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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第161話ネタバレ | |||
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黒執事 第161話 | |||
配信日 | 2020年2月18日 | ||
サブタイトル | その執事、執拗 | ||
Gファンタジー | 2020年3月号 | ||
扉絵 | セバスチャン・ミカエリス | ||
単行本 | 30巻 | ||
登場人物 | シエル・ファントムハイヴ セバスチャン・ミカエリス フィニアン メイリン | ||
第161話 その執事、執拗メイリン「(外した!暗殺失敗は死を意味する。どうする!?考えてる暇はねぇ。今は走れ!)」 『シエルの部屋』 シエル「なんなんだ今のは!?」 セバスチャン「狙撃されました。屋敷を狙撃出来る範囲内に人間の気配は感じ取れなかったのですが…ライフルの射程範囲を越えた遥か先から坊ちゃんの小さな頭を正確に狙ってきたようです。私の聴覚を以てしてもハンマーの音を聞き取れませんでした」 セバスチャン「フィニ。今回は追いかけなくて結構です。貴方は此処で坊ちゃんをお守りして下さい」 フィニアン「はい」 セバスチャン「さあ坊ちゃん、洗顔とお召し替えを」 シエル「えっ!?なっ…おいっ!?」 セバスチャン「本日の朝食はエンドウ豆のスープ・ミートボール・焼きたてのクロワッサンとゆで卵。デザートはオレンジジェリーとなっております。私は少々席を外しますのでどうぞごゆっくりお召し上がりください」 シエル「……は?」 メイリン「(狙撃ポイントから大分離れた。ここまでくれば……!?何かがすごいスピードでこっちへ向かってくる…あれは…執事!?何故だ何故オレの居場所が!?くっ…だがまだ距離は十分ある。ここで始末する!)」 メイリン「(全て避けた!?まさかあの優男が凄腕の傭兵!?) なっ…」 メイリン「(…は…鳩ー!?オレを口封じするつもりで!?)」 セバスチャン「やっと会えた」 『シエルの部屋』 セバスチャン「坊ちゃん、失礼致します。“梟”を捕らえて参りました」 メイリン「(これがファントムハイヴ伯爵!本当にただのガキじゃないか)」 シエル「そいつが今朝のスナイパーか」 セバスチャン「はい。こちらをご覧下さい。使われたライフルですが、遠距離用のスコープどころか、照準さえ付いておりません」 シエル「“チンパンの白が僕の命を狙っている。白は梟という凄腕スナイパーを飼っている”…情報は確かだったわけだ」 メイリン「(どういうことだ?まさかチンパンに内通者が?) さ…さっさと殺せ!オレを拷問しても床が汚れるだけだ」 セバスチャン「拷問?拷問だなんて、そんな非効率な事は致しませんよ。代わりに貴方、ファントムハイヴ家で働きませんか?」 シエル・メイリン「えっ!?」 シエル「どういうつもりだセバスチャン!?」 セバスチャン「言葉のままですよ。正直に申し上げまして、当家は深刻な人材不足です。なにせ偏屈な主人がなかなか使用人を雇用してくれないので」 シエル「おいっ!」 セバスチャン「今回同様の襲撃があった場合、フィニだけでは対応しきれません。梟さんは非常に遠目が効くようですし、見張り役にうってつけかと」 シエル「そもそも!そいつは僕を殺しにきた刺客だろう!?」 セバスチャン「しかし暗殺は失敗に終わった。裏社会は敗残者を許さない。蛇のようにどこまでも追いかけて始末する。つまり梟さんが坊ちゃんを暗殺する意義は消失した訳です。追っ手に怯え一生を隠れて暮らすより、当家の使用人として新たな人生を歩んだ方が双方にとっても良いのでは?それに坊ちゃんも仰っていたじゃないですか。体裁的にメイドが一人欲しいと」 シエル「メイド?」 セバスチャン「はい。梟さんは生物学上は女性でいらっしゃいますので」 シエル「え…ええええええええ!?」 | |||
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