黒執事 | 第30巻160話『その執事、疎放』ネタバレ | Black Butler

Kuroshitsuji
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)
黒執事 漫画 160話 ネタバレ 感想 シエル セバスチャン メイリン Black Butler Chapter 160 Ciel Sebastian Mey-rin
黒執事 第160話ネタバレ
第159話第161話

黒執事 第160話

黒執事 漫画 160話 扉絵 メイリンの過去 梟 Black Butler Chapter 160 Mey-rin
配信日2020年1月20日
サブタイトルその執事、疎放
Gファンタジー2020年2月号
扉絵メイリン
単行本30巻
登場人物シエル・ファントムハイヴ
セバスチャン・ミカエリス
フィニアン
メイリン
白 (ハク)

第160話 その執事、疎放

《良く聞け梟。ファントムハイヴ伯爵はめったに社交界に顔を出さない。肖像画や写真もない。わかっているのは爵位を継いだばかりの子供で、眼帯をしていること。それだけだ。数か月前、ファントムハイヴに逆らい、屋敷に強襲をかけた組織があったが、戻ってきた者は誰一人いなかったそうだ。奴らは裏社会を牛耳る“悪の貴族”。腕の立つ傭兵を雇っているに違いない。だが梟、お前の碧落眼の前で強さに意味はない。いいか、眼帯の子供だ。必ず仕留めてこい。さもなくば、お前に戻る巣穴はない》
黒執事 漫画 160話 ネタバレ 感想 メイリンの過去 梟 Black Butler Chapter 160 mey-rin
メイリン「あれが…ファントムハイヴ家 (まずは伯爵を仕留めた後の逃走経路の確保。そのために人の出入りを把握しとかねぇと…おかしい…これほど広い屋敷なのに人の気配が殆どない)」
フィニアン「セバスチャンさん!見て見て!サヤエンドウがなってます!」
黒執事 漫画 160話 ネタバレ 感想 メイリンの過去 フィニ Black Butler Chapter 160
セバスチャン「初年度にしては上出来じゃありませんかフィニ。領民から分けて頂いた肥料が良かったんでしょう」
メイリン「(あの子供…眼帯をしていない。身なりからして菜園の下働きか。黒い服の男は執事だな。ファントムハイヴ…眼帯の子供はどこだ?組織を一つ壊滅させるほどの傭兵部隊は?どこに隠れてる?狙撃手は気付かれたら終わりだ。必ず一発で仕留めねぇと)」
『一週間後』
メイリン「(どういうことだ!?ずっと張り付いているのに傭兵どころかメイドの一人も出て来ねぇ。まさかこの屋敷には執事と庭師と伯爵、3人しかいないってのか!?こんなでけぇ屋敷でありえねぇ)」
「梟」
メイリン「鳩か」
「獲物はまだ始末できないのか?」
黒執事 漫画 160話 ネタバレ 感想 メイリンの過去 Black Butler Chapter 160
メイリン「この雨の中、そんな小言を伝えに来たのかよ?伝令役もご苦労なこった」
「ラウが南仏(マルセイユ)を発った。奴が英国に到着するまで早くてあと3日。白大哥(ハクアニキ)は」
メイリン「チッ、行(わかってる)!気が散る。食い物置いてさっさと失せろ」
「急げよ」
メイリン「んなこと言われたって撃ちたくても獲物が姿を見せねぇんだよ。ちくしょうが!カビてんじゃねぇか!3日ぶりの食糧がこれかよ…(この3日、観察し続けてわかった。2階の角部屋、朝8時ピッタリにカーテンが開く。おそらくあそこが伯爵の部屋だ。もう時間がない。もし明日雨が上がったら執事がカーテンを開けたと同時に伯爵を撃つ!)」
『翌朝』
セバスチャン「坊ちゃん、お目覚めの時間ですよ」
シエル「今日の紅茶は?」
メイリン「(見えた!)」
黒執事 漫画 160話 ネタバレ 感想 メイリンの過去 シエル セバスチャン Black Butler Chapter 160
メイリン「(しくじった!とにかくこの場所を離れねぇと!)」
シエル「な…なんっ…」
黒執事 漫画 160話 ネタバレ 感想 シエル セバスチャン Black Butler Chapter 160 Ciel Sebastian
セバスチャン「…坊ちゃん、本日の紅茶はニルギリでご用意致しました」
シエル「もっと他に言うことあるだろう!?」
第159話第161話
関連記事
コミックス一覧アニメ作品一覧