亥猿「受け皿がもう一人いる。毘灼のうちの誰かだ」 萩原幾兎「要は本命さえ殺せばいいんだろ?簡単な話だなァ」 『磁気共鳴画像診断。人体に強力な磁場をかけ、体内の磁気的性質を利用し、内部の情報を視覚化する技術。超広範囲に渡る磁場を操ることで神奈備本部内の人間の体内を視覚化』 萩原幾兎「教えろ具柄!ソイツァどこにいる!ブッ刺しちまえ!よっしゃア!」 瓶伍「まさか…」 萩原幾兎「まだまだやれるぜ、おれたちはよ」 | |||
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