- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第164話ネタバレ | |||
← 第163話 | 第165話 → | ||
黒執事 第164話![]() | |||
配信日 | 2020年5月18日 | ||
サブタイトル | その執事、先導 | ||
Gファンタジー | 2020年6月号 | ||
扉絵 | メイリン | ||
単行本 | 30巻 | ||
登場人物 | シエル・ファントムハイヴ メイリン ニナ・ホプキンス | ||
第164話 その執事、先導セバスチャン「メイリンさん、こちらが貴方の個室になります」 メイリン「オレの…部屋?」 セバスチャン「もしかして近くはあまり見えないのですか?」 メイリン「ああ。アンタの姿も黒い塊って感じだ」 セバスチャン「なるほど。遠目は恐ろしく利くが近くは見えない…まさに“梟の目”という訳ですか。しかし普段の業務に差し支えますね。主人に相談して何らかの対処を考えます。本日は身を清めてお休み下さい。女性使用人専用の浴室はこちらです。といっても女性はまだ貴女しかいませんが。お湯はキッチンから自分で運んで下さい。では私はこれで」 メイリン「(ベッドで寝るなんていつぶりだろう)」 『翌朝』 ニナ「ハァイ!サヴァ?」 メイリン「誰だお前!?(まさかもうチンパンの殺し屋が!?)」 ニナ「私は季節を告げる仕立て人、ニナ・ホプキンス!ついに伯爵邸にメイドが入ったと聞き、馳せ参じましたわ!まァ♡中性的で素敵。もっとお顔をよく見せてくださる?」 セバスチャン「ホプキンスさん、新しい使用人が怯えております。大丈夫。ホプキンスさんは当家の出入り業者です。メイリンは身一つで当家に来たのでメイドとして勤務する為に必要な衣類一式をお願いします」 ニナ「裏社会で生きてきた少女がメイドとして生まれ変わる…期待と不安に高鳴る胸…いい…いいわ~~~~!イマジネーションの泉が漲りますわ~~~!制服以外にも外出着が何着か必要ね。肌着やコルセットは女性の必需品。ストッキングも大切よ。服だけじゃ駄目。小物も欲しいわ」 メイリン「ま…待ってくれ!オレ、服を仕立てられるような金持ってねぇぞ!」 ニナ「ホホッ♡いいですのよ。服の10着や20着、伯爵にツケておけば」 セバスチャン「ご心配なさらずとも衣料費は分割で給与から天引きしますので」 セバスチャン「あたり前です」 ニナ「さあさ、ここからはレディの領分ですわ。殿方は外に出ていらして。さて、始めましょうか。まずは肌着とストッキングを着けて、次にコルセットを。あまりきつく絞る必要はないけど、きゅっとくびれたウエストはメイド服の魅力をひきたてます。コルセットを着けたらペチコート!ちなみにホプキンス・テーラー特製のコルセットは防弾素材が芯地に使われてるんですのよ」 メイリン「(この人もやっぱり女王の番犬の関係者なんだな)」 ニナ「下準備が済んだら次はワンピースと揃えのエプロン。エプロンに付いたボタンは有事の際に動きやすいようベルトでスカートをたくし上げられるように貴女のために誂えましたわ」 メイリン「オレがスカートなんて…」 ニナ「お嫌?」 メイリン「嫌…じゃないけど、初めて履いたから」 ニナ「髪や眉も少し整えましょう。最後にキャップを着けて…まあ素敵!ご覧になって」 メイリン「………」 ニナ「ああ!いけない。大切なものを忘れていましたわ。これを。ファントムハイヴ伯爵から貴女への贈り物よ。どうぞかけてみて」 ニナ「メイリンさん、服というのはね、ただ体温調節をしたり肌を守るためだけの物ではないわ。気分を変えることもできるし、自分を変えることだってできる。世界が素敵に見える魔法なのよ。とてもお似合いですわ」 メイリン「これが…オレ?」 ニナ「ヒールブーツは再考の余地ありですわね」 | |||
← 第163話 | 第165話 → | ||
関連記事 | |||
コミックス一覧 | アニメ作品一覧 |