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原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第155話ネタバレ | |||
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黒執事 第155話 | |||
配信日 | 2019年8月16日 | ||
サブタイトル | その執事、欠場 | ||
Gファンタジー | 2019年9月号 | ||
扉絵 | メイリン | ||
単行本 | 29巻 | ||
登場人物 | メイリン 藍猫 (ランマオ) クリス・ヒースフィールド ジェーン アビー | ||
第155話 その執事、欠場ジェーン「シーッ…私よ、ジェーン」 メイリン「ジェーンさん!?」 ジェーン「静かにしてメイ。こっち」 ジェーン「22時以降は消灯だって言ったわよね?」 メイリン「(この人、全然気配を感じなかった…) すいませんですだ」 ジェーン「まあ好奇心が湧くのもわからなくないけど…でも覗き見は行儀が悪いわよ」 メイリン「あ…あ…あれはそんなつもりじゃなくて…まさかその…男爵とメイドが本当に…」 ジェーン「昼間、メイド達が話してた噂は本当よ。旦那様は屋敷にお戻りになると、気に入ったメイドを部屋に呼び出すの」 メイリン「プ…プレイボーイ」 ジェーン「遊びーとは少し違うかもしれないわ。旦那様はずっと捜してらっしゃるの」 メイリン「まさか本気で奥様候補を?」 ジェーン「正しくは奥様の代わりをね。数年前、旦那様は最愛の奥様とお子様を馬車の事故で亡くしてらっしゃるの。それ以来、ずっとああして奥様に似た女性を捜し求めて、夜毎メイドを部屋に呼ぶようになった。ずっとメイドの募集をし続けてるのはそういう理由」 メイリン「でもここのメイド達は髪の色や人種もバラバラですだ。奥様に似た女性を捜しているなら、もっと人選が偏るはずじゃ…」 ジェーン「見た目だけ似ている人を捜すならそうでょうけど、似てるといってもいろいろあるでしょ。見た目だけじゃない。声や性格、身体の相性…それから魂のかたち…とかね」 メイリン「魂…」 ジェーン「言ったでしょう?旦那様は変わっていらっしゃるの。さ、わかったら部屋に戻りなさい。今後は22時以降出歩かないこと。他人の情事を覗く趣味があるなら止めないけど」 メイリン「そそそそそんなことはねーですだ!」 『翌朝』 メイド「また辞めたの?アニー?」 メイド「ああ、新しく入った娘」 メイド「旦那様のご不興を買ったのかしら」 メイド「飽きればポイ。貴族ってなんでもそう」 メイド「それでもいい。一度でいいからお呼ばれしてみたい」 アビー「貴方達!朝礼の時間ですよ!」 使用人達「おはようございます旦那様」 クリス「おはよう。皆、よく顔を見せてくれ」 『朝礼後』 メイド「朝礼がある日は朝食後回しなんだもんなー」 メイド「お腹すいたね~」 メイリン「ラン?どうしたですだか?それは…!」 『その日の夜』 メイリン「目的はわかってますだか?男爵にできるだけ気を持たせて話を聞き出す。または巧みに眠らせて手掛かりを探す。もし証拠が見つかったら」 ランマオ「助平殴る」 メイリン「そ…それは本当に危険な時だけにするですだ!」 ランマオ「行く」 メイリン「大丈夫ですだよね…ランマオさんああ見えてラウ様の用心棒だし…」 『翌朝』 メイリン「(ランマオさんが戻ってこない。やっぱり付いていくべきだった)」 ジェーン「おはよう。まだ着替えてないの?朝一番から玄関ホールシャンデリア磨きするって…どうしたの?」 メイリン「ラン…い…妹がその…朝になっても戻ってこなくて」 ジェーン「ああ…旦那様のお気に召したのね。数日は離れてもらえないかもしれないわ」 メイリン「えっ…そんな」 ジェーン「いいじゃない。うまくいけば妹が男爵夫人になるのよ」 メイリン「(あのランマオさんがおとなしく言いなりになるなんてありえない。ランマオさんに一体何が…!?)」 | |||
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