
進撃の巨人 The Final Season EPISODE 73
第4期14話(73話)『暴悪』 ネタバレ⑴
🔶放送日(Air date): 2021年3月15日
第73話『暴悪』 Savagery
🔷リヴァイ・アッカーマン Levi Ackerman CV.神谷浩史
🔷ハンジ・ゾエ Hans Zoe CV. 朴璐美
🔷エレン・イェーガー Eren Yeager CV. 梶裕貴
🔷ミカサ・アッカーマン Mikasa Ackerman CV.石川由依
🔷アルミン・アルレルト Armin Arlert CV. 井上麻里奈
🔷ジャン・キルシュタイン Jean Kirstein CV. 谷山紀章
🔷フロック・フォルスター Floch Forster CV.小野賢章

アルミン「エレン、君と話がしたかったのは僕らの方さ。どうして単独でマーレ襲撃に至る選択をしたのか、本当にジークやイェレナに懐柔されてしまったのか」



エレン「オレは自由だ。オレが何をしようと、何を選ぼうと、それはオレの自由意思が選択したものだ」

アルミン「イェレナと密会した後の行動もエレンの自由意思なの?」
エレン「そうだ」

ミカサ「いいえ、あなたは操られている!あなたは敵国とはいえ関係のない人々や子供を巻き込むような人じゃない!」

ミカサ「そして誰よりも私達を想い大切にしてきた」

ミカサ「そうでしょ?あの山小屋で私を助けてくれたのは!マフラーを私に巻いてくれたのは」

ミカサ「あなたが優しいからでしょ?」

エレン「手はテーブルの上に置けと言っただろ」

エレン「オレはレベリオでしジークと話をした。兄弟水入らずでな。ジークは巨人についてマーレが知ている以上の知識を手にしている」


エレン「アルミン、お前の脳はベルトルトにやられちまった。敵に操られているのはお前の方だろうが」

ミカサ「エレン、あなたは」
エレン「ミカサお前もだ!」

エレン「アッカーマン一族はエルディアの王を守る意図で設計されたもんだよ」

エレン「あの時お前は死に直面する極限状態の中でオレの命令を聞いた」

エレン「"戦え"と」

エレン「その瞬間、お前の本能が目を覚ましたんだろう。偶然オレを護衛すべき宿主だと錯覚したことでな」


ミカサ「偶然…じゃない…」


ミカサ「あなただから!エレンだから!私は強くなれた!それはあなただから!」

エレン「力に目覚めたアッカーマンは、突発性の頭痛を起こすことがよくあったらしい。本来の自分が宿主の護衛を強いられることに抵抗を覚えることで生じるらしいが、心当たりは?」

ミカサ「!!!!」



ミカサ「…ない」

エレン「要するに本来の自分を失いただ命令に従うために作られた一族、つまりは奴隷だ」

アルミン「やめろ!エレン!」





兵士「イェーガーさん!」
エレン「なんでもねぇ」

エレン「なぁ、アルミン、お前とは昔から喧嘩したこと無かったよな」



エレン「何でかわかるか?」

エレン「お前とオレじゃ喧嘩になんねぇからだよ」


ミカサ「…やめて…」




ミカサ「もう…やめて…」



エレン「最初に言った通りお前らがジークの居場所を教えるってんなら、オレ達は争う必要はねぇ」

エレン「だから大人しくついてこい」


アルミン「それで?」

アルミン「結局何が言いたかったんだよ?」

アルミン「ミカサを傷つけることが君が求めた自由か?どっちだよ、クソやろうに屈した奴隷は!」

エレン「誰が奴隷だ」

エレン「行くぞ」


ミカサ「いいえ、あなたは操られている!あなたは敵国とはいえ関係のない人々や子供を巻き込むような人じゃない!」

ミカサ「そして誰よりも私達を想い大切にしてきた」

ミカサ「そうでしょ?あの山小屋で私を助けてくれたのは!マフラーを私に巻いてくれたのは」

ミカサ「あなたが優しいからでしょ?」

エレン「手はテーブルの上に置けと言っただろ」

エレン「オレはレベリオでしジークと話をした。兄弟水入らずでな。ジークは巨人についてマーレが知ている以上の知識を手にしている」

アルミン「な…何を…」

エレン「アルミン、お前の脳はベルトルトにやられちまった。敵に操られているのはお前の方だろうが」

ミカサ「エレン、あなたは」
エレン「ミカサお前もだ!」

エレン「アッカーマン一族はエルディアの王を守る意図で設計されたもんだよ」

エレン「あの時お前は死に直面する極限状態の中でオレの命令を聞いた」

エレン「"戦え"と」

エレン「その瞬間、お前の本能が目を覚ましたんだろう。偶然オレを護衛すべき宿主だと錯覚したことでな」

ミカサ「違う…」
エレン「違う?何がだ?」

ミカサ「偶然…じゃない…」


ミカサ「あなただから!エレンだから!私は強くなれた!それはあなただから!」

エレン「力に目覚めたアッカーマンは、突発性の頭痛を起こすことがよくあったらしい。本来の自分が宿主の護衛を強いられることに抵抗を覚えることで生じるらしいが、心当たりは?」

ミカサ「!!!!」



ミカサ「…ない」

エレン「要するに本来の自分を失いただ命令に従うために作られた一族、つまりは奴隷だ」

アルミン「やめろ!エレン!」

エレン「オレがこの世で一番嫌いなものがわかるか?不自由な奴だよ、もしくは家畜だ」

アルミン「エレン!!」

エレン「そいつを見ただけでムカムカしてしょうがなかった」

エレン「その理由がやっとわかったよ。何の疑問も抱かずただ命令に従うだけの奴隷が見るに堪えなかった。オレはガキの頃からずっと」

エレン「ミカサ、お前がずっと大嫌いだった」


アルミン「エレン!!」

アルミン「よくもミカサを!!」




アルミン「ミカサ…」


ミカサ「…ち…違う…」

エレン「お前はただそれだけだ」



アルミン「エレン!!」

エレン「そいつを見ただけでムカムカしてしょうがなかった」

エレン「その理由がやっとわかったよ。何の疑問も抱かずただ命令に従うだけの奴隷が見るに堪えなかった。オレはガキの頃からずっと」

エレン「ミカサ、お前がずっと大嫌いだった」


アルミン「エレン!!」

アルミン「よくもミカサを!!」




アルミン「ミカサ…」

エレン「お前はただそうやってアッカーマンの血が反応するままに生きてきた」

ミカサ「…ち…違う…」

エレン「お前はただそれだけだ」






兵士「イェーガーさん!」
エレン「なんでもねぇ」

エレン「なぁ、アルミン、お前とは昔から喧嘩したこと無かったよな」



エレン「何でかわかるか?」

エレン「お前とオレじゃ喧嘩になんねぇからだよ」


ミカサ「…やめて…」




ミカサ「もう…やめて…」



エレン「最初に言った通りお前らがジークの居場所を教えるってんなら、オレ達は争う必要はねぇ」

エレン「だから大人しくついてこい」

エレン「連れて行け」
兵士「はい」

アルミン「それで?」

アルミン「結局何が言いたかったんだよ?」

アルミン「ミカサを傷つけることが君が求めた自由か?どっちだよ、クソやろうに屈した奴隷は!」

エレン「誰が奴隷だ」

エレン「行くぞ」

リヴァイ兵長「俺達の会話が気になって集中できなかっただろ?」
ジーク「7回も読んだ本に熱中しろってか?ところでワインはもう残ってないのか?」



ジーク「了解だ、ボス」

リヴァイ兵長「(ピクシスの返答がどうであろうと奴を切る)」

リヴァイ兵長「(完全武装の兵士が30名、この森を上から囲んでいる。獣の巨人になろうと奴に逃げる術は無い。やはり髭面野郎は俺達の敵だった)」

リヴァイ兵長「(それが判明した時点で人質に手足をつけとく理由はねぇよな)」

リヴァイ兵長「(長かった…エルヴィン…)」

リヴァイ兵長「(あの日の誓いをようやく果たせそうだ)」

リヴァイ兵長「(お前達の死には意味があった)」

リヴァイ兵長「(それをようやく証明できる)」




リヴァイ兵長「一月もここにいるんだぞ。一滴も残ってねぇよ」


ジーク「了解だ、ボス」

リヴァイ兵長「(ピクシスの返答がどうであろうと奴を切る)」

リヴァイ兵長「(完全武装の兵士が30名、この森を上から囲んでいる。獣の巨人になろうと奴に逃げる術は無い。やはり髭面野郎は俺達の敵だった)」

リヴァイ兵長「(それが判明した時点で人質に手足をつけとく理由はねぇよな)」

リヴァイ兵長「(長かった…エルヴィン…)」

リヴァイ兵長「(あの日の誓いをようやく果たせそうだ)」

リヴァイ兵長「(お前達の死には意味があった)」

リヴァイ兵長「(それをようやく証明できる)」


