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Detective Conan | |||
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama)![]() TVアニメ『名探偵コナン』 第R154話/第861話ネタバレ | |||
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名探偵コナン 第R154話/第861話![]() | |||
サブタイトル | 17年前と同じ現場(前編) | ||
放送日 | 2025年5月24日 | ||
原作 | 第948話 - 第950話 | ||
第89巻File-11「握られたハサミ」 第90巻File-1「甘い匂い」 第90巻File-2「切り取られた文字」 | |||
OPテーマ | But ノーラヴ (歌: Rainy。) | ||
EDテーマ | Fun! Fun! Fun! (歌: 新浜レオン) | ||
キャスト | 役:声優 | ||
江戸川コナン:高山みなみ 阿笠博士:緒方賢一 目暮十三 :茶風林 高木渉:高木渉 千葉和伸:千葉一伸 灰原哀:林原めぐみ 赤井 秀一:池田秀一 沖矢 昴:置鮎龍太郎 キャメル:梁田清之 仙波 和徳:中田譲治 鑑識:拝真之介 鑑識:篠原孝太朗 | |||
あらすじ | 阿笠邸で、17年前に棋士の羽田浩司がホテルで殺害された未解決事件を調べていたコナンは、ネットにアップされた情報から、羽田の右手にハサミを握り締めた跡が残っていたことを知る。それを聞いていた阿笠博士は今朝、殺害事件が発生し、被害者が博士の開発したハサミを握っていたことをコナンに話す。そこへ沖矢が現れ、「事件が気になる」と現場に同行することになり……。この事件は、17年前の未解決事件と関係があるのか? | ||
ネクストコナンズヒント | |||
羽田浩司![]() | |||
第R154話/第861話 17年前と同じ現場(前編)コナン「羽田浩司…今から17年前、当時将棋の四冠王だった彼はその冠を携えて趣味にしていたチェスの大会に参加すべく渡米したが、その大会前夜、宿泊していたホテルの部屋で何者かに襲われて死亡」 ![]() コナン「部屋はかなり荒されていて、殺される際、羽田も抵抗したようだが、直接の死因は不明」 ![]() コナン「同日、同じホテルの別の部屋で亡くなっていたアメリカの資産家、アマンダ・ヒューズの死因もわかっておらず、アマンダが羽田の大ファンで交流があった事や、その日以来、アマンダが帯同していたボディーガードが姿を消していることから、アマンダが“浅香”と呼んでいたボディーガードを最重要容疑者として行方を追っているが、その消息はまだつかめていない」 灰原哀「さあ…羽田浩司の死因が不明って事やAPTX4869を飲まされた人物リストに彼の名前があったとなると、その浅香って人は組織の一員の可能性が高いわね」 ![]() コナン「でも変じゃねえか?何で17年前に殺された羽田浩司の名前がオレの二つ下に載ってんだ?」 灰原哀「父と母の研究所が火事になって薬の資料と一緒に二人共焼死したのよ。組織の人たちからは不運な事故だったと聞かされていたけれど (まあ私が本当に作らされていたのは別の薬なんだけどね)」 灰原哀「組織にとって邪魔になったその資産家が殺される所を偶然目撃してしまったとかなんじゃない?」 ![]() コナン「アマンダが羽田浩司の部屋を一度訪れたのは確かなようだしな。彼の部屋のドアのノブやソファーやティーカップや皿やフォークなどにアマンダの指紋が付いてたみたいだぜ」 ![]() コナン「部屋中にJukeってホテルの名前入りの皿やカップの破片が散乱していたようだ」 コナン「ん?割れた食器の中にガラスも混ざってるな。鏡か?何か文字が書いてある。PTON?」 灰原哀「入って文字は多分“PUT ON MASCARA”。ちょうどその頃、ある化粧品メーカーがマスカラに手鏡をつけて売り出したら大ヒットしたらしいわ。私の姉も母も遺品としてその手鏡持ってたから」 コナン「でも何でそんな手鏡が羽田浩司の部屋に…」 灰原哀「それより引っかかるのは荒されたまま放置されたこの部屋…組織の仕業ならこんなことあり得ない。何事もなかったかのように立ち去るのが彼らのやり方なのに…実際、殺された資産家の部屋はそうだったみたいだし」 コナン「たしかに洗面台の蛇口の水も出しっぱなしだったって書いてある」 阿笠博士「それにしてもこんな情報よく見つけられたのォ」 コナン「誰かが定期的にネットにアップしてるみてーだぜ?削除されるのをお構いなしに…まるで誰かこの謎を解いてくれって言わんばかりにな」 阿笠博士「じゃあ何で彼が抵抗したなんてわかったんじゃ?」 阿笠博士「ハサミを握り締めていた?」 コナン「ハサミがどうかしたのか?」 阿笠博士「今朝、奥穂町で殺人事件があったんじゃが、その被害者がワシが発明したハサミを握ったままなくなってたそうで、そのハサミの説明をしに昼過ぎに現場にきてくれと目暮警部に頼まれていてのォ」 ![]() 沖矢昴「よろしければその事件の現場、私も同行させてもらっても構いませんか?」 沖矢昴「その事件、気になる所がありまして」
高木刑事「阿笠さん、お待ちしてました」 沖矢昴「実はあのハサミの開発に私もかかわっていましたので…お邪魔でしょうか?」 ![]() 高木刑事「まあそういうことなら…(そんなにすごい発明だったのか?あのハサミ…)」 ![]() 高木刑事「母屋は不用心だからと被害者は最近じゃほとんどこの離れにいたそうで」 ![]() コナン「(ん?妙に体格がいいなあの二人…ボディーガードか?)」 ![]() 目暮警部「おお阿笠さん!わざわざ御足労おかけしてすみませんなあ」 ![]() 目暮警部「一応説明しますと、被害者は不動産会社社長であり、この家の家主でもある樋山邦寿さん61歳。殺害方法は鈍器による撲殺。どうやらこの離れの別の部屋で襲われて、この風呂場の脱衣所に逃げ込んだが、犯人に扉を破られ、とどめを刺されたようだ」 ![]() 目暮警部「で、被害者が握っていたのが阿笠さんのマークが入ったこのハサミなんですが、このハサミの機能は」 ![]() 阿笠博士「ああそれは…」 目暮警部「ああ」 沖矢昴「で、その後、被害者がヒゲを整えるために使っていた阿笠博士のハサミを持って犯人を迎え撃とうとしたと?」 目暮警部「何が?」 コナン「この家に来た人とこの血を照らし合わせれば犯人がわかるんじゃない?」 高木刑事「ええ。名前は仙波和徳さん」 ![]() 高木刑事「この近所で駄菓子屋をやっていた人なんだけど、樋山社長が息子夫婦と勝手に土地の売買の話をつけてしまったようで、その文句を言いに今朝ここへ」 ![]() 阿笠博士「だったらやはりその人が犯人なんじゃ」 高木刑事「それがありえないんですよ」 ![]() 高木刑事「見ての通り、この離れの全ての窓には鉄格子がついていますし」 ![]() 高木刑事「唯一の出入り口である玄関にはあの二人のボディーガードが張りついていて、この離れに誰かが入る時は入念なボディーチェックをしてたそうですから鈍器を持っていればわかりますよ。金属探知機まで使っていたようですし」 沖矢昴「では元々離れの中にあった物を凶器として使ったことはないんですか?」 ![]() ![]() 高木刑事「もちろんあのモップから血液反応は出ませんでしたけど」 コナン「じゃあ、その人が離れに入った時はあのオッサンもう亡くなってたの?」 高木刑事「ああ。仙波さんがボディーチェックを受けた後、離れに入って声をかけたけど返事がなく、お風呂場のドアが開いてたから覗いてみたら、樋山社長が頭から血を流して倒れていて、駆け寄ったら入り口の所のガラス破片を踏んでしまい、玄関に戻ってボディーガードにそのことを伝えたらしいよ」 高木刑事「ええ。そうだったようですけど」 沖矢昴「ボウヤももう気づいているだろ?17年前、羽田浩司が殺された事件と酷使しているんだよ」 ![]() 赤井秀一「俺をFBIに駆り立てたあの事件にな」 ![]() コナン「17年前もう赤井さん、あの羽田浩司の事件にかかわってたの?」 沖矢昴「いや、直接かかわっていたのは俺の父だ」 コナン「じゃあ、赤井さんの父さんもFBI捜査官だったとか?」 沖矢昴「そうか…」 阿笠博士「もしかして彼が例の…」 千葉刑事「ええ。遺体の第一発見者の仙波和徳さんです」 仙波和徳「あん?」 沖矢昴「少々右足をかばって歩かれているように見受けしたので」 仙波和徳「今日怪我したのは右足だよ」 ![]() 仙波和徳「右足は先月、交通事故に遭ってポッキリやっちまってその後遺症だよ。お陰で先週まで入院してたぜ」 ![]() 沖矢昴「よろしければ遺体を発見した時のことを再現して頂けませんか?」 仙波和徳「なんで刑事でもねぇあんたのために」 ![]() コナン「あのハサミってもう一つ特別な機能があって、もしもおじさんが遺体のそばであることをしてたらその機能が作動してるかもしれないよ?」 ![]() 仙波和徳「まずはこの離れの玄関でこの二人のボディーガードにこんな感じでボディーチェックされてよ、んで引き戸を開けて中に入って」 沖矢昴「それで?頭から血を流してうずくまっていた樋山さんのこの姿を見て思わず駆け寄ろうとしたんですね?」 仙波和徳「いや、俺が覗いた時は扉は少ししか開いてなかったからよ。だからコップの破片に気付かなくて」 コナン「だったら変じゃない?扉がほとんど閉まってたんなら、おじさんが扉を開けて入ろうとした時にコップの破片は扉に押されてほとんど扉の向こう側に行っちゃうよ?」 ![]() コナン「それに犯人が扉を閉めたんなら、もっと入り口のそばに破片が寄せられてると思うけど」 仙波和徳「勘違いだった。扉はこのまま全開だったんだ。あの遺体に目を取られて床なんかに気が回らなかったんだよ」 ![]() コナン「ホントに~?」 ![]() 仙波和徳「だったら何だ!?この俺が犯人だとでもいうのか!?」 ![]() 仙波和徳「え?」 沖矢昴「ネクタイをきっちり締められている割にはだらしないですね」 ![]() 仙波和徳「あ…いや…今日はたまたま…とにかく!俺は凶器となる鈍器を持っていなかった!それが犯人じゃないって証拠だよ!不愉快だ!帰る!」 ![]() ![]() 鑑識「写真も撮ったし、このコップの破片回収するか」 沖矢昴「この割れたコップって、あの洗面台に載っているコップと同じ物ですよね?」
沖矢昴「遺体から妙な匂いがしてましたけど」 ≫関連記事:羽田浩司殺人事件 | |||
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