カグラバチ | 第95話『横溢』ネタバレ(最新話) | Kagurabachi

Kagurabachi
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru)
カグラバチ 漫画 95話 ネタバレ 感想 薊奏士郎 妖術 Kagurabachi Chapter 95
カグラバチ 第95話ネタバレ
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カグラバチ 第95話

カグラバチ 漫画 95話 センターカラー チヒロ Kagurabachi Chapter 95
サブタイトル横溢
配信日2025年9月29日
ジャンプ2025年44号
登場人物
漣伯理
薊奏士郎
漆羽洋児
巳坂奈ツ基

北兜
壱鬼
嘉仙
剣聖

第95話 横溢

『語られる過去』
嘉仙「漣家のような有力な妖術師一族は古くから各地に存在している。かつて裏社会でしか認知されていなかった妖術師。その家業は水面下でのみ行われていたが、妖術師の存在が公になった18年前の斉廷戦争をきっかけに彼らの生業は活発化しようとしていた。そこに秩序をもたらしたのか、戦後政府に新設された妖術師組織、我々神奈備だ。強力だが、寄せ集めで歴史は浅い。伝統ある有力な妖術師一族はそんな我々には謙らない。我々は今もなお各地の有力な一族とは睨み合い、牽制しつつ、最低限の治安を守っている。…そうだ“楽座市を見過ごす”はその“最低限”の範疇だ。それほど今我々の手の届く範囲は限られているのだ。もし各地の有力な一族を神奈備の傘下に置くことができれば、真の秩序が訪れると私は考える。だが彼らは生半可な威などでは屈しない」
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嘉仙「ならば必要なのは"圧倒的な力"…つまり妖刀だ」
壱鬼「何を今更…その議論は戦後間もない頃に散々やっただろ。妖刀真打はかつて…“蠱”という大罪を犯してしまった」
嘉仙「大罪を犯したのは真打ではなく、剣聖の意思だ。剣聖を処刑し新たに契約者を立てて、その力は利用するべきだ」
壱鬼「剣聖の罪だ。だが妖刀も応えた。妖刀にも罪はある。六平でさえ妖刀の奥行きは正確に計り知れなかった。第二の蠱が起こる可能性、それを否定できない以上、その力を使うという選択肢はない。だから妖刀は封印し、代わりとして教育を設け、後進を育てている。先は長いが、我々が死んだ後でもいい。人の力で平和を築くんだ」
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嘉仙「そうだ。18年前、それが神奈備の総意となった。だが、それじゃ支配はできない。この世に必要なのは妖刀だ。同志は多くはなかった。だから私は潜んだのだ。この地位を維持してきた…今日この日のために。もうじき始められる。妖刀による秩序だ」
壱鬼「大義のようなモノを掲げておいて賊と組むとはな」
嘉仙「私は明るい未来のためなら色々なものを犠牲にする覚悟がある。矜持も…剣聖を殺すことで道連れになる契約者達も…かつての六平国重も…今日この場で抵抗するお前達もな」
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薊奏士郎「壱鬼さんは尋問をお願いします。彼なら誰が“毘灼側”の人間か残らず知っているはずだ」
壱鬼「ああ。お前はどこへ行く」
薊奏士郎「頭を狩りに」
『幽サイド』
「この力でお前達を蹂躙する (京羅は…あれほどの満身創痍でこれを退いたのか…!)」
北兜「仕事か」
「蜈(むかで)」
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巳坂奈ツ基「(んだこの力…!)」
「剣聖…すぐに殺しに行くよ (そして完全に真打をモノにしてやる)」
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薊奏士郎「(望みは“支配”か…真打による支配…その先に何がある…悪い想像ならいくらでもできる)」
嘉仙「ハァ…ハァ…無駄だ…真打の力だぞ」
壱鬼「(肉体的に若いだけなどと謙遜していたが、薊は妖術もかなりのものだ。区堂…わかってるぞ。“薊が頭ひとつぬけている”は総合的に見てでた言葉だろ)」
薊奏士郎「(必ず止める) 六平…安心して寝ていろ」
カグラバチ 漫画 95話 ネタバレ 感想 薊奏士郎 妖術 Kagurabachi Chapter 95
『薊の秘めた妖術とは…!?次号、修羅場とかして神奈備本部』
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