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Kagurabachi | |||
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru)![]() カグラバチ 第96話ネタバレ | |||
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カグラバチ 第96話 | |||
サブタイトル | 切迫 | ||
配信日 | 2025年10月6日 | ||
ジャンプ | 2025年45号 | ||
登場人物 | 薊奏士郎 漆羽洋児 巳坂奈ツ基 幽 壱鬼 嘉仙 | ||
第96話 切迫『真打の力を使い出す幽』 壱鬼「柴と非雪を本部へ呼び戻せ」 「しかし」 壱鬼「他の契約者の警備はそれぞれ最低限でいい。このまま剣聖が殺されれば命滅契約の影響で残りの契約者も死ぬことになるんだ。ここはなんとしても食い止めないと」 『幽サイド』 薊奏士郎「(この気配は…)」 漆羽洋児「座村さん…!(二人が一緒に近くに来てる。チヒロ…やったのか)」 薊奏士郎「奴は真打の力を使う。剣聖を殺すのが目的か…ともかく好きに動かれちゃまずい」 漆羽洋児「なんで奴が…」 薊奏士郎「彼らが来るまでの束の間、僕らでここに留めておくぞ」 漆羽洋児「(やっぱ真打の力か。チヒロ達の“ムカデ”ってこれのことだったんだな。てことは) 薊サン!」 薊奏士郎「ああ、わかっている」 漆羽洋児「ナツキ」 巳坂奈ツ基「わかってるよ。舐めんな」 薊奏士郎「己印(こいん)」 幽「(妖術…) 硬貨…博打なら俺も好きだ」 薊奏士郎「(“幽”…楽座市にも姿を現したという毘灼の頭) だろうね。けどそんな物騒なものじゃない (六平殺しの首謀者)」 『真打の保管場所』 壱鬼「(飛宗と淵天、本部の上に2本の妖刀の気配は感じる。だがなぜすぐに降りてこない。飛宗の力ならすぐに飛んで来れるはず)」 「壱鬼さん」 壱鬼「連絡したか」 「それが…電波が繋がらず」 壱鬼「何?結界か何か仕込んだな」 嘉仙「この混乱の中、同志がうまくやったようだな。これで孤立無援だ」 壱鬼「(淵天と飛宗の侵入を阻むように仕様を変更した?二振りの妖刀を…そんなことが可能なのか?いや従来の設定は“神奈備以外のすべての妖術師”を阻むようにできている。それを“淵天と飛宗のみ”に限定し、すべての容量をその侵入を阻むことに集中させればあるいは…) もしできたとしても座村達ならすぐに破壊してしまえるだろう。持って数分程度だ」 嘉仙「ふっ…全てを賭けた数分だ」 幽「蜈(ムカデ)」 嘉仙「ここには生身の妖術師しかいない。わかるだろう。数分など真打の力の前では、殲滅するには十分な時間だ。楽座市で改めて認識したはずだ。淵天と炎骨でようやく拮抗した力だ。生身の妖術師では時間稼ぎすらできやしない」 幽「(蜈を耐えた?いや)」 漆羽洋児「(蜈は360度攻撃。ただ比較的威力の弱い隙間がある。それは術者の背後。さっきも背後にあった柱だけは無事だった。そして蜈には刳雲の“鳴”同様にインターバルがある)」 薊奏士郎「(漆羽とナツキは言葉などなくても理解してくれた。二人は囮。蜈を誘い、背後に僕がつき、その隙をつく。チヒロ君達はまだ来ない。問題があるのだろう。なんでもいい。僕のやることは変わらない)」 幽「足止めか (さっきから…速い。漆羽と同じように身体強化の妖術か?だが) 蜻(トンボ)」 幽「やめておけ。生身じゃ勝ち目はない」 『巷ではよく知られている民間療法。2種類の金属のイオン化傾向の差異によって生まれる微弱電流が体内に流れる電流のバランスを整え、痛みや凝りを解消することができるという。この療法の発端はとある町医者。噂によると、その医者は硬貨を通して自在に電流を操り、重い病気さえ治してしまったという。その正体は、薊家に代々受け継がれていた妖術であり、血の気の多かったこの一人息子は受け継いだ妖術を戦闘用に改良した』 薊の父《改悪だ!バカ息子だ!出ていけぇ》 『その力は時に自らの血流を速め、身体能力を向上させ、時には敵の筋繊維を激しく刺激する』 幽「(生身である象徴のような構えはブラフ) 本命は妖術か…!(だがそこまでしてもこの程度が限界だ)」 薊奏士郎「心配するな。本命は殴殺だ」 幽「(壊れた腕で…!)」 薊奏士郎「いいのか?こんところで僕らなんかとのんびりしていても」 『極限の時間稼ぎ』 | |||
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