ハイキュー!! | 第4期5話『強化合宿最終日』ネタバレ | HAIKYU!!

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🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi

TVアニメ『ハイキュー!!』 第4期5話ネタバレ

第4期5話『空腹』

及川 「チビちゃんが欲しいトスに100％応えているか…応える努力をしたのか。それを理解できないなら、お前は独裁の王様に逆戻りだね」

監督 「影山…今日何かあったっけ？」

コーチ 「あっ、体調とかですか？いや…特にないかと」

コーチ 「そういえば、影山って中学の頃、宮城県に天才セッターの卵がいるってちょっと話題になったんですよね」

コーチ 「3年になったら出てくるのかなと思ってたら…全然出てこないままで」

監督 「天才か…天才の定義がよく分からんけども。俺は、天才ってのは完璧から最も遠い存在だと思うんだよね。だから…面白い」

宮侑 「プレーはだいぶん…おりこうさんよな」

疑似ユース強化合宿 白鳥沢学園高校

「チャンスボール！」

日向 「(あっこれ…トス・フェイント！)」

日向 「(当たった！)」

五色 「(甘ぇ！)」


金田一 「(おっ読んでた)」

月島 「ラスト」



五色 「うっ！トス低い！雑！」

月島 「ごめん」

月島 「(オーバー苦手だ…)」
日向 「(怒られる月島って…新鮮)」

穴原 「コートにはたった2人。自分の苦手を補ってくれる人はいないぞ」

赤倉 「返すとき、百沢の方狙えばいいのにな。国見より崩しやすいだろ」

日向 「でも百沢がその1本目を上げちゃったら、ラストは百沢の攻撃になるし、高く上げてやれれば、だいたい打ってくれる。あいつ…高いトス打つのうめぇんだよな」

黄金川 「守備系苦手っぽいけど、スタミナはあるしな」

金田一 「それにあいつ、リーチが長いから攻めたつもりのボールも…」

金田一 「触るぞ」

日向 「楽してこうぜ！百沢！」

五色 「(日向のせいで、確実に余裕が生まれやがったな)」

月島 「(決して打ちやすいボールじゃない。ブロック跳ばずに下がるか？いやでも百沢は…打ち下ろしてくる！)」

月島 「ワンチ」

「ナイスワンチ！」

月島 「(ちょっと割れたか)」

五色 「(いいじゃん！十分！)」


五色 「だっしゃ～！」

日向 「月島…ナイストス…！」

月島 「じゃあその顔は何？」

日向 「珍しいお前のちゃんとしたトスを見て…テンションが上がると同時に、悔しさも感じます！」

月島 「具体的かつ正直にどうも」

月島 「...そこまでナイスでもないし...」

日向 「(俺も…全部…全部できるようにならなきゃ)」

穴原 「はい！じゃあ…えっと...白鳥沢学園の斉藤コーチが、ええ…体調不良のため、急遽ここから合同練習試合を行います」

五色 「斉藤先生、どうしたんすか？」

白布 「牡蠣にあたったらしい」

穴原 「ん…で、再び白鳥沢3年生およびOBの皆さんも、練習試合の相手をしてくださいます。5日間の強化合宿も、今日で終わりです。前回より、いい試合ができるよう頑張って」

黄金川 「うおお！！！白鳥沢全員！！こんなチャンスなかなかねぇぞ！！国見～！！お前も本当はそう思ってんだろ！！内に秘めてんだろ！頑張ろうな！！！」

瀬見 「そういえば烏野の10番…前来たときもサポートやってたけど…なんで出ないんだ？」

五色  「ああ～それはですね...話せば長くなるんですが…まずあいつはこの強化合宿にそもそも呼ばれてなくて…」

瀬見 「はぁ？どういうことだよ？」

日向 「牛島さん！質問いいですか？」

金田一 「日向のヤツ、ウシワカに話しかけてる」

赤倉 「度胸あんな～」

金田一 「お前同じ学校だろ」

赤倉 「えっ？いや…俺たちも近寄り難いよ」

日向 「牛島さんはレシーブのとき、何を考えてますか？」

白布 「お前は牛島さんにアドバイス…求めなくていいの？次、いつ来てくれるか分かんねぇぞ」

五色 「お…俺は..ライバルに助言を求めるというのはなんというか…」

白布 「ふ～ん」

白布 「(ライバルか なんの冗談だよ その超不要なプライド捨てちまえよ)」

白布 「(だから2番手なんだよ このおかっぱ小僧が)」

瀬見 「(目で語るにも程があるだろ)」

白布 「少なくとも行動を起こすという点で…今お前は烏野の10番に、確実に一歩出遅れたわけだ」

五色 「う…牛島さん！」

全日本ユース強化合宿


監督 「(拾うだけで完結せず、バックアタックの助走を妨げない配慮)」


星海 「影山！」

「ナイスキー！」

宮侑&星海 「うえ～い！」

コーチ 「影山レフトいいですね～星海のセッターも！」

監督 「うん、どこでもできるねぇ」

コーチ 「やっぱポジションシャッフル面白いっすね！」

影山 「(調子がいい！周りのうまさに引っ張られる！)」




影山 「(うめぇな)」


「ナイスコース！」

星海 「おい！今俺のトスを疑ったな！？」

佐久早 「ちょっと様子見しただけじゃん」

千鹿谷 「(星海さんのオールラウンドぶりもすごいよな…)」

星海 「宮！」

宮侑 「はいはい」

宮侑 「さあ…どうぞ」

 影山 「うっし！」

宮侑 「ナイスキー！」

監督 「うまいセッターは、スパイカーに錯覚さえ起こさせる。自分はうまくなった…強くなったという錯覚を」

コーチ 「今年はセッター、豊作っすね」

監督 「侑 や影山のセットアップで打ってたスパイカーが、チームに戻ってから“あれ？”ってならないといいけどな」

西谷 「久志！ナイスサーブ！」

山口 「(木下さん…ジャンプフローターうまくなってる！負けねぇ！)」

西谷 「あっ、ちょい長い！でも変化いい感じだ！」

山口 「はい！」

武田 「烏養君！」

烏養 「あっ、先生、どうだった？」

武田 「基本先方もオーケーなんですが、あとは日程が合うかどうかだけです」

烏養 「そうか 春高まで1か月切ってるし、メンバーが戻った状態で、少しでも多く試合しときたい！できるだけ…強い相手と」

武田 「ええ、明日には帰って来ますしね、彼らが」

全日本ユース強化合宿

宮侑 「どやった？スパイカー」

影山 「あっ…面白かったっす。宮さんのトスも、すげぇ打ちやすいっす」

宮侑 「せやろ！俺のセットで打てへんヤツは…ただのポンコツや」

宮侑 「飛雄君はセッターより、スパイカーの方が向いてるんちゃう？」

影山 「なんでですか？」

宮侑 「セッターやってるときは、小難しい顔しとったから」

千鹿谷 「(それは…あんたの“おりこうさん”発言のせいだと思う…)」

宮侑 「けど、レフトやってんのは楽しそうやったで」

影山 「そうですか...でも、俺はセッターです」

宮侑 「うん…まあせやろな」

影山 「あの…宮さん...“おりこうさん”って…どういう意味ですか？」

宮侑 「ん？そのまんまの意味」

宮侑 「真面目で素直で、ええ子やねって」

監督 「慣れない場所、メンバーでの合宿、お疲れさまでした。今回はユース始動の合宿ということで、手探りが多かったかもしれませんが、ここでの練習とチームに戻ってからの練習を、別物として考えないでもらいたい。互いにレベルアップしていけるのが理想です。これから、頑張っていきましょう！以上！」

「ありがとうございました！」

宮侑 「飛雄君、また春高でな」

影山 「はい」

古森 「またね」

星海 「んんっ！」





千鹿谷 「影山、またな～！春高、頑張れよ！」

影山 「おう」


影山 「駅…どっちだ？」

千鹿谷 「一緒に行くよ…」

疑似ユース強化合宿 白鳥沢学園高校

日向 「しゃあ～！明日から部活だ！打ちまくるぞ～！」

月島 「あぁ～あ やっと合宿終わったのに明日も部活って…」

日向 「何言ってんだよ！春高まで1か月ないんだぞ？」

月島 「はあ？休養を取るのだって、練習のうち…」

黄金川  「お～い！ツッキー！メアド交換しようぜ！」

黄金川  「あっ！五色！メアドメアド！」

五色 「ん？メアド？」

黄金川 「あとお前らだけなんだよ！じゃあ！俺の出すから！登録してくれ！」

金田一 「おい」

日向 「ん？」

金田一 「なんでもない...じゃあな」

日向 「なんだよ！」

金田一 「か…影山、元気か？」

日向 「あっ？おう！テスト期間以外は」

金田一 「そうか…」

日向 「なんで？」

金田一 「なんつぅか…昔とはだいぶ…プレースタイル変わってたしよ」

国見 「お前は中学のこと気にし過ぎ。お前は精いっぱい、やったろ」

金田一 「あっ…別に！ただの雑談だろ！」

影山 「心底怖ぇよ」

日向 「影山のトス、誰も打たなかったってやつか？」

日向 「でも…ケンカするくらい普通だろ」

金田一 「ケンカ...？」

日向 「譲れなくてケンカすんの、普通だ！」

日向 「だから！影山も大丈夫だ！」

国見 「別に影山なんかどうでもいいし！」

国見 「次の公式戦で潰してやる！」

日向 「ぬおっ！なんだと！？負けねぇぞ！」

金田一 「おい！またな」

日向 「おう！」

日向 「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」

日向 「ああ！！腹減った！」

影山 「おい！この5日間、何やってた？」

日向 「ボール拾い！」

影山 「！！」


日向 「あっ、お前、部室か体育館の鍵持ってる？」

影山 「あ…持ってない」

日向 「んっ」

日向 「んで…やっぱいちばんうめぇのは五色だったな～あっいやでも…国見…あっ、百沢が！2メートルのな！やっぱでかくて、つぅかそっちは？すげぇヤツいた？」

影山 「おう」

日向 「だよな！ “月バリ”載るようなヤツばっかりだよな！」

影山 「小さな巨人がいたぞ」

影山 「身長170センチ前後で…“月バリ”では見たことねぇ人だったけど…」

影山 「間違いなく、合宿メンバーの中でもトップクラスの選手だった」

影山 「お前の100倍うまかった」

日向 「ぐっ！はい余計なひと言！トップクラスの選手だったでよくないですか！？最後のひと言いります？いりますかな！？」

田中 「おお～やっぱり来てたか！つぅか…再会早々早ぇんだよケンカが」

日向 「ちわ～っす！」

田中 「何をそんなケンカのネタがあんだよ。感心するわ」

影山 「おい」

日向 「ん？」

影山 「お前…もっと跳べるぞ」

伊達工業高校

監督 「二口！」

二口 「あいっ！」

監督 「来週、急遽練習試合入ったから準備しとけ」

二口 「どことっすか？」

監督 「烏野」

二口 「げっ！」

 

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