黒執事 | 第36巻219話『その執事、余興』ネタバレ | Black Butler

Kuroshitsuji
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)
黒執事 漫画 219話 ネタバレ 感想 扉絵 セバスチャン Black Butler Chapter 219 Sebastian
黒執事 第219話ネタバレ
第218話第220話

黒執事 第219話

配信日2025年9月18日
サブタイトルその執事、余興
Gファンタジー2025年10月号
扉絵セバスチャン・ミカエリス
単行本36巻
登場人物シエル・ファントムハイヴ
セバスチャン・ミカエリス
モドリ・ヴラディス
バーナバス・フェアチャイルド3世
ロドニー・ホール
イリーナ・ペトロヴナ
あらすじホテルのレストランに訪れたセバスチャンとシエル。夕食を終えた2人は、調査予定の喫煙室へと案内される──。

第219話 その執事、余興

『ヒト用の食物を咀嚼するセバスチャン』
シエル「お前が食事をする姿を初めて見た。味見をしているのは見たことあるが…人間とは味覚が違うんだろう。美味いのか?」
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セバスチャン「美味しいとも不味いとも感じませんが…どの食材も新鮮でしたし、坊ちゃんが普段より一品多くお召し上がりになったという事は、このホテルの食事は人間にとっては上等だったのでしょう」
ウェイター「失礼いたしますお客様。喫煙室の準備が整いました。お移りいただけますが、いかがなさいますか?」
シエル「伺おう」
『喫煙室(スモーキング・ルーム)』
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バーナバス「ようこそ、当ホテル自慢の喫煙室へ。ハバナ産のパルタガス葉巻、ヴィンテージ・コニャックにトウニー・ポート…なんでも揃っております」
モドリ「姿を現したな…悪魔め!」
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セバスチャン「おや、こんばんは。奇遇ですね」
モドリ「奇遇?いいや…運命だ!」
バーナバス「胸の炎が燃え上がるのは結構。しかしここは紳士淑女の社交場、喫煙室。火ではなく煙を楽しむのをお忘れなく。ホテル…多くの人がここを訪れ、何事もなく去っていく。しかしそれぞれの物語が交錯することもある。束の間ではこざいますが、お互いの過去と未来を語らい合う当ホテル考案の“余興”はいかがでしょう?その名も“The Spring of Tales(ザ スプリング オブ テイルズ)”」
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セバスチャン「物語の泉?(大仰ですがあの装置はおそらく客同士の会話の糸口を作るもの。あの男の情報を聞き出すにはちょうど良いですね) 貴方が仰っていた“あの夜”について私は思い出すべき事があるのかもしれません。ぜひ貴方のお話を伺う機会をいただけませんか?」
モドリ「貴様と話すことなど…だが、その少年には聞かせておくべきだな。あの悪魔がいかに私を弄び貶めたか。今夜とくと語って聞かせてやる!」
シエル「うちの執事は仕事熱心で真面目だ。そんな話は到底信じられないな。…だが万が一ということもある。じっくり話を聞かせていただこうか」
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セバスチャン「坊ちゃん楽しんでますよね?」
「失礼。その余興、私も参加させてはくれないか?ディナー会場で人際目を引いた洒落者二人組。実はずっと君達に声を掛けるきっかけを探っていたんだ。そちらの素敵な御婦人にもね」
イリーナ「まあ…」
「そういうことなら俺も!英国中を巡業していてもこんな美女にはなかなかお目にかかれない。ついでにご立派な紳士の皆様にはぜひ社交界のいろはを学ばせてもらいたいね」
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バーナバス「おやおや、それぞれの物語が交錯しはじめたようですな!今宵このホテルで紡がれるのは泉より湧き出るがごとき数々の物語。どうぞ中央のテーブルへお集まりください。さあ物語の泉(The Spring of Tales)に飛び込みましょう」
『次号休載。12月号に続く。11月18日発売』
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