ブルーロック | 第310話『やめちまえ』ネタバレ(最新話) | BLUE LOCK

BLUE LOCK
原作(Original Story): 金城宗幸 × ノ村優介
ブルーロック 漫画 310話 ネタバレ 感想 凪誠士郎 イガグリ 五十嵐栗夢 Blue Lock Chapter 310 Nagi
ブルーロック 第310話ネタバレ
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ブルーロック第310話

サブタイトルやめちまえ
配信日2025年7月9日
マガジン2025年32号
単行本35巻
登場人物凪誠士郎
五十嵐栗夢

第310話 やめちまえ

『道が分らぬ凪のもとに訪れたのはイガグリ。ブルーロックの脱落者2人は、何を語らうのか』
五十嵐栗夢「いやぁお前の学校調べて行ったけどいなくてさ、めっちゃ不審者扱いされてさ、クラスメイトに聞いたら多分あのゲーセンだっつーから来た。捜したぜマジ南無三!」
凪誠士郎「……へぇー不審者になったんだイガグリ」
五十嵐栗夢「だから違ぇっつってんだろ!?お前に逢いに来たんだよッ!」
凪誠士郎「で?なんの用すかストーカーさん」
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五十嵐栗夢「凪、お前サッカーどうすんの?」
凪誠士郎「え、あーまぁ…まだ決めてない…」
五十嵐栗夢「…だろーな。お前はそんな感じだろーと思った」
凪誠士郎「なんだよ、そのわかったようなカンジ」
五十嵐栗夢「いやわかんねーよ。わかんねーからモヤモヤして言いにきた…続けろよサッカー」
凪誠士郎「潔と同じ意見ってコト?」
五十嵐栗夢「違ぇよ。あそこで一緒に脱落した俺の勝手なエゴだ。年俸が出て負け確したあの瞬間、凪、お前ってなに感じた?」
凪誠士郎「…別に…だろうなってカンジ…」
五十嵐栗夢「そっか。俺は悔しかったけど、嬉しかった」
凪誠士郎「え」
五十嵐栗夢「だって俺はサッカーでプロになるためにブルーロックに行った。だからどんな金額でも年俸がついたら実家の寺を継がなくて済む。その夢を俺は叶えたんだ。絵心の言葉を借りるなら、俺はそれで“満足”したんだ。お前はどーだ?満足したか?」
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凪誠士郎「…満足…してなくても諦めなきゃいけないコトもあるじゃん…」
五十嵐栗夢「ねぇよそんなもん。夢にリミットなんかねぇ。夢にあるのはスケールの大きさだけだ。俺が思い描いた“プロになる”って夢は、俺にとっては人生を懸ける位大きいモノだったけど、“世界一になる”っていうスケールには小さかった。だから満足してブルーロックから出た。でもお前は違う。“満足”なんかしてねぇんだろ?燻ってんじゃねぇよ天才。この世に見ちゃいけない夢なんかねんだよ。へへ!決まった。これを言いに来た!」
凪誠士郎「…なぁイガグリ。実はさ…」
五十嵐栗夢「ハァ!?不乱蔦会長に別ルートでU-20代表に誘われたぁ!?」
凪誠士郎「うん。意味わかんないよね…」
五十嵐栗夢「フザけんなよあのオッサン!俺んとこには来てねーぞ!?チクショー南無三!きくんじゃなかったー!」
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凪誠士郎「で、断った」
五十嵐栗夢「え、なんで!?」
凪誠士郎「だって俺はブルーロックを潰したいワケじゃないし」
五十嵐栗夢「凪…お前…理由それだけ?」
凪誠士郎「え?うん。てかそれが全て」
五十嵐栗夢「は?何言ってんだお前…お前が世界で一番ブルーロック裏切ってんのに?」
凪誠士郎「へ?」
五十嵐栗夢「考えてみろよ!最後の最後であんなパス出して負けたんだぞ!?“世界一のストライカー”って理念の逆じゃん。お前のやったコトって!なのに今さら“裏切れない”とか!?どーの口が言ってんだバカタレ…ハハ!なんか…喋ってたらムカついてきたぜコノヤロウ!」
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凪誠士郎「じゃあ俺が不乱蔦の言いなりになってブルーロック戻ったらどう思う?」
五十嵐栗夢「ダセェ!」
凪誠士郎「玲王とか潔とかはなんて思う?」
五十嵐栗夢「クソダセェ!どの面下げて戻ってきたんだって思うなぁ!」
凪誠士郎「だよな」
五十嵐栗夢「でもそんな風に他人の顔色見て諦めるくらいの夢ならやめちまえ!どーせ叶わねぇから!」
凪誠士郎「何それ…喧嘩売ってんの?」
五十嵐栗夢「あぁ、売るね!俺は親に夢を反対されてた!だからブルーロックに参加する時、覚悟を持って家を出た!“負けたら一生寺で働く”か、“サッカーでプロになる”か!リスクと夢を天秤に懸けたんだ!“絶望”と“希望”が等しく釣り合う時にしか人間は没頭できねぇ!俺は夢に“挑戦的集中(FLOW)”して戦ったつもりだ!なのにお前はなんなんだよ!?勝ち取りたいモノもちゃんと言えないクセに!叶わなかった時のコトとか考えてこなかったから迷うんだよ!てかなんで俺じゃなくてお前なんだよ…俺にお前の才能があったら!ダサくても痛くても世界一目指すけどなッ!」
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五十嵐栗夢「……あークソ…悪り…意味ねぇコト言ってるわ俺…お前の人生はお前のモンだもんな。口出してごめんな」
凪誠士郎「イガグリ、逢いに来てくれてありがと。お前、いい坊主になれるよ」
五十嵐栗夢「え、あ?お?いや俺はサッカー選手になるから!坊主にはなんねぇからッ!てかどこいくんだ面倒臭がり屋ぁ!おいコラ!まだ話終わってねーだろ!?」
凪誠士郎「もういい。もういいんだよ…」
五十嵐栗夢「あ?」
凪誠士郎「お前と逢えて…俺、熱くなってきた」
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『U-20W杯まであと2日』
『かつての友が凪の心に灯を灯す!再燃の天才は終わらない!次号、“SIDE-B”につづく』
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