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Kagurabachi | |||
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru)![]() カグラバチ 第78話ネタバレ | |||
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カグラバチ 第78話 | |||
サブタイトル | 交代 | ||
配信日 | 2025年5月19日 | ||
ジャンプ | 2025年24号 | ||
登場人物 | 六平千鉱 漣伯理 薊 座村清市 幽 昼彦 久々李 斗斗 神奈備 | ||
第78話 交代『敗れた昼彦』 昼彦「(体が動かない)」 六平千鉱「(昼彦が動けないのも無理はない。強力な技を使えば大きく消耗し、それが過ぎれば玄力・体力は尽きる。当然のこと。異常なのは座村さんの方だ。昼彦の全身全霊を無力化。加えて梟を数日間日本全土に展開し続けていた。にもかかわらずまだ息が上がってもいない。“雀”による再生は生死には干渉できない。それに消耗も大きい。再生を頼りに無闇に傷を負えば玄力の方が尽きて倒れてしまう。再生は有限だ。そのはずなんだが…黄泉返りといい…戦争当時の記録にないことがいくつかある。タネはわからない。でも確実に18年前より成長している)」 座村清市「まずはこいつの止めだ」 久々李「破暮(はぐれ)」 『久々李の妖術は戦闘などで体内に生じた熱をエネルギーとして溜め込み、任意のタイミングで一気に放出する。その容量に際限はなく、溜め込んだ分、威力は上がる。久々李は“七か月間”戦闘において剣術しか使用していない』 斗斗「昼彦無事か?どう思う?」 久々李「無事じゃない!腕は回収できなかった」 斗斗「しばらくこのままだね」 久々李「酌揺も娘も捕らえ損ねた」 斗斗「大敗北だね。ま、生き延びただけラッキー。あんな化け物からよく隙作れたよ」 久々李「だがこのままじゃ協定履行後、座村に対して切れるカードがない」 斗斗「雪…?」 久々李「梟とやらがしばらく空を覆っていた影響か…?天候をも変えてしまうなんてな」 斗斗「斬欲沸かない?」 久々李「こうも出鱈目な力だと萎える」 斗斗「まあ幽が東京で手を打ってるし」 久々李「向こうにかけるしかないな。座村を真っ向から相手取るなど不可能だ」 昼彦「殺…して…(あの目…もはや俺に対して憎しみすらもない)」 『チヒロ&座村』 座村清市「千鉱、なぜ再び妖刀を握った」 六平千鉱「全部聞きました。蠱…剣聖の罪のこと」 座村清市「柴の野郎…言っとくがそりゃ剣聖が起こしたこと。武器を生んだ責任はあってもお前の父親はただ国のために尽力した英雄だ」 六平千鉱「それも再三柴さんが言ってくれました」 座村清市「(まだ飲み込めてはねえようだな)…まあ“蠱”について聞いたなら話は早い。剣聖は生かしちゃあおけねえ」 六平千鉱「そのためなら他の契約者まで死んでもいいのか…あなた自身も」 座村清市「蠱を完全に断つためには必要なことだ。イヲリの未来のためにも。邪魔ァするならもう一度斬る」 六平千鉱「イヲリの未来に必要なのはあなただ。なぜ再び妖刀を握ったか…?あなたを止めるためだ」 『東京』 幽「さて、戦ろうか」 『神奈備本部』 「梟が晴れた。巻墨からの報告だ。京都にて座村と接触。毘灼の構成員三名とも接触し酌揺も確認したと」 「敵襲だ!」 「真打の直上から結界を突いている。松の妖術だ」 「毘灼だな」 「たく忙しいな」 「本部へ来るとは」 『神奈備本部には現在、真打、そしてさらに深くに剣聖が収容されている。非戦闘員併せて5百人強の職員を抱える東京の地下施設は直方体の結界により防護されている』 「さすが固いな」 「招いてやれ。第一層まで解放しろ」 「我々の本分は妖術の脅威に対する市民の安全保障。地上を戦場にするわけにいかん」 「防護結界を引き下げる。第一層への侵入者を感知…客は七人」 「毘灼揃い踏みかな (六平の倅が得た情報によれば毘灼の構成員は十名。京都では三人確保ずみ。この七人は)」 「迎撃部隊を向かわせる。上層部からも…」 薊「僕が殴る」 「(毘灼…まずは座村を使って他の契約者を狩るものだと踏んでいたが…だから柴と緋雪をそれぞれの警備に割いた。まさか妖刀もなしにここを堕とせるとは思っていまい。座村が足止めされて予定が狂ったか?…いやむしろ梟が解けるのを見計らっていたかのような…どういう算段だ…まあなんにせよ) 本部が戦場になるとは」 🔊「非戦闘員は至急第三より下層へ」 「起き抜けにすまない。察しの通り緊急事態だ。動けるか?」 漣伯理「押忍!」 『京都にチヒロ、東京にハクリ!2つの戦場が動き出す』 | |||
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