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原作(Original Story): 日向夏×ねこクラゲ![]() 薬屋のひとりごと 第82話ネタバレ | |||
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薬屋のひとりごと 第81話② | |||
サブタイトル | 行軍(後編) | ||
ビッグガンガン | 2025年 Vol.10 | ||
配信日 | 2025年9月25日 | ||
登場人物 | 猫猫(マオマオ) 壬氏(ジンシ) 楼蘭(ロウラン) 羅漢(ラカン) 羅半(ラハン) 李白(リハク) 馬閃(バセン) 翠苓(スイレイ) 子昌(シショウ) 神美(シェンメイ) | ||
第81話 行軍(後編)『神美たちの居る部屋で…』 神美「なんなの今の音?」 子昌「今確かめるところだ」 神美「楼蘭?なんですか、そのはしたない恰好は?」 楼蘭「お母さま方に言われたくありません。こんな騒ぎの中、快楽に身を投じて子どもを放置するようなあなた方にだけは」 響迂の母「きょ、響迂!」 子昌「(本当にこれは私の娘だろうか。あの従順で人形のような我が子は)」 楼蘭「姉さまごめん。ちょっと遅くなった」 子昌「(翠苓!…慣れている。こんなことは一度や二度のことではなかったのか。父として鈍い足を、それでも動かすべきだったのだ)」 子昌「ぶ…武器庫が (砦が雪に埋まっている…!)」 楼蘭「勝てぬ相手とわかっていたでしょう?狸の里の狸おやじとして最後まで化かしていきましょう、お父さま。最後くらい責任を持ってください。母さまは私が見届けますから」 『禁軍』 壬氏「行くぞ。砦に攻め込む」 李白「(なんだ?砦に立てこもってる割りには全然攻め込まれる準備ができてないじゃないか。こんなの禁軍の敵じゃない。この放棄された砦に兵を置いたのは子の一族の長で、宮廷でも顔のきく子昌だというが、突然都から姿を消してこんなところに兵を置いて立てこもるなんて…もはや逆賊だと自ら言っているようなものだ。砦は大きいが砦と私兵だけで反乱を起こすなんて、勝ち目はないと俺でもわかる。宮廷で狸おやじとも言われた人物がこんな莫迦なことするもんかね。まあ考え事は俺の仕事じゃないか。それにしてもこんな作戦よく考えつくもんだ。砦の進軍は途中で二手に分かれ、雪に慣れた腕自慢の歩兵隊が白い外套に身を包み、松明を持たず先行した。砦の兵たちは数里離れた後方部隊の灯りに気を取られ接近していた先行部隊に気付かないというわけだ。夜の雪原を歩くために渡された光る魚の木彫りは船乗りが水桶に浮かべて方角を調べるための物で、光る茸から取れた粉が塗ってあるらしい)」 李白「(しかしまぁ先行部隊の精鋭が大量の火薬を持ってどこかに行ったと思ったら、まさか人の手で雪崩を起こすとは…考えたやつはどういう頭してんだか)」 羅漢「ハクシュ」 『壬氏達の行く手の先には…。次号、2025年Vol.11(10月24日)へつづく』 | |||
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