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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第160話ネタバレ | |||
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黒執事 第160話![]() | |||
配信日 | 2020年1月20日 | ||
サブタイトル | その執事、疎放 | ||
Gファンタジー | 2020年2月号 | ||
扉絵 | メイリン | ||
単行本 | 30巻 | ||
登場人物 | シエル・ファントムハイヴ セバスチャン・ミカエリス フィニアン メイリン 白 (ハク) | ||
第160話 その執事、疎放白《良く聞け梟。ファントムハイヴ伯爵はめったに社交界に顔を出さない。肖像画や写真もない。わかっているのは爵位を継いだばかりの子供で、眼帯をしていること。それだけだ。数か月前、ファントムハイヴに逆らい、屋敷に強襲をかけた組織があったが、戻ってきた者は誰一人いなかったそうだ。奴らは裏社会を牛耳る“悪の貴族”。腕の立つ傭兵を雇っているに違いない。だが梟、お前の碧落眼の前で強さに意味はない。いいか、眼帯の子供だ。必ず仕留めてこい。さもなくば、お前に戻る巣穴はない》 メイリン「あれが…ファントムハイヴ家 (まずは伯爵を仕留めた後の逃走経路の確保。そのために人の出入りを把握しとかねぇと…おかしい…これほど広い屋敷なのに人の気配が殆どない)」 フィニアン「セバスチャンさん!見て見て!サヤエンドウがなってます!」 セバスチャン「初年度にしては上出来じゃありませんかフィニ。領民から分けて頂いた肥料が良かったんでしょう」 メイリン「(あの子供…眼帯をしていない。身なりからして菜園の下働きか。黒い服の男は執事だな。ファントムハイヴ…眼帯の子供はどこだ?組織を一つ壊滅させるほどの傭兵部隊は?どこに隠れてる?狙撃手は気付かれたら終わりだ。必ず一発で仕留めねぇと)」 『一週間後』 メイリン「(どういうことだ!?ずっと張り付いているのに傭兵どころかメイドの一人も出て来ねぇ。まさかこの屋敷には執事と庭師と伯爵、3人しかいないってのか!?こんなでけぇ屋敷でありえねぇ)」 鳩「梟」 メイリン「鳩か」 鳩「獲物はまだ始末できないのか?」 メイリン「この雨の中、そんな小言を伝えに来たのかよ?伝令役もご苦労なこった」 鳩「ラウが南仏(マルセイユ)を発った。奴が英国に到着するまで早くてあと3日。白大哥(ハクアニキ)は」 メイリン「チッ、行(わかってる)!気が散る。食い物置いてさっさと失せろ」 鳩「急げよ」 メイリン「んなこと言われたって撃ちたくても獲物が姿を見せねぇんだよ。ちくしょうが!カビてんじゃねぇか!3日ぶりの食糧がこれかよ…(この3日、観察し続けてわかった。2階の角部屋、朝8時ピッタリにカーテンが開く。おそらくあそこが伯爵の部屋だ。もう時間がない。もし明日雨が上がったら執事がカーテンを開けたと同時に伯爵を撃つ!)」 『翌朝』 セバスチャン「坊ちゃん、お目覚めの時間ですよ」 シエル「今日の紅茶は?」 メイリン「(見えた!)」 メイリン「(しくじった!とにかくこの場所を離れねぇと!)」 シエル「な…なんっ…」 セバスチャン「…坊ちゃん、本日の紅茶はニルギリでご用意致しました」 シエル「もっと他に言うことあるだろう!?」 | |||
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