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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第173話ネタバレ | |||
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黒執事 第173話 | |||
配信日 | 2021年2月18日 | ||
サブタイトル | その執事、療養 | ||
Gファンタジー | 2021年3月号 | ||
扉絵 | エイダ、レイラ | ||
単行本 | 31巻 | ||
登場人物 | バルドロイ ロナルド・ノックス 劉 (ラウ) エイダ レイラ コニー ニコラス | ||
第173話 その執事、療養バルドロイ「(無事に潜入は果たせた。次はこの施設が血液を集めているかどうかを確かめねぇと。それにしてもあの中国人マジで信用ならねぇ…あいつ、マフィアの幹部だろ?坊ちゃんを匿うまではわかる。でもなんでここまでついてきたんだ?)」 ニコラス「おーイーサンのベッドを次に使うのはアンタか。お前さん、どこの戦争に行ったんだ?インドの大反乱か?それともクリミアか?」 コニー「ニコラス爺さん、インドだのクリミアだのもう30年も前のことだぜ」 バルドロイ「じゃあ、その頃オレは家庭教師に尻をひっぱたかれてベソかいてたな」 コニー・ニコラス「ははは」 バルドロイ「オレが行ったのは北アフリカだ」 コニー「スーダンか。じゃああっちですれ違ってたかもしれないな。ひでぇ戦いだった。おかげで俺もこのざまだ。俺はコニー。よろしくな兄弟」 バルドロイ「マシュー・バーグだ」 コニー「お前さんはなんでこの療養所に?」 バルドロイ「オレは身体こそ無事だったが、頭ン中を戦場に置いてきちまったらしい。しょっちゅう頭が戦場にぶっとんじまうオレに嫁も息子も愛想を尽かして出ていったよ」 ニコラス「そりゃ一番大事なもんを忘れてきちまったな」 コニー「だがよ、安心していいぜ兄弟。ここには奇跡の癒やし手がいる。そのベッドにいたイーサンだってひどいもんだったが元気になって出ていった。噂じゃ酒屋で配達の仕事をしてるんだってよ」 バルドロイ「ここにも配達にきてくれないもんかね」 ニコラス「お前さんもきっとよくなる」 バルドロイ「ああ、そう願いたいね」 『その日の夜』 バルドロイ「(全員寝てるな…今のうちに施設内を調べておくか)」 エイダ「何をしてる」 バルドロイ「…!?あ…あんたこそこんな夜中になんで…」 エイダ「夜間の巡回は看護の基本だ。夜は気温が下がり、患者の容態が急変しやすい。貴方こそ何をしている?心身の回復には良質な睡眠が大切だぞ」 バルドロイ「(この女、まさかオレをマークしてたのか?) ちょっと小便に…」 エイダ「なら明りが必要だな。付き添おう」 バルドロイ「(ちっ…今日のところは諦めるしかないか)」 『翌朝』 エイダ「起床時間だ!総員庭に集合!」 バルドロイ「(入所者を庭に集めて一体何をやらせるつもりだ?)」 エイダ「総員整列!ではこれより健康ハツラツ体操をはじめる!」 エイダ「腕を上にあげろ!1・2!」 エイダ「よし、今日はここまで。身体を冷やすな。ゆっくりと白湯を飲んだあと朝食をとれ。新入り!食事が終わったら今日は施設を案内する」 バルドロイ「わかった。助かるよ」 ラウ「では我もご一緒しよう」 ラウ「血液採取施設がないか探るまたとないチャンス到来だね」 バルドロイ「ああ」 エイダ「残さず食べただろうな。では私達についてきてくれ」 『リハビリ室』 エイダ「まずはリハビリ室だ。ここでは戦地で負傷した兵士達に機能訓練を行っている」 「も…もう無理だ!やめてくれ!」 レイラ「あなたは今ブタさんですの。人間語をおしゃべりしてないでチャキチャキ歩くんですの。あっ、バーグさん♡こんにちは。ご希望とあらばバーグさんもレイラが鍛えてさしあげますの」 ロナルド「レイラちゃんはギリギリ限界まで追い込んでくれるから成果が見やすい。ちょっとスパルタだけどね」 ラウ「スパルタとは違うプレイな気がするけど」 『オペ室』 エイダ「次はオペ室だ。野戦病院で不適切な処置を受け、そのまま時が経過してしまった患者も多い。ここではそういった患者に最新の技術で再手術を行う」 バルドロイ「(オペ室…ここで患者から大量に血を抜いていても不思議じゃない)」 エイダ「次が最後だ。外に出よう」 『採血ルーム』 エイダ「最後の施設はこの中にある。採血ルームだ」 | |||
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