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ATTACK ON TITAN
🖊原作者(Original Story) : 諫山創(Isayama Hajime)
🖊原作者(Original Story) : 諫山創(Isayama Hajime)
放送日(AirDate) : 2022年2月7日
第80話『二千年前の君から』
From You, 2,000 Years Ago
CAST🔷ミカサ・アッカーマン Mikasa Ackerman CV.石川由依
エレン「まだ親父がオレに喰われるところを見てないぞ」
ジーク「お前が…父さんを、壁の王や、世界と戦うように仕向けた…のか？進撃の巨人に本当に時を超える能力があるのなら、都合のいい記憶だけをグリシャに見せて、過去に影響を与えることも可能なはず」
ジーク「父さん、グリシャは復権派の務めを躊躇っていた。お前の記憶を見るに、始祖の巨人を奪っても自分がその力を使えないことを知ってから…しかし、始祖を奪いそれをお前に託した。もっと先の未来を見たからだ。先にある何かを、お前が見せたことで」
エレン「感謝してるよ兄さん。あんたがオレを親父の記憶に連れ込んだおかげで今の道がある」
🔷エレン・イェーガー Eren Yeager CV. 梶裕貴
🔷ジーク・イェーガー Zeke Yeager CV.子安武人
🔷始祖ユミル Founder Ymir CV.三浦千幸
🔷フリッツ Fritz CV.津田英三
🔷アルミン・アルレルト Armin Arlert CV. 井上麻里奈
🔷ジャン・キルシュタイン Jean Kirstein CV. 谷山紀章
🔷コニー・スプリンガー Connie Springer CV.下野紘
🔷ライナー・ブラウン Reiner Braun CV. 細谷佳正
ジーク「お前が…父さんを、壁の王や、世界と戦うように仕向けた…のか？進撃の巨人に本当に時を超える能力があるのなら、都合のいい記憶だけをグリシャに見せて、過去に影響を与えることも可能なはず」
ジーク「父さん、グリシャは復権派の務めを躊躇っていた。お前の記憶を見るに、始祖の巨人を奪っても自分がその力を使えないことを知ってから…しかし、始祖を奪いそれをお前に託した。もっと先の未来を見たからだ。先にある何かを、お前が見せたことで」
エレン「感謝してるよ兄さん。あんたがオレを親父の記憶に連れ込んだおかげで今の道がある」
ジーク「俺の望みではなく、お前の望みが叶うって…言っていたぞ」
エレン「ああ、あれを見たのは4年前。オレは親父の記憶から自分の未来を見た」
エレン「あの景色を」
ジーク「始祖ユミル！すべてのユミルの民から生殖能力を奪え！」
エレン「座標に！？」
ジーク「お前に従ったことを後悔した。父親の記憶からどんな未来の景色を見たのか知らないが、お前はすべてを見たわけじゃないんだろ？」
ジーク「例えば、お前がここで始祖の力が使えないことを知らなかったように…お前は無力なままだ」
エレン「あああああああああああ！！」
ジーク「無駄だエレン。一度動き出した始祖ユミルを止めることなど」
ジーク「この世の何者にもできない」
フリッツ王「逃がしたのはお前か」
フリッツ王「よかろう、お前は自由だ」
フリッツ王「何をしておる？起きよ。お前が槍ごときで死なぬことはわかっておる。我が奴隷ユミルよ」
フリッツ王「食え、娘達よ！何としてでもユミルの力を引き継ぐのだ。ユミルの体をすべて食い尽くせ」
フリッツ王「マリア」
フリッツ王「ローゼ」
フリッツ王「シーナ」
フリッツ王「娘達よ、子を産み増やし続けよ、ユミルの血を絶やしてはならぬ」
フリッツ王「娘が死ねば背骨を孫に食わせよ」
フリッツ王「孫が死ねばその背骨は子から子へ」
ジーク「エレン、やめろ！何をする気だ！？何をしている！？ユミル！俺の命令に従え！すべてのユミルの民から生殖能力を奪えと言っているんだ」
エレン「オレをここまで導いたのはお前なのか？」
ジーク「俺は王家の血を引く者だ！」
エレン「二千年前から、誰かを」
ミカサ「聞こえない」
ミカサ「え？」
アルミン「エレンが始祖を掌握した！真っ先に地鳴らしを発動したならそれはきっとエレンの意志だ！」
アルミン「このままマーレにノコノコ集まってる連合軍を潰すつもりなんだよ！エレンは味方だ！」
アルミン「そうに決まってる！」
イェレナ「ジーク…」
ミカサ「エレン…帰ってきたの？私達のところに…」
アルミン「そんな…おかしい…これは…まさか…ミカサ！」
アルミン「ウォール・マリアの壁まで崩壊している」
アルミン「マーレの連合軍を潰すだけならこんなに必要無いよ！」
アルミン「シガンシナ区外壁だけで十分だ！壁を失ってまで攻撃するなんて」
アルミン「マーレに集結した連合軍を潰すだけなら」
アルミン「それだけならこんなに…」
エレン「すべてのユミルの民に告ぐ」
ミカサ「今エレンの声が！」
エレン「オレの名はエレン・イェーガー」
エレン「始祖の巨人の力を介し」
エレン「すべてのユミルの民へ話しかけている」
エレン「パラディ島にあるすべての壁の硬質化が解かれ」
エレン「その中に埋められていたすべての巨人は歩み始めた」
エレン「オレの目的は、オレが生まれ育ったパラディ島の人々を守ることにある」
エレン「しかし、世界はパラディ島の人々が死滅することを望み」
エレン「この島のみならず、すべてのユミルの民が殺され尽くすまで止まらないだろう」
エレン「オレはその望みを拒む」
エレン「壁の巨人はこの島の外にあるすべての地表を踏み鳴らす。そこにある命を、この世から駆逐するまで」
エレン「あの景色を」
ジーク「始祖ユミル！すべてのユミルの民から生殖能力を奪え！」
エレン「座標に！？」
ジーク「グリシャは俺にこう言った。エレンを止めてくれ、と」
ジーク「お前に従ったことを後悔した。父親の記憶からどんな未来の景色を見たのか知らないが、お前はすべてを見たわけじゃないんだろ？」
ジーク「例えば、お前がここで始祖の力が使えないことを知らなかったように…お前は無力なままだ」
エレン「あああああああああああ！！」
ジーク「無駄だエレン。一度動き出した始祖ユミルを止めることなど」ジーク「この世の何者にもできない」
フリーダ「すごいよヒストリア。もうこんなに読めるようになるなんて」
ヒストリア「だってお姉ちゃんが教えてくれるから」
フリーダ「だめだよ鼻水垂らしてちゃ…ヒストリアはもうちょっと女の子らしくしないと」
フリーダ「はい、かんで」
フリーダ「はーい、よくできました」
ヒストリア「ねぇ、女の子らしくて何？」
フリーダ「そうだねぇ…女の子らしくて言うのは…この子のみたいな女の子のことかな」
フリーダ「ヒストリアもこの子が好きでしょ？」
ヒストリア「だってお姉ちゃんが教えてくれるから」
フリーダ「だめだよ鼻水垂らしてちゃ…ヒストリアはもうちょっと女の子らしくしないと」
フリーダ「はい、かんで」
フリーダ「はーい、よくできました」
ヒストリア「ねぇ、女の子らしくて何？」
フリーダ「そうだねぇ…女の子らしくて言うのは…この子のみたいな女の子のことかな」
フリーダ「ヒストリアもこの子が好きでしょ？」
ヒストリア「うん」
フリーダ「いつも他の人を思いやってる優しい子だからね」
フリーダ「いつも他の人を思いやってる優しい子だからね」
フリーダ「この世界は辛くて厳しいことばかりだから」
フリーダ「みんなから愛される人になって」
フリーダ「助け合いながら生きていかなきゃいけないんだよ」
フリッツ王「この中に豚を逃した者がいる」
フリッツ王「名乗り出よ。出なければ全員から片目をくり抜く。奴隷に目玉は二つもいらぬ」
フリッツ王「名乗り出よ。出なければ全員から片目をくり抜く。奴隷に目玉は二つもいらぬ」
フリッツ王「逃がしたのはお前か」
フリッツ王「我が奴隷ユミル、お前はよく働いた」
フリッツ王「道を開き、荒れ地を耕し、峠に橋を架けた。我が部族エルディアはずいぶんと大きくなった」
フリッツ王「褒美だ。我の子種をくれてやる」
フリッツ王「フリッツの名の元、憎きマーレを滅ぼせ！」
フリッツ王「道を開き、荒れ地を耕し、峠に橋を架けた。我が部族エルディアはずいぶんと大きくなった」
フリッツ王「褒美だ。我の子種をくれてやる」
フリッツ王「フリッツの名の元、憎きマーレを滅ぼせ！」
フリッツ王「食え、娘達よ！何としてでもユミルの力を引き継ぐのだ。ユミルの体をすべて食い尽くせ」
フリッツ王「マリア」
フリッツ王「ローゼ」
フリッツ王「シーナ」
フリッツ王「娘達よ、子を産み増やし続けよ、ユミルの血を絶やしてはならぬ」
フリッツ王「娘が死ねば背骨を孫に食わせよ」
フリッツ王「我が後生においても我がエルディアはこの世の大地を巨体で支配し、我が巨人は永久に君臨し続ける」
フリッツ王「我が世が尽きぬ限り永遠に…」
エレン「終わりだ！オレがこの世を終わらせてやる！オレに力を貸せ！お前は奴隷じゃない！神でもない！ただの人だ！誰にも従わなくていい！お前が決めていい！決めるのはお前だ！お前が選べ！」
ジーク「エレン、やめろ！何をする気だ！？何をしている！？ユミル！俺の命令に従え！すべてのユミルの民から生殖能力を奪えと言っているんだ」
エレン「オレをここまで導いたのはお前なのか？」
ジーク「今すぐやれユミル！」
エレン「待っていたんだろ、ずっと」
ジーク「俺は王家の血を引く者だ！」
ミカサ「あれは何？大きすぎる…エレンがいた場所から出現したように見えた…あれは…」
アルミン「やったんだ！エレンが！」
ミカサ「聞こえない」
アルミン「僕達が勝った！」
ミカサ「え？」
アルミン「エレンが始祖を掌握した！真っ先に地鳴らしを発動したならそれはきっとエレンの意志だ！」
アルミン「このままマーレにノコノコ集まってる連合軍を潰すつもりなんだよ！エレンは味方だ！」
アルミン「そうに決まってる！」
イェレナ「ジーク…」
アルミン「そんな…おかしい…これは…まさか…ミカサ！」
アルミン「ウォール・マリアの壁まで崩壊している」
アルミン「マーレの連合軍を潰すだけならこんなに必要無いよ！」
アルミン「シガンシナ区外壁だけで十分だ！壁を失ってまで攻撃するなんて」
アルミン「マーレに集結した連合軍を潰すだけなら」
アルミン「それだけならこんなに…」
エレン「すべてのユミルの民に告ぐ」
ミカサ「今エレンの声が！」
エレン「始祖の巨人の力を介し」
エレン「すべてのユミルの民へ話しかけている」
エレン「パラディ島にあるすべての壁の硬質化が解かれ」
エレン「その中に埋められていたすべての巨人は歩み始めた」エレン「オレの目的は、オレが生まれ育ったパラディ島の人々を守ることにある」
エレン「しかし、世界はパラディ島の人々が死滅することを望み」
エレン「この島のみならず、すべてのユミルの民が殺され尽くすまで止まらないだろう」
エレン「オレはその望みを拒む」
エレン「壁の巨人はこの島の外にあるすべての地表を踏み鳴らす。そこにある命を、この世から駆逐するまで」
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