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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第165話ネタバレ | |||
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黒執事 第165話![]() | |||
配信日 | 2020年6月18日 | ||
サブタイトル | その執事、教導 | ||
Gファンタジー | 2020年7月号 | ||
扉絵 | セバスチャン、フィニアン、メイリン | ||
単行本 | 30巻 | ||
登場人物 | シエル・ファントムハイヴ セバスチャン・ミカエリス フィニアン メイリン バルドロイ タナカ 劉 (ラウ) 藍猫 (ランマオ) ジェーン クラウス | ||
第165話 その執事、教導『回想』 セバスチャン「メイリン!貴女また割ったんですか!?このお皿一枚で貴女の一か月分の給金が吹き飛ぶんですよ!」 メイリン「わ…わりぃ…スカートってやつが足に纏わりついちまって」 セバスチャン「それからその言葉遣い!伯爵家に仕える者としていつまでも下町言葉が抜けないのは困ります。先日渡した使用人の手引書には目を通しましたか?」 メイリン「えと…オレ、字が読めねえんだ」 セバスチャン「では貴女にもフィニと一緒に読み書きの勉強をしてもらいます。終業後に休憩室に来て下さい」 メイリン「お…おう…わかった」 セバスチャン「言葉遣い!」 メイリン「かっ…かしこまり…ですだ!」 『シエル&ラウ』 ラウ「いやぁ英語裏社会の秩序と呼ばれ、恐れられるファントムハイヴ伯爵がまさかこんなに可愛らしい御仁だったとは、びっくりしました」 シエル「それはこちらのセリフだラウ。たった数年で巨大中華系マフィア、青幇(チンパン)の幹部にまでのし上がり、“租界の昇り龍”とまで称された悪漢がこんな優男だったとは」 ラウ「たしかにチンパンには我のようなタイプは少ないかもしれない。どいつもこいつもむさくるしくて…きっと文通なんてロマンティックな趣味があるのは我くらいじゃないかな。でもその趣味が講じて伯爵と文通友達なれたし、今回の配置換えはとてもスムーズにいった。幸運づくしだったよ」 シエル「幸運はお互い様だ。うちもようやく新しいメイドが雇えたしな」 ラウ「ああ彼女が噂の…お茶のおかわりをもらえるかい?」 メイリン「は…はいですだ!」 『結局オレはちっともメイドになりきれなくて、毎日失敗ばっかり。でも』 セバスチャン「さすがの腕前ですね。お見事です」 『こんなオレでも認めてくれる人がいる。だったらオレは精一杯応えよう。ファントムハイヴ家のメイドになろう』 セバスチャン「いいですか皆さん。くれぐれもお客様に失礼が無いように」 メイリン・フィニ・バルド「イエッサー!」 「いらっしゃいませクラウス様」 『現在』 メイリン「3倍の給金?破格の好条件ですだね」 ジェーン「でしょ?能力があるなら高く買ってもらわなきゃ」 メイリン「たしかにワタシの職場はこことは違う…割った食器や卵は容赦なく給料から天引き。有事の際には徹夜も当たり前。上司はとにかく厳しいし、主人の人使いの荒さはマフィアとなんら変わりねぇですだ」 ジェーン「なら」 メイリン「でも、女を騙して食い物にするようなクソッタレな主人に仕えるなんて…どれだけ金を積まれても絶対オレはお断りだね!」 | |||
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