名探偵コナン | 第108巻1144話『呼び出された男』ネタバレ | Detective Conan

Detective Conan
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama)
名探偵コナン 漫画 1144話 ネタバレ 感想 Detective Conan Chapter 1144
名探偵コナン 第1144話ネタバレ
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名探偵コナン 第1144話

名探偵コナン 漫画 1144話 ネタバレ 感想 Detective Conan Chapter 1144
サブタイトル呼び出された男
配信日2025年5月28日
サンデー2025年26号
単行本108巻
登場人物江戸川コナン
吉田歩美
円谷光彦
小嶋元太
灰原哀
ラム／脇田兼則
キャメル
西目侑人
新保覚
高吹倫由
二村絢子
𠮷原

第1144話 呼び出された男

『放課後の帝丹小。思索にふける名探偵』
コナン「(一体アレは何だったんだ？この前、街中でオッチャンを尾行する前に頭によぎった記憶の断片…覚えてるのは何かのソフトを開発していたエンジニアの板倉卓さん。そのソフトを手に入れる為に接触してきた関西弁の大男が黒ずくめの組織の一員のテキーラ。取引は一旦約束されたが、関係のない別の事件でテキーラが命を落とし、その取引交渉を引き継いだのが女王のような喋り方をする高飛車な女…恐らくベルモット)」
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コナン「(問題はそのソフトが一体どんなソフトだったのかだ。板倉さんが人間の為に開発途中で断念したソフト…なぜそれを黒ずくめの組織が手に入れようとしていたのか。そもそも何でオレはあの時、思い出したんだ？確かあの時、英理さんが言ってたな)」
《別居がいい薬になると思ったけど無駄だったようね》
コナン「(いい薬？いや、その後蘭も)」
《そろそろ許してあげたら？薬、効き過ぎなんじゃない？》
コナン「(薬って言葉に反応したのか？いや、だったら一緒に頭によぎったあの灰原は何だ？あれはテレビ中継の中でアイツがつぶやいた…)」
《時の流れに人は逆らえないもの。それを無理矢理ねじ曲げようとすれば人は罰を受ける》
コナン「(罰って何だよ！？)」
吉田歩美「この前、お母さんと買い物に行く途中でおじいさんに怒鳴ってる怪しい男の人見たよ」
コナン「怪しい男？」
吉田歩美「うん。怒鳴ってると思ったら、その人、おじいさんの荷物を横取りしようとして、おじいさんが取られないように荷物を押さえてたら、おじいさんごとさらって行っちゃったんだよ」
円谷光彦「凶悪犯じゃないですか！」
小嶋元太「そいつの顔見たのか？」
コナン「顔は見えなかったけど、パーカーのフードで顔を隠して、上から下まで真っ黒な服着た背のすっこぐ高い男の人だったよ」
コナン「(く…黒ずくめの…大男！？)」
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コナン「それ、どこだ！？どの辺で見たんだ！？」
吉田歩美「米花町のスーパーの近くの交差点だけど」
円谷光彦「多分そこにはもう来ませんね」
小嶋元太「怪しまれてるからよ」
吉田歩美「でもお母さん、昨日も見たって言ってたよ。毎日、夕方の4時頃にスーパー近くで見かけるって」
コナン「(行ってみるっきゃねーな)」
『米花町のスーパー付近』
灰原哀「吉田さんのお母さん、そんな怪しい男を目撃したのに警察に通報しなかったのよね？」
吉田歩美「うん。お母さん、ニコニコしながら“警察の人に言わなくて大丈夫。歩美も英語をお勉強したらわかるから”って」
コナン「英語？外国人か！？」
小嶋元太「そいつ、マジでここで待ってたら来るのか？」
吉田歩美「うん。いつもこの自販機でジュース買ってるって」
キャメル「あ…」
コナン「アンドレキャ…(メル捜査官！)」
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吉田歩美「この人だよ！歩美が見た怪しい人！」
小嶋元太「何者だテメェ！」
コナン「(そっか、短髪にしたからわかんねぇんだ)」
小嶋元太「この男、知ってんのか？」
円谷光彦「確か今、アンドレって…」
コナン「あ…だから…安東歴也さんだよ。ホラ、オメーらも一回会っただろ？帝丹小学校19期生の同窓会で」
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円谷光彦「あの教室にこんな人いましたっけ？」
小嶋元太「いっぱいいたからな」
コナン「ホラ、前もどっかのホテルの屋上のレストランの特性フルーツジュース目当てで…そのホテルの階段でトレーニングしてたし…」
円谷光彦「でもいくら帝丹小の卒業生でも犯罪は許せません！」
小嶋元太「お前、おじいさんに怒鳴って荷物盗んでさらったんだろ？」
キャメル「あ、いや…多分それは…」
探偵団「ええっ？外国人のおじいさんを米花駅に連れてっただけ！？」
キャメル「ああ。その老人はアメリカから日本語が話せる友人と観光に来てたそうなんだけど、はぐれてしまって、“米花駅で待つ”って友人との電話の最中にスマホの電池が切れて途方に暮れてたから」
円谷光彦「じゃあ何で怒鳴ったりしたんですか？」
キャメル「その老人の補聴器が壊れていたようで、何度も大声で話しても聞き取ってくれないから、“駅まで案内します”って言って、スーツケースを持ってあげようとしたら、“荷物を盗む気か？”って取り合いになって、面倒くさいからスーツケースと老人を抱えて駅に向かったというワケだよ」
吉田歩美「なんだー…」
小嶋元太「お前いい奴じゃんか！」
円谷光彦「顔怖いですけど…」
キャメル「あ…ありがとう…」
コナン「んじゃあ帰ろうぜ」
『パリンパリン』
コナン「(このアパートの2階のあの部屋から？)」
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コナン「(包丁！？)」
円谷光彦「ケンカしているんでしょうか…」
『パァン』
コナン「(じゅ…銃声！)」
高吹倫由「今の音…そこの絢子の部屋からか？アイツ…拳銃を手に入れたなんて冗談言ってたけど…まさかマジか」
『高吹倫由(30) ホスト』
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西目侑人「どうしたの？絢子ちゃん！？返事してよ！中にいるんでしょ？絢子ちゃん」
『西目侑人(28) ホスト』
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キャメル「何かあったんですか？」
「男と女が部屋ん中で大ケンカしててよォ」
「一回止んだと思ったらまたケンカが始まって…さっきのパァンって音がしたのよ」
コナン「ここの大家さんにこの部屋の鍵開けてもらえない？」
「いいけど…この時間大家さんは…」
新保覚「米花駅前のパチンコ屋さんにいると思いますよ。まぁ走っても10分ぐらいはかかるでしょうかね」
『新保覚(31) ホスト』
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『30分後』
大家「二村さん？大家の𠮷原です。中に入りますよ」
高吹倫由「絢子ォ！」
新保覚「何ですか？この煙！」
高吹倫由「うわっ、何かコゲてるぞ！」
西目侑人「そ…そんな…あ…絢子ちゃん…絢子ちゃん！？どうしてこんな…」
コナン「触っちゃダメだ！」
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コナン「(拳銃！)」
キャメル「ここに落ちていることは他殺？」
コナン「いや…太い輪ゴムをつなげたヤツが机の足にはまってる。この輪ゴムの先を拳銃のグリップにひっかけたまま机を足で押さえて自分の頭を撃てば…撃った後、拳銃は手から離れてふっ飛び、他殺に見せる事が出来るんじゃない？」
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高吹倫由「じゃあ俺が絢子に呼ばれたのって…」
新保覚「私も呼ばれて来たんですが」
西目侑人「僕も」
キャメル「どうやらこの女性があなた達を呼んだのは殺人の罪を着せる為だったかも」
ラム「そいつは妙ですねぇ。ここの家主がいろは寿司に注文したのは特上握り2人前。呼んだのは3人じゃなく1人だったんじゃないですか？おやコナン君…妙な所でお会いしやすねぇ」
コナン「そだね…」
ラム「ん？ひょっとして…お兄さんにもどこかでお会いしやしたかねぇ？」
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