呪術廻戦≡ | 第2話『抑止力』ネタバレ(最新話) | Jujutsu Kaisen Modulo

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原作(Original Story): 芥見下々(Gege Akutami)
呪術廻戦≡ モジュロ 2話 ネタバレ 感想 センターカラー マル 憂花 真剣 Jujutsu Kaisen Modulo Chapter 2
呪術廻戦≡ 第2話ネタバレ
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呪術廻戦モジュロ 第2話

原作芥見下々
作画岩崎優次
サブタイトル抑止力
配信日2025年9月15日
ジャンプ2025年42号
登場人物乙骨真剣
乙骨憂花
マルル・ヴァル・ヴル・イェルヴリ
クロス
宇佐美
美野
ジャバロマ

第2話 抑止力

『マルと真剣たちの出会いから時は遡り』
『京都未来科学館』
美野「本当にいいんですか?厚労省の検疫とリスク評価を後回しにして感染症や未知の影響が我々にないとは言いきれませんよ」
宇佐美「宗教・言語・歴史・文化すべてが未知の相手だ。相手を病原菌扱いしてみろ。その途端に宣戦布告を受ける可能性もあるんだぞ」
呪術廻戦≡ モジュロ 2話 ネタバレ 感想 宇佐美 美野 Jujutsu Kaisen Modulo Chapter 2
美野「それで言えばジェンダー規範も未知です。男2人並んで挨拶しただけで軋轢を生むかも」
宇佐美「分かってるじゃないか。ここからは運任せだぞ。こんなことにならないようにいっぱい勉強してきたのになぁ」
ジャバロマ「初めまして。シムリア外交特使、ジャバロマと申します。こちらは派遣員のクロス。我々は地球のみなさまの温かいお迎えに深い感謝の念を抱いております」
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宇佐美「(日本語…!) とんでもありません。心より歓迎いたします。外務大臣臨時代理に任命されました宇佐美と申します」
美野「部下の美野です (日本語を話せるなんて聞いてない…アメリカでは英語を話していたのか?いや英語を話してたならそれはそれで報告っとけよ!宇宙人からの技術提供は急かすくせに!)」
宇佐美「(嫌がらせだろうな。京都頂上決議以降、日本はあらゆる問題に非協力的だ。国際社会からの援助は期待できない。言語問題をクリアされると情報収集におけるアドバンテージはあちらにある)」
ジャバロマ「一つお願いがあります。我々の代表をこの場に立ち合わせてもよろしいでしょうか」
美野「…?勿論。なにか躊躇う理由があるのでしょうか?」
ジャバロマ「彼は丸腰が意味を成しませんから。敵意はないということをご理解いただいてからでないと同席させるわけには参りません」
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美野「宇佐美さん、俺生きてますよね」
宇佐美「ああ」
美野「あれはダメでしょ。両面宿儺レベルってああいうことなんですね」
宇佐美「彼が本気でやればこの国一つ簡単に落とせるだろう。我々の立場が明確になったな」
美野「“侵略しないでくれてありがとう”…ですか?だからって全ての要求を飲むわけにはいきませんよ」
宇佐美「“シムリア特使を宇宙人であることを隠し、呪術師の教育機関および任務に同行させよ”…か。この程度なら可愛いものだ。乙骨兄妹に任命する」
美野「!二人は優秀ですが、いくらなんでも若すぎませんか」
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宇佐美「シムリア星人は“侵略者”ではない。“難民”なんだ」
美野「現時点では…でしょう?難民の定義は満たしていますが、あくまで自己申告の範囲で詳細は伏せられています」
宇佐美「62年前の超常決議以降、安保条約に胡座をかいた日本は当時、米国で加速したナショナリズムに乗っかってしまった」
美野「島国と排斥感情は相性がいいですからね」
宇佐美「同じことを繰り返してはいけない。今のまま私達の建前的な外交ではお互いの抑止力をチラつかせるだけで、最悪のシナリオが数十年単位でゆっくりだが確実に進む」
美野「シムリア星人の情報解禁後、国民感情を煽動した排斥運動からの武力衝突…戦争ですね」
宇佐美「戦争だけはダメだ。絶対に回避しなければならない。そのために目指すべきは本心からの融和!シムリア星人の心を解かすのは大人の建前じゃない。新時代の魂だ」
美野「(この人は意外と…) 日本…いや地球の命運を少年少女に託すんですか」
宇佐美「大人としてやるべきことはやるさ」
『現在 真剣&憂花』
乙骨憂花「宇宙人?さすがにそれは飛躍しすぎじゃない?」
乙骨真剣「あの呪詛師が言ってたんだよ。“宇宙人がきてる”って。安保条約履行で宇宙人との外交は日本に丸投げ。総監部はこの宇宙人を両面宿儺以来の特級事案としたらしい」
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乙骨憂花「(両面宿儺?お爺ちゃんのオデコに傷をつけた…?) それ信じんの?」
乙骨真剣「本人はクズだが、アイツの判断は信用できる。日本人の人身売買は億単位の金額が動く一大ビジネスだ。なのにアイツは宇宙人の襲来を理由に人身売買から手を引くことを決めていた」
乙骨憂花「悪人が悪事をやめるだけの信憑性はあるってわけね」
乙骨真剣「それに…オマエも見たろ」
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乙骨憂花「…ヘンテコななりの術師は少なくないけど」
乙骨真剣「目が少ない奴はいても多い奴はいねぇよ」
乙骨憂花「…確かめようか」
乙骨真剣「無駄だろ。宇佐美さんはマルを保安条約締結国の査察役として紹介した。マルが宇宙人だとしてもその情報は俺達末端に明かしていい段階じゃないってことだ」
乙骨憂花「誰が宇佐美さんに確かめるって言ったんだよ」
乙骨真剣「マルに直接聞くか?“アーユー宇宙人?”って?宇佐美さんと同じ理由で無駄骨だろ。それに俺はマルを信用できない」
乙骨憂花「だーかーらー、“判断”は信用できるんだろ?」
乙骨真剣「…あ」
『拘束中 CODE:430』
呪詛師「やっぱり来たか」
呪術廻戦≡ モジュロ 2話 ネタバレ 感想 呪詛師 宇宙人 Jujutsu Kaisen Modulo Chapter 2
乙骨真剣「“やっぱ”だってよ」
乙骨憂花「コイツ嫌いだわぁ。自分のこと賢いと思ってるバカって感じで」
呪詛師「君よりはいいよ。暗記科目以外パッとしないタイプだろ」
乙骨憂花「それは兄貴の方」
乙骨真剣「るせぇ。巻き込むな」
呪詛師「宇宙人について聞きたいんだろ?」
乙骨真剣「その前にオマエはどこから宇宙人の情報を仕入れた?話はそこからだ」
呪詛師「データで管理してる情報はほぼ漏れると思った方がいいよ。特にAI規制後にシステムを組み直さず突貫で維持してるお役所はね。また紙で管理すれば?宇宙人…奴らはシムリア星人と名乗っている」
乙骨憂花「待って。宇宙人がいるってのは大前提で話を進めるの?」
呪詛師「え?そっから?やっぱバカなんだなぁ」
乙骨憂花「殴っていい?」
呪詛師「呪術師だろ。超常を生業とする者が超常を否定するのか?」
乙骨真剣「…それでも俺達は確信が欲しい。宇宙人が本当に地球に来ているのか」
呪詛師「…5万人のシムリア星人を乗せた宇宙船がいまこの国の上にプカプカ浮いてする」
乙骨真剣「甲子園球場パンパンに入るか入んねぇかって人数だな。そんなバカデカい宇宙船がバレずに浮いていられることがあるか?」
呪詛師「帳に近い結界術だろう。俺達の知らない文明利器かもしれないけどね。なにせ星間飛行してきた連中だ」
乙骨真剣「(もし5万人全員が呪術を扱えるとしたら…)」
呪詛師「おそらく宇宙船内で自給自足は可能。それでもいずれ限界はくる。その前に物資の搬入が行われる。明日20時、長野県、車山高原だ。もし結界術の視覚効果で宇宙船を見えなくしているなら、搬入時、術師なら見える程度に緩むかもね。その目で確かめてくるといい」
乙骨憂花「随分協力的だったね」
乙骨真剣「俺たちにとっては協力でも情報を統制してる上からしたら反逆や謀反の類さ。重罪を犯した呪詛師の末路くらいわかるだろ。どさくさで逃げられるくらいの騒ぎが起こればいいと思ってんだよ。やっぱムカつくな」
『長野県 車山高原』
乙骨真剣「くっそ、夜でも蒸すな」
乙骨憂花「あのさ、ノリで頂上目指してるけど、麓ってパターンもあるんじゃねぇの?」
呪術廻戦≡ モジュロ 2話 ネタバレ 感想 憂花 真剣 長野県 車山高原 Jujutsu Kaisen Modulo Chapter 2
乙骨真剣「宇宙船と山なら普通に考えて上だろ」
乙骨憂花「……指輪」
乙骨真剣「返さねぇぞ。お婆ちゃんは御三家で落ちこぼれ扱いだった。それでも諦めずに実力で黙らせたんだ」
乙骨憂花「(あれ?黙らせたっていうか、家ごと潰したんじゃなかったっけ?)」
乙骨真剣「俺もそうありたい」
乙骨憂花「(私達は多分それぞれの真実を追いかけている。私はずっと指輪を返して欲しかった。兄貴はずっと指輪を返したかった。そのために強くなりたかった?それだけじゃない)」
乙骨真剣「本当に来てんだな宇宙人」
乙骨憂花「これが両面宿儺並みの特級事案か…」
呪術廻戦≡ モジュロ 2話 ネタバレ 感想 憂花 真剣 長野県 車山高原 Jujutsu Kaisen Modulo Chapter 2
乙骨真剣「その両面宿儺はお爺ちゃんとお婆ちゃん達で倒したんだ。宇宙人が何しに地球に来たのか分からねぇが、何が起ころうと呪術師でなんとかしなきゃならん」
乙骨憂花「そういう条約だしね」
乙骨真剣「もうお爺ちゃんもお婆ちゃんもいねぇんだ」
乙骨憂花「…私達このままじゃだめだね」
乙骨真剣「(俺が禪院真希になりたい)」
乙骨憂花「(私が乙骨憂太にならなきゃいけないんだ)」
『マル&クロス』
マル「クロス!久しぶりだな!」
クロス「マル、オマエは引き続き地球の呪術師と行動を共にしろ」
マル「!それはいいのだが…必要か?」
クロス「なに?」
呪術廻戦≡ モジュロ 2話 ネタバレ 感想 クロス マル Jujutsu Kaisen Modulo Chapter 2
マル「もう分かっているはずだ。地球人はシムリア星人と同じだ。悪い人間もいれば善い人間もいる」
クロス「その善悪の判断が共有できなければ意味がない」
マル「できるさ!」
クロス「それを決めるのはオマエじゃない。いま我々の意見は割れている。“拉致”か“共生”か」
マル「!拉致は…ダメだ!」
クロス「そう思うなら地球の呪術師と過ごし、判断材料を上げ続けろ。それがオマエ…戦士としての仕事だ」
マル「船に戻らないのか?」
クロス「私には私の仕事がある」
マル「クロス!船に戻らないなら明日一緒に朝食を食べないか?色々教えてもらって…この国のご飯は美味しいんだ」
クロス「…忙しい」

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乙骨真剣「え」
乙骨憂花「なにやってんの」
乙骨真剣「あ、そっか、今回は高専パスで来てねぇんだった。紐づけやり直さねぇと…憂花、ちょっとさっき行ってろ」

乙骨真剣「よぉマル。何してんだよ。こんなとこにいたら飛び降りだと思われて警察呼ばれんぞ。つーか不法侵入。オマエの星にはそう言うのねぇのか?」
クロス「黙れ。私に話しかけるな」
呪術廻戦≡ モジュロ 2話 ネタバレ 感想 クロス 真剣 Jujutsu Kaisen Modulo Chapter 2
乙骨真剣「なんだぁアイツ」
『歩み寄る真剣。でもコイツ…ちょっと腹立つ!?次号は新連載第3回大増23ページ』
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