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FRIEREN | |||
原作(Original Story): 山田鐘人×アベツカサ![]() 葬送のフリーレン 第141話ネタバレ | |||
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葬送のフリーレン 第141話 | |||
サブタイトル | 平和の象徴 | ||
配信日 | 2025年7月23日 | ||
サンデー | 2025年34号 | ||
次回 | 2025年8月6日 | ||
単行本 | 15巻 | ||
扉絵 | フリーレン | ||
登場人物 | フリーレン フェルン シュタルク ザイン ゼーリエ ゼンゼ ファルシュ ユーベル ラント フラーゼ カノーネ ラーガー グラウ レーヴェ クレマティス ガゼレ イーリス ルティーネ | ||
第141話 平和の象徴ゼーリエ「くるしゅうない」 ゼンゼ「ケーキも食べますか?」 ゼーリエ「食べる」 フリーレン「ケーキ美味しい」 ザイン「…そうか」 フリーレン「フェルンも何か食べたら?ザインが毒味してくれるから大丈夫だよ」 ザイン「判別魔法な」 フェルン「…フリーレン様、思っていたのと雰囲気がだいぶ違うのですが」 シュタルク「俺なんて死地に送り出される覚悟だったんだぜ」 フリーレン「何言ってる、シュタルク。ここは死地だよ」 シュタルク「そうは見えねぇから言ってんだよ」 フリーレン「まずは敵の出方を見るんだってさ」 フリーレン「悪くない作戦だと思うよ。こっちは人相書きがあるから、敵が動けばすぐに対処できるし、後手だからこそ見えてくる情報もある。冷静で堅実、試験官だったときのゼンゼを思い出す。だからこそ今回の任務の指揮を任されたんだろうね」 フェルン「フリーレン様、思ったのですが、人相書きがあるのなら先手を打てるのでは?」 フリーレン「ゼーリエみたいなこと言うね。敵が裏手に回ってるのならそれもありだけど、ファルシュの観測結果だと今は会場にいるらしい。だからこちらからは手が出せない。私達はそれが影なる戦士だと確信しているけれども、周りはそうじゃない。間違いなく魔導特務隊が動くだろうね。建国祭の舞踏会という、平和の象徴で大陸魔法協会が火蓋を切れば、それこそ全面戦争になる。だから誘いに乗るくらいなら、ケーキでも食べて英気を養ったほうがいい。警戒を怠らないのなら、踊ってきたっていいよ。そのほうが油断して見えるし」 フェルン「踊りますか?」 シュタルク「度胸ありすぎでしょ」 『会場内 魔導特務隊』 ラーガー「見ろよグラウ、舞踏会を楽しんでる」 グラウ「俺達二人も完全にマークされてるな」 ラーガー「あー…目が合っちゃったよ」 ラーガー「僕だって好きで警備している訳じゃないんだけど。なんで増援なんかに呼ばれちゃうかな」 グラウ「そう気を落とすな、ラーガー。交戦があるまでは待機だそうだ。何事もなければ無事に終わる」 ラーガー「交戦?大陸魔法協会に挑む馬鹿がいるってのか?」 グラウ「俺達もその馬鹿に混じるんだとさ」 ラーガー「遺書書いといたほうがいいのかな。まだ死にたくないんだけど」 グラウ「笑えない冗談だ」 『魔導特務隊 カノーネ&フラーゼ』 カノーネ「調査の結果、影なる戦士の構成員に関する公的記録は、16年前の組織解体で紛失していることが判明しました」 フラーゼ「知っています。だからその詳細を調査するよう、貴女に命じました」 カノーネ「徹底的に調査しました。跡形も無く、紛失しています。まるで初めから、存在していなかったかのように」 フラーゼ「そもそも公的な記録は存在しなかった。それが貴女の結論ですか。いいでしょう。一応理屈は通っている。そのような透明性のある組織であったのなら、影なる戦士も解体されることはなかったでしょう」 カノーネ「それに当時の構成員がわかったとしても、すでに世代交代が進んでいるかと」 フラーゼ「影なる戦士の顔も名前もわからない。それでは警備の対応に遅れが生じるのでは?」 カノーネ「御命令次第です。お望みとあらば」 フラーゼ「当然それは会場以外での話ですよね」 カノーネ「会場は全霊を以って死守します。諍いは起こさせません」 フラーゼ「では現状報告を」 カノーネ「現在、会場を中心に宮殿全域を監視しています。ただ地方貴族の出入りも多いため、潜入そのものを防ぐのは現実的ではないと判断しました。そのため監視対象を大陸魔法協会側に絞り、交戦があれば直ちに対処できるようにしました」 フラーゼ「直ちに?」 カノーネ「“対処せよ”と御命令あらば、直ちに」 フラーゼ「よろしい。では命令があるまで待機しなさい」 『会場内 影なる戦士』 ガゼレ「クレマティス、こんなに堂々としていて大丈夫なのか?」 クレマティス「逆だな。私達が堂々としていられる場所が、この会場しかないんだ。ここにいる限り大陸魔法協会から仕掛けてくることはない。文字通り帝国の全てを敵に回すことになるだろうからな」 イーリス「魔導特務隊はどうなの?あたし達は逆賊で粛清の対象なんでしょ?」 クレマティス「それは隊長のフラーゼの気分次第…と言いたいところだが、彼女はああ見えて忠誠心の塊だ。それこそ会場を戦場に選ぶとは思えん。舞踏会は平和の象徴、帝国の力が確固たるものであることを示す場だ。仮にその進行に支障があれば国力の衰退を意味することになる。私が彼女の立場であったのなら、舞踏会は恙無く進行し、邪魔者はすべて裏で消すように動くだろうな。戦況が表に出て来ないようであれば、漁夫の利すら狙えると思っていそうだ。そして私達も表舞台でやり合うつもりは毛頭ない。恐らく戦いは、全て水面下で行われることになる。大陸魔法協会、魔導特務隊、影なる戦士、誰が勝者になろうと、今宵の舞踏会はきっと円満に終わることだろうな」 イーリス「その後の混乱は想像もしたくないね」 クレマティス「それが見られれば運が良いほうだ。だから踊るなら今の内だぞ。少年兵だった君達がこのような場に来られるのは、きっと最初で最後だろうからな。たとえ生き残ったとしてもだ」 イーリス「ふーん、そりゃ楽しそうだ、最高だね。じゃあ一緒に踊る?冗談に決まってるでしょ」 イーリス「クレマティス、あたし達は戦いにきた。ふざけないで」 クレマティス「ふざけてなんかいない」 イーリス「じゃあ本気で言ってるってこと?踊り方なんて知らない。あんたは戦いのことしか教えてくれなかった」 クレマティス「心外だな。任務に必要なことも叩き込んだ。だからいつものように見様見真似でやればいい。君達はそういう訓練を受けてきたはずだ。現にナイフとフォークを馬鹿みたいに逆に使っていたガゼレが、今は正しく持っている」 ガゼレ「喧嘩売ってんのか?」 クレマティス「彼のように周りをよく観察すれば…」 イーリス「そういう話をしているんじゃない」 クレマティス「そういう話だ。私も踊り方なんて知らん。君達と同じだからな」 クレマティス「イーリス」 イーリス「あんたに言われた通り周りをよく観察した。行ってくる。持ち回りはあたしだし」 クレマティス「…ルティーネ、援護してやれ」 ガゼレ「クレマティス。俺はテーブルマナーはわからねぇけど、地頭はいいんだぜ」 クレマティス「知っているよ」 ガゼレ「さっきは言葉足らずだったな」 クレマティス「わかったような口を利くじゃないか」 ガゼレ「違う、わかるんだよ。北の果ての戦場で救われたあの日から、俺達はあんたに育てられたようなもんだからな」 クレマティス「私はただ、優秀な駒が欲しかっただけだ」 『イーリス&ルティーネ』 ルティーネ「それで、何が聞こえたんですか?」 イーリス「クレマティスはああ言ってたけど、舞踏会なんてどうなってもいいって奴が会場に向かっている。たぶんかなり好戦的」 ルティーネ「ゼーリエの護衛…リストの該当者でしょうか?」 イーリス「わからない」 ルティーネ「では交戦前に一度目視で確認する必要がありますね」 イーリス「どちらにせよなんとかしないと、任務に支障が出る」 ラント「手綱どこ?」 ユーベル「知らない、探してみたら?」 『次回、会敵。第36・37合併号につづく』 | |||
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