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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第185話ネタバレ | |||
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黒執事 第185話![]() | |||
配信日 | 2022年2月18日 | ||
サブタイトル | その執事、同調 | ||
Gファンタジー | 2022年3月号 | ||
扉絵 | ロナルド・ノックス | ||
単行本 | 32巻 | ||
登場人物 | バルドロイ ロナルド・ノックス 劉 (ラウ) エイダ | ||
第185話 その執事、同調エイダ「私は戦地から帰国した後、軍から任を解かれ、郊外の療養所で看護婦として働きはじめた。しかし、本国の看護も戦場と変わりなかった。ナイチンゲールを天使だなんだともてはやしたのは喫煙所で語る遠い場所の美談。現場は遅れたままだった。私は施設の同僚や医師達と戦い、ナイチンゲールが説いた看護の実践を促した。その後、様々な施設を転々とした。そんな中、“もっと健康な看護を実現しないか”と声をかけてきたのが暁(アウローラ)学会に所属する医師だった。私はその話に飛びついた。ついに理想の看護が実現できると。彼らから提示されたアテネ退役軍人療養所設立の条件は患者の血液の収集。“新たな医学研究のサンプル”とのことだった。疑問はあったが夢が叶う目前だった私はその疑問を頭の片隅に追いやった。しかしスフィア・ミュージックホールの事件を新聞で知り、ここも無関係ではないと思った。そしてどうしたか?それでも私は見て見ぬふりをしたんだ。この場所を守るために。でも少し前から要求される血液量が跳ね上がった。そんな量を採血すれば、患者の身の安全を保証できないと訴えたが、“ならば支援を打ち切る”の一点張りで…この療養所の患者を傷付けることなんてありえない。だが支援がなければ患者を誰も救えない。私はどうしたら…」 バルドロイ「オレに下された命は一つ。“血液採取の事実があれば施設を殲滅しろ”。このままだとオレはアンタの喉をかき切り、患者をバッファローみたいに追いたてなきゃいけねぇ」 バルドロイ「だが、もしアンタが血液採取を今すぐやめるなら、オレはアンタの味方になる」 エイダ「えっ…」 バルドロイ「アンタの夢や努力は間違っちゃいない。ここにいる奴らをみりゃすぐにわかるさ。約束できるか?これから先、二度と己の信条に背いた行いはしない…アウローラ学会に血液を渡さないと」 エイダ「…ああ!」 バルドロイ「いい答えだ。早速動くぞ。次の血液回収は?」 エイダ「…明日だ」 バルドロイ「なっ!?チッ…とにかくオレがなんとかする。アンタはいつもと変わりなく過ごせ」 エイダ「わ…わかった」 バルドロイ「(坊ちゃんの指示を仰いでるヒマはねぇ!とにかく時間を稼ぎたい)」 ラウ「それがキミの答え?残念だよ、料理人くん」 | |||
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