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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第174話ネタバレ | |||
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黒執事 第174話![]() | |||
配信日 | 2021年3月18日 | ||
サブタイトル | その執事、医療 | ||
Gファンタジー | 2021年4月号 | ||
扉絵 | バルドロイ、劉 (ラウ) | ||
単行本 | 31巻 | ||
登場人物 | バルドロイ ロナルド・ノックス 劉 (ラウ) エイダ コニー | ||
第174話 その執事、医療バルドロイ「(採血ルーム!?オレらの調査目的だったのにこうもあけすけに晒すなんて…この女、一体どういうつもりだ!?)」 エイダ「ここでは入所者から血液を採取し、さる研究機関へ提供することで医学の進歩に貢献している」 ラウ「さる研究機関?」 エイダ「ああ。アテナ退役軍人療養所はその研究機関からの支援で運営されている。検体提供に協力することで他の療養所よりも手厚い支援を受けることが可能となった。寄付金に頼っていた従来の不安定な運営方法では患者全員に十分な看護を施すことはできない。そして十分な看護なくして患者を社会復帰に導くことはできない」 エイダ「ただし採血は入所者の中でも若く体力がある者。そして合意が得られた者のみとしている」 バルドロイ「え?(坊ちゃんの話じゃ意識を奪って勝手に血を搾り取る集団だって…)」 コニー「エイダちゃん、俺の採血終わったぜ」 エイダ「ああ、今外す。コニー、今月も半パイント(280ml)提供してくれたんだな」 コニー「これくらいお安い御用だよ」 エイダ「ご協力感謝する。次は1か月後にしよう」 コニー「本当にそれっぽっちでいいのかい?こんな俺でも何かの役にたてるなら毎日採ってもらっていいくらいだ」 エイダ「それは絶対ダメだ!あ…いや…血液不足は不健康に繋がるからな。かつてはあらゆる熱病に効くとされてきた瀉血方も統計学的には逆効果であることがわかっているんだ。しっかり食事と休養をとり、体調を万全に戻してほしい」 (※瀉血方:血液を人体の外部に排出する治療法。19世紀中頃まではさかんに用いられた。) コニー「心配性だなエイダちゃんは。ここにいたら不健康になんかなりっこないって」 エイダ「ああ、私が絶対にそんなことにはさせない」 エイダ「貴方にも献血を無理強いするつもりはない。バーンズ家からは入院にあたって寄付もいただいた。だがもし体力に余裕が出てきたら…その時はどうかご助力願いたい」 バルドロイ「あ…ああ、考えとく」 『ラウ&バルド』 ラウ「いやあまさかこうもあっさり手の内を明かしてくれるなんてねぇ…調査の手間が省けすぎて拍子抜けしたよ」 バルドロイ「ああ…そうだな」 ラウ「せっかく都会の喧騒から離れて空気が美味しいところにきたからもう少しのんびりしていたい気分だったけど…で、どう殺る?」 バルドロイ「え?」 ラウ「銃やナイフで一人ずつやるのはすこし骨が折れそうだよね。火事に見せかけて燃やしちゃうのが早いと思うけど…」 バルドロイ「お…おいちょっと待ってくれ!」 ラウ「え?なんで?やだなあ~ここは伯爵に害為す血液採取施設だよ。キミはここに何しにきたの?料理人くん?」 | |||
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