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BLUE LOCK | |||
原作(Original Story): 金城宗幸 × ノ村優介![]() ブルーロック 第318話ネタバレ | |||
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ブルーロック第318話 | |||
サブタイトル | 勝ちたい | ||
配信日 | 2025年9月17日 | ||
マガジン | 2025年42号 | ||
単行本 | 36巻 | ||
ナイジェリア戦 スターティングメンバー | |||
日本 | ナイジェリア | ||
潔世一(FW) 糸師凛(FW) 蜂楽廻(LMF) 千切豹馬(RSB) 御影玲王(RMF) オリヴァ・愛空(主将・CB) 烏旅人(DMF) 我牙丸吟(GK) 蟻生十兵衛(CB) 二子一揮(CB) 氷織羊(LSB) | オナジ(FW) ウマル ベロ(RMF) クウソー(主将・OMF) エゼキエル サディク カイタ オボアボナ(DF) エクポ モモドゥ アグビム(GK) | ||
日本VSナイジェリア スコア | |||
日本 | ナイジェリア | ||
2-0 | |||
蜂楽廻(前半) 御影玲王(前半) | |||
第318話 勝ちたい『我牙丸の神の手で敵軍を凌駕!日本の優勝でハーフタイム』 照朝熱人「つ…強い!ブルーロック日本!攻守にわたりナイジェリアを圧倒し、2-0で前半終了だぁ!」 『U-20日本代表ロッカールーム』 オリヴァ・愛空「蟻生・二子、いいカンジだけどちょっと突っ込みすぎだわ。後半はDFラインもうちょい意識な」 二子一揮「はい。でも球際は強くいきますよ」 蟻生十兵衛「同じく。俺も1on1はガッツリいく構えだ」 烏旅人「つーかもう1点取れたよなぁ。お嬢と氷織、クロスに徹しすぎちゃう?ゴール狙えよお前ら」 千切豹馬「うっせぇ烏。後半見とけよ」 氷織羊「ほんまそれ。烏もシュート撃てっちゅーねん」 帝襟アンリ「(皆がまだ慢心せず、この先のコトを意思交換して擦り合わせてる。ブルーロック、とんでもない速さで成長してる。絶対に取りたい、この開幕戦。日本は勝てる)」 潔世一「このままただ勝つだけじゃ意味ないよ。できるコトやって勝つだけじゃ成長になんないし、後半は新しいコト試してみようよ」 烏旅人「え、おう、ええけど」 蜂楽廻「何すんの?」 潔世一「練習でちょっとやってた、0トップにして2列目3列目から得点狙う型とかさ。成功すりゃ攻撃のバリエーション増えんじゃん」 オリヴァ・愛空「たしかに試すのは面白そうだけど、リスクもあるぜ?確実に勝ち切るってのも試合を閉戦する経験になると思うが?」 潔世一「じゃあどっちもやろーよ。新しいコト試しつつ、ちゃんと勝ち点3取るサッカー」 オリヴァ・愛空「言うねエゴイスト」 二子一揮「言うは易しです潔くん。でも攻撃の実験するってコトは、その際の守備も変えなきゃいけないですよ」 潔世一「うん。だからそれも調整しよ。絵心さんに提案してみる」 烏旅人「そんなんいきなりできんのかい」 糸師凛「俺は乗るぞ。“ただ勝つ”だけじゃ気持ちよくねぇ。新しいカタチで壊す。つーかまだゴール決めてねぇんだよ。このままお利口ちゃんで終われるかよ」 潔世一「だよな?」 オリヴァ・愛空「あいあいワガママWエース」 絵心甚八「それでいい。ここでバランスを取ってただ守り切るのはウチの哲学ではない。全員がゴールを狙い続け、1分1秒を全て己の進化のために使え。それがブルーロックだ。後半の策を発表する」 『U-20ナイジェリア代表ロッカールーム』 ガンバリ「ハンパねぇなブルーロック…攻守の起点作りまくってゴールを狙える才能とか…ハンパねぇって潔世一。俺たちがやってきたコトが通用しない。オナジが通用しない」 『U-20ナイジェリア代表 監督 ガンバリ』 オナジ「はじめてっすねこんなの…マジやべぇわ。これが世界…カッケェなぁブルーロック!いるんだ…まだ先に凄ぇ奴が…潔世一がいる」 クウソー「オナジ…お前…」 オナジ「なぁ監督、みんな、日本の強さってなんだと思う?」 ベロ「え、あ…なんだろ…攻撃のパターンがいろいろある」 オボアボナ「11人全員がゴールを狙ってる」 オナジ「そうなんだよ。全員が自分のゴールのために生きてる」 絵心甚八「なぜ人は“勝ちたい”と願うか。お前らは考えたコトはあるか?」 蜂楽廻「え、そりゃあ気持ちいいからじゃん?」 絵心甚八「じゃあなぜ気持ちいいと感じる?」 潔世一「自分が他人より優れているコトの証明?」 士道龍聖「そう」 絵心甚八「それが遺伝子に刻まれた本能だからだ。個体は本来、他より優れていなければ生き残れないし、より強い個体が子孫を残す確率が高くなる。その生存本能を剝き出しにさせ、世界最強の個体を生み出すためにブルーロックはある」 オナジ「アイツらに勝ちたい!俺たちもブルーロックみたいに戦ってみよーぜ?」 オボアボナ「それって自分のゴール狙えってコト?」 ベロ「でも俺たち、オナジよりゴール能力低いし…」 オナジ「関係ねぇさ!俺ひとりにパス集めてたってどーせこのまま負けるだけだ!やろーぜ!やってみよーぜ!なぁいいだろ監督!?」 ガンバリ「ハッ、お前が言うならオナジ…勝つための挑戦をしようか」 絵心甚八「ただし、“勝ちたい”とか“己の優秀さを証明したい”という本能だけで全ての人間が生きれば、争いや差別、戦争は絶えず生まれる。だから人間はそうならないようにルールや法律といった社会システムを創り、なるべく生命を平等に扱うように進化してきた。だがそれは逆を言えば、“勝ちたい”と望まなくても生きていけるぬるい世界。それを人は“平和”と呼ぶ。だから俺は“勝ちたい”という本能に訴え続けるお前らの中にある本当の願いがぬるい世界で消えてしまわないように…そして俺を含めブルーロックは関わった者を平和から引きずり起こし、本能と願いを炙り出す実験装置だ。さあ“勝ちたい”と願う原石共よ。新しい方程式を受けよう。なぜフットボールがここまで人を魅了するのか、お前らは知っているか?」 『KICK OFF』 『絵心が語る熱狂の理由!その根源とは…!次号、“熱狂の方程式”につづく』 | |||
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