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WIND BREAKER | |||
原作(Original Story): にいさとる(Satoru Nii)![]() WIND BREAKER 第187話ネタバレ | |||
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ウィンドブレイカー 第187話 | |||
サブタイトル | 恩人 | ||
配信日 | 2025年7月30日 | ||
掲載サイト | マガジンポケット | ||
登場人物 | 桜遥 梅宮一 橘ことは 菜月 | ||
第187話 恩人『児童養護施設 風鈴園』 「いやー桜君帰んないでー」 「もっとジェンガするー!」 先生「こらー無理言うな。お前らは風呂の時間だろー」 橘ことは「ずいぶん気に入られたわねー」 梅宮一「後でオレとやろーぜ」 「やだー桜君がいい!」 梅宮一「んじゃ、ことはのこと送ってくるから」 橘ことは「お邪魔しましたー」 先生「おう、頼むぞ」 「オムライス美味しかったー」 「またねー」 「ことはちゃん今日はありがとう」 菜月「あの…ま…また…また一緒にご飯食べてあげてもいいから」 桜遥「お…おう」 先生「良かったな、桜がこの街にいて。ここにいればまた会えるさ」 『帰り道 桜&梅宮&ことは』 梅宮一「いや~菜月ちゃんが実はあんなに社交的だとはね。その辺もことはににてるな」 橘ことは「うるさいっ。でもまぁ、この人は大丈夫って思える人の存在はそれだけ大事ってことよね。私がこの街に来たばっかの頃の梅みたいにさ…」 桜遥「へー…」 梅宮一「こ…ことはぁ…そんな風にオレのことを」 橘ことは「あ…いや…」 梅宮一「嬉しい!オレは嬉しいぞ!うおーーん」 橘ことは「わーやめろ!」 桜遥「…そうだったのか…ん?いや…あれ?お前って梅宮のこと嫌いなんじゃねーの?」 橘ことは「え?」 梅宮一「え゛え゛!?」 桜遥「だっていつも梅宮に対してはすげーつめてーじゃん」 橘ことは「そ…それは…う…梅の距離感がいつもバグってて…誰だってグイグイ来られすぎたらうざいでしょ。別に嫌いって訳じゃないから」 梅宮一「よかったー!ことはー!」 橘ことは「だからこれが嫌だって言ってんの!」 桜遥「(そうか…)」 《風鈴選んで正解だったよ》 《私がこの街に来たばっかの頃の梅みたいに》 桜遥「(あれはオレだけじゃなくて…) ことはも色々あったんだな。お互い運が良かったな」 橘ことは「そーねー。運ば良いと思う」 桜遥「うるせーケンカしとけ!」 橘ことは「ん…ってゆーかちょっと待って」 桜遥「今度はなんだよ」 橘ことは「初めて名前呼ばれた」 桜遥「はぁ?」 梅宮一「確かにオレも初めて聞いたかも」 桜遥「うっ、嘘つけ!なっ、名前呼んだこと…くらい…あ…る…?……と、とっとと行くぞ」 橘ことは「ほら、初めてしゃん!」 『喫茶ポトス 片付け中…』 桜遥「…くっそなんでオレまで」 橘ことは「みんなでやった方が早く終わるじゃん」 梅宮一「だなー」 橘ことは「それに沢山ごはん食べたじゃん」 桜遥「あれは準備したからだろ」 橘ことは「それ以上に食べてたから」 橘ことは「はい、お疲れ様」 桜遥「…なにこれ…色うすくね?」 橘ことは「ハーブティー。夜だからコーヒーは無し。眠れなくなるから」 桜遥「オレ…あんまこれ好きじゃねー…」 橘ことは「あら、そうか」 梅宮一「慣れもあるよなー。まぁでも今日も桜は大活躍だったな!オレからも礼を言うよ。ありがとう」 桜遥「…!?な…なんだよ急に」 橘ことは「本当にねー…ねぇ桜…あんたが初めてこの店に来た時のこと覚えてる?他人を拒絶したようなこと言って、一人で生きようとしているあんたを見て正直心配だったのよ。大丈夫かこいつって…でもあんたは沢山戸惑いとか迷いとかあったと思うけど、それを乗り越えて今じゃこの街にとって替えのきかない人になってる。そんなあんたを街の人間として一個人として尊敬も感謝もしている。だからそんなヤツが菜月ちゃんが“大丈夫って思える人”になったってことがすごく嬉しい。私からもありがとう」 桜遥「な…なななんでお前そんな素直なんだよ!気持ちわりぃ!」 橘ことは「はあ!?なにそれ…まあ…あと…もう一つ謝っとかないといけないことがある。私、あの時あんたにてっぺんになれないっていったけど、あれ取り消す。ごめん」 桜遥「べっ別に怒ってねーよ」 橘ことは「ありがと。それでまだ目指してるの?」 桜遥「ったりめーだ」 梅宮一「ははは楽しみだなー」 桜遥「うるせー」 橘ことは「ふーん、じゃあさ、風鈴の子たちとはみんな仲良くなれた?」 桜遥「みんなって多くね?」 橘ことは「だっててっぺんはみんなに認められてなるものでしょ?みんなと仲良くなるのは当たり前じゃん」 桜遥「まあそりゃあな…なってるよ」 橘ことは「半分くらいはなってるんじゃない?」 桜遥「……」 橘ことは「同学年くらい?」 桜遥「……」 橘ことは「うっそ!まさか自分のクラスだけ!?」 桜遥「バカ言うな。2・3年もいるわ!」 梅宮一「四天王とオレたちは喋ってるの見たことあるな」 橘ことは「それ直属の先輩だからでしょ!?」 梅宮一「んーまあ桜は交流会でも自分から知らないヤツに喋りかけに行くイメージないな」 橘ことは「シャイなのねーかわいー」 梅宮一「でもよ、桜はどう思ってるかわからねーけど、お前もう有名人なんだぜ?特に一年の間じゃよく話題になってるみたいだな」 桜遥「いっ、一年!?」 梅宮一「椿、水木、桃瀬から自分の衆のヤツらから桜の名前よく出るって聞くぜ。まあそりゃあこんなに目立ってたらな」 橘ことは「ふふふふ、モテモテじゃなーい。シャイなの直さないと勿体ないわよ」 桜遥「うるせー」 橘ことは「でもまぁやることいっぱいあっていいじゃない。ひとまずは同学年の子たちと仲良くなってみたら?」 梅宮一「おお!そりゃあいい!次の交流会セッティングしなきゃな」 桜遥「うっ」 梅宮一「そーだ、一年と言えば、楓川も戻ってくるみたいなんだ」 橘ことは「え!?楓川って…あの楓川?」 梅宮一「そう」 桜遥「?もみじ…かわ?」 | |||
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