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原作(Original Story): 日向夏×ねこクラゲ![]() 薬屋のひとりごと 第82話ネタバレ | |||
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薬屋のひとりごと 第82話 | |||
| サブタイトル | 奇襲作戦(後編) | ||
| ビッグガンガン | 2025年 Vol.12 | ||
| 配信日 | 2025年11月25日 | ||
| 登場人物 | 猫猫(マオマオ) 壬氏(ジンシ) 羅漢(ラカン) 李白(リハク) 響迂(キョウウ) | ||
第82話 奇襲作戦(後編)『久々の再会に』 猫猫「あ、すみません。保護していただけますか?壬氏さま」 壬氏「怪我しているのか?」 猫猫「問題ありません。返り血です」 壬氏「問題あるだろ!」 猫猫「蛇の血ですので」 壬氏「お前って…はぁ~…」 猫猫「(おっ、その表情懐かしい。なんだか落ち着く)」 壬氏(猫猫の首の傷を見て)「おい、それは…」 「東宮!」 壬氏「今は東宮ではない。皇子が生まれた」 猫猫「(初めて見る表情だ。玉葉妃のお子は無事生まれたか。しかも男子だ。それにやっとはっきりした。宦官でもない男が後宮の出入りを許されるなど、帝より命を受けた者が帝の血縁者でしかありえない。…東宮か) 壬氏さまって老けていますね」 壬氏「李白はいるか?」 李白「はいっ」 壬氏「見つけた。あとは任せた」 李白「はい」 李白「う~ん…宮廷で働いてる猫猫という娘に似ている気がするのだが」 猫猫「本人ですから」 李白「なんでここにいる?」 猫猫「さらわれたようです」 李白「なあ、おまえの父ちゃんって」 猫猫「名前を出すのはやめてください。たぶん想像の通りなので。あのおっさんとかでわかりますので」 猫猫「(なんで納得したんだ)」 李白「おい、いたぞ。こいつだ」 「はいっ」 李白「いやあ悪い悪い。おまえが言うならそうなんだろう。それにしても血まみれだな。怪我してるのか?」 猫猫「返り血です (怪我と言えば神美に団扇で殴られた痣くらいだ)」 李白「怪我とかやめてくれよ。あのおっさん、まともに運動もできねえくせについてきて…絶対お前を助けるためだぜ。まあ案の定、腰をぎっくりやったとかで動けなくなってるけど」 猫猫「(そのおっさんが一連の作戦を考えたのだろう。この都合よく起きた雪崩もなにかしたに違いない)」 李白「なんだ?奥で子どもが寝てるのか?」 猫猫「息をしていません。毒をあおったようで」 李白「…そうか。まるで寝ているみたいだな」 『むごい光景だ。でも生きながらえても道はない。上級妃の暗殺が未遂に終わっても犯人は縛り首となり、一族は財産を奪われ相応の刑に処された。国への反逆ともなれば女も子供も関係ない。皆、行き着く先は絞首台だ』 猫猫「処刑された者たちはうち捨てられるのでしょうか?」 李白「いや、専用の墓地に入れられる。ただ、火葬になるな」 猫猫「せめて母親と一緒に弔うことはできないでしょうか?」 李白「わからん。そういうのは俺の仕事じゃない。けっこう重いな。布地も足りなそうだ」 李白「おいお前たち、外套を貸せ。あと二人、誰か呼んでこい」 猫猫「あの李白さま?なにを」 李白「まあこのまま放置するのもあれだからな。一緒に弔うのが無理でも近くに埋めてやるくらいならできるだろ」 猫猫「罪に問われませんか?」 李白「わからん。そんときはなんとかしてくれ」 猫猫「いや、なんとかって…」 李白「おっ…そうだ!あのおっさんをパパとでも呼んでやったら、なんでも聞いてくれるんじゃないか?」 李白「…すまん。今のなしだ」 『次号、表情&巻頭カラー。12月25日発売』 | |||
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