カグラバチ | 第87話『亡霊』ネタバレ(最新話) | Kagurabachi

Kagurabachi
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru)
カグラバチ 漫画 87話 ネタバレ 感想 毘灼 幽 漆羽洋児 Kagurabachi Chapter 87
カグラバチ 第87話ネタバレ
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カグラバチ 第87話

サブタイトル亡霊
配信日2025年7月21日
ジャンプ2025年34号
登場人物
漣伯理
漆羽洋児
薊奏士郎
亥猿

毘灼のメンバー

第87話 亡霊

『神奈備本部 資料庫』
『毘灼。戦後十五年、六平国重殺害。追記、十名の妖術師によって構成される小組織。率いるのは幽という男。目的は剣聖と真打を使用すること。戸籍に無い血。有力な家系に属さない妖術。ばらついた年齢層。六平国重暗殺を成し遂げる実力。構成員の関係性、出自、彼らに関するほとんどが未だ濃い霧に包まれている』
『神奈備本部 第一層 曲者処刑場』
薊奏士郎「(気味の悪い…なんだこの手応えのなさは。まだ来ない。ここを通らない限り下へはいけないぞ。まさか…)」
カグラバチ 漫画 87話 ネタバレ 感想 薊奏士郎 Kagurabachi Chapter 87
『神奈備本部 第五層 ハクリ&漆羽』
漆羽洋児「またか」
漣伯理「また?」
漆羽洋児「毘灼だ…奴ら…駒を使うばかり奴ら自身はリスクを負わず削ったところをいいとこ取りでもする気だろう。今回も…舐めやがって…」
『神奈備本部 曲者処刑場前』
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「お、どした?緊張してんの?」
「え?」
「あくび、緊張してる証拠」
「いや別に…俺だけじゃないし」
「こいつはホントに眠いだけ。なあ?」
「ンァ…ああ」
「あ、幽」
「緊張してんだって~」
「別にいいでしょ。緊張してたって」
「いや俺緊張してないって」
「失礼ご老人。ここらに手洗いがあれば案内してもらいたいんだが、あんた神奈備の職員だよな?」
老人「だからここにいる」
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「ここへくる途中にも何人かいたが皆身を潜めていた」
老人「そう指示があったからな」
「あんたは?命が惜しくないのか?」
老人「命は惜しくない年頃だよ。六平を殺した連中を一目見ておこうと思ってな」
「そうか。見てどうだ?」
老人「想像を超える驚きもそうそうない年頃だ。どんな化け物かと少し期待したが…残念。そこらの悪党より幾分か実力はあるが普通だ。“亡霊”?…いや、ただ狡猾で逃げ隠れがうまいだけだ。教えることなど何もない。さっさと処刑場へ進め」
「じゃあこうしよう。硬貨を投げる。俺が勝てば案内してくれるか?」
老人「俺が勝てば?」
「俺の命をやる」
老人「は?」
「一応、六平国重殺しの主犯だ。賭けに勝てばあんたは晩年に大きな成果を挙げられるぞ」
老人「なんでそんなこと」
「これから俺たちは命を懸ける。その前にどうしても用を足しておきたくてな」
老人「手洗いくらい自分で探せば…勝手にしろ。裏」
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「やはり…今日俺には“神”が憑いている」
老人「便所は向こうだ」
「ありがとう」
老人「何だ…何者だ貴様は」
「期待に添えたかな?」
『トイレ』
「やべ出ね」
「緊張か?」
「幽は緊張とかしないの?」
「するさ。今日は特に死ぬかもしれないからな。だが嫌うのは勿体無い。緊張は勝利の前兆だ。それに心配無用。毘灼で一番強いのはお前だ」
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「内部は無事混乱してるが、ここまでしても生める隙は僅か。飛ぶ座標を定める暇はない。いきなり会敵するかも」
「望むところ」
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『神奈備本部 第六層 結界核』
亥猿「この奇襲さえ切り抜ければ一掃する好機だ」
「10秒前…9…8…」
亥猿「どうした」
「いや…」
「7…6…」
亥猿「時間が気になるのか?こんな時に」
「(もう限界だ)」
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亥猿「大丈夫か」
「乱れたが戻した!ほんの一瞬だ!ほんの」
『神奈備本部 第五層』
「約束の時間とずれてたよ!」
「よく合わせた。エライ!」
「とにかくここからは時間はかけられないぞ」
カグラバチ 漫画 87話 ネタバレ 感想 毘灼 幽 Kagurabachi Chapter 87
漣伯理「あの紋章…毘灼!この人数相手じゃ…」
漆羽洋児「丸腰じゃない。大丈夫だ…今の俺は…(体に宿せる妖術は一種類。妖刀の命滅契約を結べばその代償に“元来もつ自分の妖術”を失う。命滅契約は解かれ、十八年間変形し固定され続けた神経が元に戻ろうとしている) 二十年近くぶりだが役に立つさ。ようやく俺の番だ」
『妖刀を失い取り戻した妖術はー!?』
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