カグラバチ | 第80話『密室』ネタバレ(最新話) | Kagurabachi

Kagurabachi
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru)
カグラバチ 漫画 80話 ネタバレ 感想 漣伯理 ハクリ Kagurabachi chapter 80
カグラバチ 第80話ネタバレ
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カグラバチ 第80話

カグラバチ 漫画 80話 ネタバレ 感想 毘灼 松のおじさん Kagurabachi chapter 80
サブタイトル密室
配信日2025年5月26日
ジャンプ2025年26号
登場人物
漣伯理
区堂
薊奏士郎
毘灼(松)
石枚
漣宗也

第80話 密室

『神奈備本部第二層』
漣伯理「めっちゃ本！」
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区堂「全て妖術に関する書物だ。身体に生来宿っている妖術と違って基本的な移動術や結界術などは学問に近い。ここにはその公式やノウハウがびっしり詰まっている。漣家も名門だ。こういう書庫はあったんじゃないか？」
漣伯理「あったけどこんなには…」
区堂「神奈備で役に立つには勉強必須だからね。巻墨とは会ったんだよね。例えば彼らはその道の職人だ。このフロアの全てを頭に叩き込んで応用できるようになれば彼らに並べるよ。勉強は苦手か」
漣伯理「(あの子、そんなスゴかったのか) あの…さっきから地響きがすごいですけど」
区堂「多分、薊の殴る音だね」
漣伯理「殴る音！？突き抜けてくるんじゃ…」
区堂「心配無用さ。結界がある。巻墨とは少し違った分野だが、同水準の職人が七人、中枢に入れ替わり常駐し結界の強度を支えている。貫こうと試みてもそもそもが強固な上、リカバリは途切れない。破るなんて不可能だよ。このように音は通しててしまうが」
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区堂「壱鬼さんも参加したかな」
漣伯理「だれ？」
区堂「会議にいた小さなお爺さん」
漣伯理「え…あの人も戦うんすか！？」
区堂「上層部連中は薊が頭一つ抜けてるが、皆それに近い実力者さ。私はあまり戦闘向きではないが。まあ言っても上層部は大体皆年だ。活きのいいのはこっちだろうな。それぞれが直属に抱える精鋭部隊連中」
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区堂「そのほとんどが今この施設内にいる。他には基礎教育課程を修了した三百人強の戦闘員。帯刀してる者は基本そうだ」
漣伯理「教育課程って」
区堂「玄力を伴う武術の修練に加えて基本妖術…そうだな…さっきの書庫の3分の1は頭に入ってるはずだ」
漣伯理「大所帯だ」
区堂「ああそれを鉄壁の結界が囲う…これ以上の堅守はない。薊たちは今本部を護るためというより、ただその外へ出て獲物を狩っているだけだ」
『薊サイド』
薊奏士郎「(…いや、腑に落ちないな。慚箱の時のように雫天石の武器を使うでもない…毘灼はいつだって用意周到だった。計画が狂って焦ってる？にしてもここへきて自滅するようなマネをするだろうか)」
『ハクリサイド エレベーターの中』
石枚「区堂さん、大忙しいですね」
区堂「石枚(いしひら)、全くだよ。ああ…彼は教育課程の指導員の一人だ」
漣伯理「どうも」
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石枚「若いね。最近は君くらいの子を教えてるよ。若い芽もじわじわと増えてきてね」
区堂「教育…重要な仕事だ。現状抱えている人手不足は深刻だ。それを解消するための礎が彼らによって築かれつつあるんだ」
石枚「私はずっと国のために尽くしてきた。戦争にも出向いた。見てくれ。ユキ…私の娘だ。来月で4歳になる」
漣伯理「可愛い～」
石枚「だろ？くしゃっと笑うんだよな。私にとってこの国よりも大事なものだ」
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区堂「石枚！？士透」
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区堂「私に構うな」
「結界内で4箇所、登録のない玄力が爆せた」
漣伯理「(区堂さん…俺を守って…松の妖術…なんで石枚(あのひと)から…)」
職員「いたぞ」
漣伯理「今上で区堂さんが」
職員「殺すか？」
職員「いや、こいつを餌にして主力を釣るって話だろ。悪いな。家族のためだ」
漣伯理「(家族…さっきの人も同じような…)」
『毘灼サイド』
📱毘灼(松)「あと…石枚君だね。彼も役目を終えた。娘さんは解放してあげてください。さて…頑張れよ兵士たち」
『ハクリサイド』
職員「動かれちゃ面倒だ。手足を斬る」
漣伯理「いいけど…どうやって？」
職員「刀が！」
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漣伯理「武器はもらった…ので…降参…とかって…」
職員「気絶させる」
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漣伯理「(歯止め効いてない！これどうする？絶対三人だけじゃないよな。下手したらその中(上層部)にも…上は陽動ってやつだ。主力をおびき寄せて仲間どうしで内部で殺し合わせたいんだ。止められるのは…俺！)」
職員「…あれ…なんかこいつ全然効いてない？」
『彼ら(神奈備職員)を鍛えたのは5年に渡る神奈備式肉体強化計画。彼(ハクリ)を叩き上げたのは約十年、漣家当主長男による手加減・底なしの愛』
漣伯理「ごめん。威葬！」
カグラバチ 漫画 80話 ネタバレ 感想 ハクリ 漣伯理 威葬 漣宗也 Kagurabachi chapter 80
漣伯理「(気絶じゃ松のヤツは発動しない？ここから誰が敵かわからない。でもそうだ…俺はもう戦える。剣聖と真打が堕ちればこの国は終わる。チヒロだって今どこかで戦ってる) 俺も主力だ！」
『己が戦場へ駆け出せ！混迷極める神奈備本部！ハクリを待つ運命は…！？』
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