- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
BLUE LOCK | |||
原作(Original Story): 金城宗幸 × 三宮宏太![]() ブルーロック-EPISODE 凪-第36話ネタバレ | |||
← 第35話 | 最終巻 → | ||
エピソード凪 第36話 | |||
サブタイトル | まだ | ||
配信日 | 2025年7月9日 | ||
別マガ | 2025年8月号 | ||
単行本 | 8巻 | ||
登場人物 | 凪誠士郎 御影玲王 潔世一 糸師凛 士道龍聖 乙夜影汰 烏旅人 剣城斬鉄 馬狼照英 蜂楽廻 清羅刃 二子一揮 剣城斬鉄 絵心甚八 帝襟アンリ | ||
第36話 まだ『ブルーロック 指令ルーム』 絵心甚八「“天才”とは、ひとりで決して“天才”たり得ない生き物である。見つける者がいて初めてその輪郭を成す。ただしそれは輪郭に過ぎない。見つけられる事に安住し、内なるエゴを磨く行為を止めた時、“天才”はその輝きを失う」 帝襟アンリ「凪誠士郎のコトですか絵心さん」 絵心甚八「いや、凪・玲王のコトだ」 帝襟アンリ「彼らは私が見つけてブルーロックに招待したふたりです。“世界一のエゴイスト”その理念にマッチした2つの原石だと私は信じます。世界一の舞台まで上手く導いてあげて下さい総指揮」 蜂楽廻「もっと鬼ごっとしよーよエゴイスターズ♪ 行き止まりぃ?」 御影玲王「何やってんだお前ら」 蜂楽廻「あ、玲王だ。この通路ってこんなカベあったっけ?」 御影玲王「あーそれ多分さっき閉じたTOP6の部屋と繋がってる連絡通路だろ。適性試験の間は交流させないようにこっちのメンバーと分断するための壁」 蜂楽廻「ほぇ、なるへろ」 絵心甚八《どのチームに入りたいかを任意で選んで申告しろ》 御影玲王「(何を選ぶのが正解なのか…何が俺のエゴか…)」 『TOP6 トレーニングフィールド』 雪宮剣優「今日はこれくらいのトレーニングで終わっとくよ。明日の本番で疲れ残っちゃっても良くないし…あとあの2人と絡むの疲れるし」 乙夜影汰「呼んだ?ユッキー」 烏旅人「こっちかてお前と喋るの疲れるっちゅーねん繊細メガネ」 雪宮剣優「ノリが軽いんだよねぇ。キミたちといると自分の感覚がバカバカしく思えてくる」 烏旅人「ほんならその程度なんやろ、お前のエゴ。他人の覚悟視えてるフリすんなよボケェ」 乙夜影汰「“軽い”って俺にとっちゃ褒め言葉だ。フワフワ楽しいのが一番理想」 雪宮剣優「そーゆーとこ、合わないね」 烏旅人「そゆとこ重いねん」 雪宮剣優「まぁ別に喧嘩するつもりないんだけどねー、俺大人だし、平和的だし」 烏旅人「こっちも別にそんな奴の人生、興味ないしー」 凪誠士郎「(やーっぱTOP6だわ。エゴつよつよのクセある奴しかいないな)」 乙夜影汰「ちゅーす、お先休むね凪誠士郎。アンタとの勝負はいつも俺アガるから…今後ともちゅーす」 凪誠士郎「(乙夜もやっぱ変人だよなー。学校とかにいたら絶対全員変な奴だ。でもそれでいいんだ。エゴを剝き出しにできる人間がブルーロックで生き残ってる…そのてっぺんにいるのがモンスター糸師凛)」 凪誠士郎「ねぇNo.1。俺と1on1しない?」 糸師凛「あ?お前には興味ねぇよ白いの。潔のフンでも拝んでろ」 凪誠士郎「(やっぱ俺は眼中にねぇってかい。でもアイツも俺と同じ、潔の光にやられたエゴイスト。潔はもうあの糸師凛でさえ変えてしまう…ブルーロックの影の王。あぁ倒したい。試したい。もっかい戦いたい。いまの俺の全部もう一度潔にブツけたい)」 『モニタリングルーム』 御影玲王「俺も同じだわ」 潔世一「玲王」 御影玲王「悩んでんだろ?」 潔世一「え、お前は凪のチーム1択じゃないの?」 御影玲王「ハッ…俺と凪をバラバラにしたお前に言われたくねーわ」 潔世一「あ、ゴメン…」 御影玲王「凪のチームを選んで一緒にサッカーをする…そうするつもりだったんだけど…迷っちまってんだよ」 潔世一「なんで?」 御影玲王「まぁ二次選考の時、凪がお前を選んでさ、絶対見返してやろうと思ってここまで来たんだよ俺…でもTOP6まで成り上がった凪を見て、冷静に今の自分のレベルと比べたらさ、凪がどんどん手の届かない存在になってる気がして、横に並んで戦える自信が無いんだ。ただ、このタイミングを逃したらもう次は無い様な気はしてる。でもダメな俺を見せたらまた凪はもっと遠くへ行ってしまいそうな気がして…どうしたらいいかわかんなくなってる (あれ…潔相手に喋りすぎだろ俺…コイツに俺の痛みとか別にわかってもらいたいワケじゃないのに)」 潔世一「俺もだ玲王。俺にとっては凛がそうだから」 御影玲王「(え、潔も…同じ?俺と潔が同じ心理なんてあるんだ)」 潔世一「でもそうだよな…ここで一緒に戦わなきゃもう二度と手の届かない存在になるかもしれない…その後悔だけはしたくないから」 御影玲王「(ずっと…倒すべきただの敵だと思ってた。コイツって意外と素直で良い奴じゃん)」 潔世一「うっし…玲王ありがとな。お前のおかげで決心ついたよ。俺は俺が選んだ道を間違いじゃないって証明してみせる!」 御影玲王「(出逢い方が違ったらもっと分かりあえたのかもしれない) あぁまた明日な」 潔世一「あぁまたフィールドで」 御影玲王「(…またフィールドでか…マジで気持ちいいくらいサッカーのコトしか頭にねーのな潔世一…凪が魅かれる理由がやっとちょっと分かる気がする。心がちょっと軽くなる。いまなら素直に凪の隣で戦いたいって思える気がする)」 御影玲王「(あれ?開いた?TOP6への連絡通路…)」 凪誠士郎「(もっと反応を上げたい。こんなんじゃまだ潔に勝てない。もっと新しい俺が欲しい)」 御影玲王「(凪…いいカオしてんじゃん。お前が熱くなれるなら、俺はそれだけでいい。いまはそう思える俺に変われた)」 御影玲王「(お前と離れて、ひとりで這い上がって来たからこそ、やっと言える気がする。あの時言えなかった…言葉)」 御影玲王《いいよ凪。行ってこい。夢の先でまた逢おうぜ》 凪誠士郎「(ダメだこれじゃ…もっと強く…もっと激しく…もっとエゴイストたちを超えろ!くそまだ足りな…)」 御影玲王「(いやいける。お前はもっと熱くなれる!)」 凪誠士郎「(あ、いいボール。どこから来た…?)」 御影玲王「(いけ天才。振り返るな)」 凪誠士郎「(これならイメージ弾ける!)」 御影玲王「(そうだ!もっと自由に)」 凪誠士郎「(吸収、創造、フェイクッ!その先の一撃へ!)」 御影玲王「行って来い、どこまでも」 凪誠士郎「ヤッベぇ俺、神」 御影玲王「(世界がお前のエゴを待ってる!)」 凪誠士郎「できた…新技…(今のパス…)」 御影玲王「(それでいい凪。お前が俺を忘れても、この先何があっても、何度でも、どこにいても、俺はお前を見つけ続けるから) 夢の先でまた逢おうぜ天才」 凪誠士郎「(ねぇ玲王。俺さ…まだまだ)」 『凪誠士郎のその後の物語は本編“ブルーロック”で!』 『BLUELOCK EPISODE NAGI fin.』 | |||
← 第35話 | 最終巻 → | ||
関連記事 | |||
エピ凪最新刊情報まとめ | 本誌最新話ネタバレ | ||
エピ凪コミックス一覧 | ブルーロックコミックス一覧 |